夜ごはんを食べていたら外からニャーゴニャーゴと濁声がして、まったり寛いでいたタマが耳を立てた。
この声は、やっぱりにゃんこ先生だ(笑)
カーテンを開けて、ご対面。
・・・なんか、タマの方が強そう(^^;
タマがその場を離れたあともにゃんこ先生はニャーゴニャーゴとそこら辺に首筋を擦り付けていた(~~;
1月23日 ぜんせき 低マージン化が顕著
全国各地の販売業者の声・・・共感できることばかりの「声」です。
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ガソリンスタンドは店舗を維持管理していくだけでも多額の経費が掛かる業種なのに、必要なマージンが取れない程の価格競争が規制緩和によって始まりました。
「100円で仕入れたものを120円で売っていたが、経営努力により110円で売る店が現れた」ーという競争であれば、ガソリンスタンド業者は誰も何も文句は言いません。
しかし、
「自店の仕入が100円なのに、100円で(時にはそれ以下で)売る店が現れた」というのが、この業界で起きた“規制緩和”です。
(※既存の系列店は系列特約店制度などに規制されたままでした)
ですから本来ならばそうした系列店は一致団結して「仕切り格差」を元売に、消費者庁に、公取委に、そして世間にも訴えることになったと思うのです。
しかし、『業転玉』というモノがありました。
系列店でありながら正規の系列ルートではなく非系列ルートの業転玉を仕入れることで、
安値店と同じ価格で売ることが可能になり、消費者からの 高値というクレームも回避できました。
元売は「業転は出していない」と言っていた時代です。
業転玉は公然の秘密でありタブーであり必要悪と呼ばれていた時代です。
例え品質に問題は無いのだとしても、業界人であれば「業転玉」と「系列玉」の違いは知っています。
「お客さんを騙すような真似は出来ない」
「供給不安時には業転玉が先に止まる。(この先オイルショックのようなことは起きないとしても、それを経験している者として)自店の常連顧客のためにも業転玉に手を出すことは出来ない」
「化管法によりその都度元売に証明書発行を依頼しなければならない顧客がいる」
業転玉に手を出す販売店が増える一方で、系列仕入れを貫いてきた販売店も多いのです。
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今日の燃料油脂新聞「記者の眼」で、元売の恩恵と言えるのは「安定供給くらい」。もちろん重要なことだがそれにこだわって閉鎖に追い込まれては元も子もない。(系列に属する意義問い直す)と書かれていました。
まさにそこです。
組合が「系列でも業転から仕入れても良いようにしてくれ」と要望して、自民党石油流通問題議連や公取委が同意して元売に働きかけましたがとんでもないことです。
自然消滅したようですが、消費者不在にもほどがあると思います。
化管法絡みの顧客を有する販売店のことも置き去りです。
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系列ルートから仕入れる系列店
非系列ルートから仕入れるPB、無印店
そこに、 非系列ルートからも仕入れる系列店が存在することで収拾がつかなくなるのです。
消費者に対して説明が出来なくなるのです。
結果、10年15年経っても何も変わらず、系列店が半数にまで減った今になってもまだ、業界の中であーだこーだとやっているのです。
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“元”系列店で“現”非系列店が今利益を出せているのは当たり前のことだと思うのです。
系列店が苦悩している姿に「業転を取れば良い」というのも簡単なことです。