神去なあなあ夜話 | |
クリエーター情報なし | |
徳間書店 |
主人公の勇気くんに親近感を抱くわけ
鯉の恋
書き出しが似てるよね?
“日常”ほどの笑劇的な衝撃的な出来事は無かったけれども、やっぱり神去村は良かった。
“講”の旅行で両親を亡くした(高校生だった)清一の背負った途方もないもの。
それは相続した山だけではない。
神去村、村民の生活、それも子子孫孫脈々と続く神去村の未来までをも背負ったんだね。
それ故、息子の三太が超合金ロボを欲しがっても、“手作りのクリスマス”で、帝王学ならぬ 「お山の大将学」を伝授するのじゃ~
夜話では繁婆ちゃんに驚かされた。
なんと、パソコン教室で身に着けたスキルで勇気のパソコンを勝手に操り執筆活動に参加しちゃうんだもん。
あと、孫のヨキ夫婦と勇気を前に平然と“夜話”を語るところは年の功か・・・(゜_゜i)・・・
オコゼの干物を懐に、オオヤマズミさんの上の娘に気を遣う、(勇気には)“不愛想すぎる”山根のおっちゃんや、お稲荷さんの霊力を恐れてそっとオコゼを返す村人。
信心がいきている、そして、“なぁなぁ”の、神去村の住人たち。
濃密な村の人間関係は時に息苦しくもあるだろうけど、そういうときこそ“なぁなぁ”なんだろうね。
DNAの記憶を呼び覚ますような山や川の描写に、林業がさびれないでほしいと思う。
“日常”の本の帯に映画の登場人物が写っていて、この配役は合ってるなぁと思う。
映画はまだ観ていないけど、原作とはやっぱり少し違うんだろうか・・・
それで、masumiさんが本を読みながら思ったのは、清一役には眞島秀和さんが良いんじゃないかと思ったんだけどどうかな?
そしてその妻役は井川遥さん。
西田尚美さんはどちらかというとみきさん(ヨキの奥さん)役じゃないかな~
なんてね((^┰^))ゞ
これは原作から思い浮かんだ配役で、映画はまた別だと思うので悪しからず、ヽ`アセ(;~▼~;)アセ、ヽ`