ガソリンスタンド経営業者としては過去最大の倒産、
関西を中心にガソリンスタンド「ベストプライス」を展開していたアルフレックスが破産開始
帝国データバンク 12/5(月) 18:56配信
(株)アルフレックス(TDB企業コード:500474761、資本金40億8000万円、京都府京都市中京区柳馬場通御池下る柳八幡町65、代表近藤憲和氏)は、12月5日に京都地裁より破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は木村圭二郎弁護士(大阪府大阪市中央区北浜3-7-12、共栄法律事務所、電話06-6222-5755)。財産状況報告集会期日は2017年4月26日午後3時。
当社は、2000年(平成12年)3月に設立。
業転物のガソリン(石油元売りによって過剰に生産されたガソリン)を石油関連商社から安価で仕入れ、一般顧客に低価格で販売するビジネスモデルで、「ベストプライス」の店名で関西を中心に、北海道、中部、北陸、中国、九州などでガソリンスタンドを運営し、2012年3月期には年売上高約135億円を計上していた。
しかし仕入先との係争を抱えるなど問題も多く、
※全文は http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161205-00010000-teikokudb-ind でどうぞ。
※以下masumi
st31掲示板によると、愛知県の常滑では相変わらずコストコとユニーオイルの価格競争が続いている模様です。
元売が「安定的に供給を約束するものでは無い」と表明している過剰生産された業転玉を使って、“新たなビジネスモデルとして”価格の安さを売りにしたガソリンスタンドが現れました。
こういう安値店の周辺では廃業に追い込まれた既存のガソリンスタンドも多いです。
そのなかには「安定供給」という使命感のようなものを持って、元売の「安定供給」を信じて、系列玉仕入れを貫いた経営者もいたと思います。
1店舗経営でも何億もの負債を抱えて倒産したガソリンスタンドがあります。
認証工場を備え、車検板金レンタカーなど顧客ニーズに応えようとサービスに努めてきたような外資系元売系列のガソリンスタンドです。
供給に対して責任感のある経営者は業転が安いのを知っていても系列仕入れを貫きます。
そして低マージンで将来性もないと分かっていても営業を続けます。
もちろん自己責任ではありますが、
そういう経営者が何億もの負債を抱えた末に倒産に至ってしまうこの業界の有り様・・・・・
PS
“安売り”をするのはPBや異業種だけではありません。
元売マークを掲げている系列店でも、販社や大手特約店は優遇された仕切りで、また中小業者は業転仕入れで安売りを行い、全量系列仕入れの地場店をスケープゴートにしてきました。