8月27日燃料油脂新聞より
「本業以外の商品をなぜ売らなければならないのか」
石油で利益出せない状況に疑問
※ガソリンスタンドを建てようとしたら何千万~1億以上かかります。
地下タンクや計量機
危険物を扱うためハードルの高い消防法...
それだけの費用を掛けて、危険物(ガソリン)を販売するための施設を建ててー
ガソリンスタンド業界が行っていることは、ガソリン以外のものを売って利益をあげること。
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無休で離島の暮らし支えて(日間賀島)
バージ(船)の共同化必要
対岸の知多半島や西三河の油槽所に燃料を仕入れに行くには、港外の波に耐えられる大きい船が必要で、(島にあるガソリンスタンドの)4軒とも中型の沿海バージ船を所有して自社タンクまで運搬している。
「こんな小さな島にバージ船8艘は効率が悪い。昼でも夜中でも出漁していく漁船のために港内船は欠かせないが、沿海船は週に1度くらいしか航海しない。かつては月平均300キロリットルの軽油販売がいまは200キロもない。維持費や老朽化を考えれば4軒で個々に所有は無理の時代になった」
共同所有検討の必要性を感じてはいるが、どのバージ船もまだ現役で動かせるため具体的な話は進んでいない。
「高齢なんて言っていられない。自分と息子、それに嫁の3人がバージ船操縦に必要な小型船舶1級の免許を取得し仕事をしている。漁は休みなしだからSSも無休。 旅行にも行けない暮らしを孫にまで継がせる気持ちはない。 寂しいもんだがね」と最後は小声でつぶやいた。
※自分の生活圏で、生業としてきた“石油販売”です。
店は自分の生活であり“人生そのもの”と思う経営者も多いのではないでしょうか。
※アップし忘れていた記事です。
東京・系列委と発券店カード委 元売再要望で連携
8月24日ぜんせき
東京石商系列委員会はこのほど会合を開き、発券店値付けカード問題員会がとりまとめた「発券店値付けカード問題解決に向けての要望書」を両委員会が連携して関係元売に手渡すことを確認した。
9月にも元売支店を歴訪、社長宛てに要望する背景事情なども改めて説明し、改善を求めていく考えだ。
改善を訴える4項目
1、同カードシステムの即刻廃止・給油店値付けシステムへの移行
2、SSを保有しない異業種企業による発券の即刻停止ー
を基本方針としたうえで、
次善策として
3、給油代行手数料の引き上げを加えた3項目を重ねて盛り込むとともに、フルサービスとセルフの経営形態格差などに伴うコスト構造の違いを勘案して
4、代行給油を行うフルサービスSSに対する助成措置も求める・・・
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8月25日燃料油脂新聞より
地場店軽視の販売姿勢
元売は大手店でSS網構築
元売仕切の値上がりにもかかわらず上げ足が鈍い千葉市場。
異業種やPBセルフSSを中心に安値量販店が競争ひしめく地区は元売販社、広域業者の大手店も安値を打ち出し、県内でも陥没が際立っている。
こうした地区の地場店主から指摘されるのは
「仕入れ値を下回る売価になっている」の声で、
さらに「速やかに廃業しろと元売が警告しているとしか思えない」
改善されない不公平な仕切り体系、その根本にある需給不均衡に憤りを隠さない。
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異業種やPBが安いのは安い業転玉が出回っているからで、需給不均衡だから起こり得る。
しかし系列の販社が、競合地区の中で最安値を打ち出しているのはおかしい。
地場店が適正マージンを確保した売価と、販社売価は15円も開いてしまう。
給油客流出防止のためマージンを縮小しなければならないが、そのためには安い業転玉を仕入れざるを得ない。
ただ業転仕入れに対する系列からの締めつけは強く、サインポール撤去を迫ってくるが、それなら仕切りを安くしろといっても交渉する余地はない。
背に腹は代えられないため、運転資金で仕入れられる程度の業転玉を購入している。
結局、元売は販社や大手の特約店を中心にしたSSネットワークの構築を進めており、効率の悪い小規模の地場SSは排除していかざるを得ないと判断したうえで行動している。
仕切り無視する売価 業転上昇が正常化のカギ
大阪府内PBセルフ 経営環境一層悪化
***以下masumi
お盆の、実家の墓参りで国道1号線を走ります。
EMGか出光か忘れましたが、セルフが一軒閉鎖していました。
元売マークを掲げている大手セルフばかりのなかで、1軒のPBがあります。
最安値だったと思いますが、スタッフが給油したり空気圧チェックをされていたのでフルだと思います。
もの凄く頑張っておられると思います。
PS
元はコスモのガソリンスタンドだったようです。
星ヶ丘のコスモ石油だったところが「カー・トレ ガソリン」ってガソリンスタンドに変わってる。国道1号沿い