masumiノート

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何とかやれている状況です(^^)v

2014年08月06日 | ガソリンスタンド2



系列仕切りと業転格差縮まらず 販売店沈滞ムード(九州)
4月以降様々な変化(流通証明書や高度化法など)で流通の適正化が図られ、市場環境が好転すると期待していたが、夏場に入っても好転しないため販売店から失望の声が漏れている。


販売店 価格競争“蚊帳の外”
商圏内の安値に追随すればマージンは1円しかない。
販売数量の少ない小さな店にはマージン減は死活問題で「とても追随できる価格ではない」。

現金客だけでなく長年の固定客もジワリと流出していく現状にただ手をこまねいているわけではない。
しかし販売サービスや大型車などの車両を選ばない窓拭きサービスなどに手を尽くしても、7円以上の格差には太刀打ちできないのが現状だ。 
小さな努力やサービスが報われない価格競争に販売業者たちの徒労感は増大している。




PB増加 歯止めかからず
当初、PBに対する業界の見立ては、「系列と違って供給不安は免れない」というものだった。
(しかし)
絶えず付きまとう供給過剰。加えて仕入れの有利性。PBにとってこれほど都合のいい条件はなかった。
一方、元売も上手く利用した感は否めないという。
系列からの離脱組が増えれば販売減につながる。それを補うにはPBを利用しないという方法はない。
「そう考えたのではないか」事情に詳しい関係者は明かす。

(例え供給過剰が薄れ格差が縮まったとしても適正マージンはSSによって異なるし価格競争はなくならない)
特約店の中には「販売店を救うにはPBしかない」とみる向きもあり、PBの増殖に歯止めがかかったわけではないようだ。


経営悪化も閉鎖にためらい 「何とかやれている状況」(山口)
価格競争はもはや体力勝負の域に達しているにも関わらず、「当たり前」の転嫁もできずガソリンマージンは圧縮するばかり。
経営悪化に見舞われているSSは多いが、なかでも体力のない中小業者は「坂道を転げ落ちている状態だ」と深刻だ。

「毎年、販売量(客数)は減少する一方」といい、セルフSSの価格攻勢による顧客流出の大きさをうかがわせている。
地道な運営だけで顧客を固定(集客)するのは限界だとしている。

「今すぐ倒産する」事態には至っていないが「このままでは時間の問題」なのも確かで、体力を削りながら「何とかやっているに過ぎない」のが現状だ。

別の民族系業者も閉鎖を考えながら踏み切れない理由に「何とかやれている」ことをあげる。
一度に大きな赤字(負債)でも出れば諦めもつくが、月間10万円前後の赤字では「(閉鎖に)踏み切れない」という。
「真綿で首を絞められている」厳しい状況で、ギリギリの経営を強いられている業者は増えている。

***8月4日 燃料油脂新聞より***

>ギリギリの経営を強いられている

(強いられているわけではないけれど・・・)
この意味を理解できる人はどのくらいいらっしゃるでしょうか。


同業者であっても理解出来ない人も在るでしょう。




元売や大手特約店などがいう「安定供給」とは違う。
地場業者の、顧客に対する使命感。


この業界の変動のなかでも、

変わらずに顧客で在り続けてくれた人達に対しての、この気持ち。