小さいおうち [DVD] | |
クリエーター情報なし | |
松竹 |
「嘘はダメだよ」(ありのまま、本当の事を書くんだよという意味で)
タキの自叙伝を読みながら健志が何度もタキに言う。
「私ね、長く生き過ぎちゃったの」
突っ伏してわんわん泣きながら言う、その声は少女のよう。
タキちゃんが渡さなかった、渡せなかった、時子から板倉への手紙・・・
イタクラショージ記念館に飾られていた、“小さいおうち”
タキの寝室に飾ってあった、“小さいおうち”
相思相愛の三角関係。
健志には「子供の頃(板倉とタキちゃんと)3人でよく海に行った」と言う晩年の“ぼっちゃん”は、イタクラショージ記念館の人間には「子供の頃のことなのでよく覚えていない」と答えた。
優しい嘘、哀しい嘘、
泥棒の始まりじゃあない嘘
寅さんもよくそんな嘘をついたよね
おまけ。
「サンダル履きが似合う女優 倍賞千恵子の実像 」msnニュース(話題) より
渥美がまだ生きている時の話だが、そんな倍賞がスキーで足を折った時、渥美はこんな見舞いの手紙を出したという。
「痛くてかわいそうだが、だいじょうぶだよ。あんたはクソババアになるまで女優を続ける人だよ」