masumiノート

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民間議員・竹中平蔵氏に“退場勧告” 戦略特区に利益誘導批判

2017年06月07日 | 切り抜き

民間議員・竹中平蔵氏に“退場勧告” 戦略特区に利益誘導批判
https://dot.asahi.com/wa/2017053100019.html

「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設計画で、実現までに中心的な役割を果たした「国家戦略特区諮問会議」。特区の認定に「総理のご意向」があったとされることから野党は追及を強めている。

 実は、会議を巡って、特定企業の利益になるように議論が誘導されているのではないかとの疑惑が、以前からあった。

「昨年7月、神奈川県の特区で規制緩和された家事支援外国人受入事業について、大手人材派遣会社のパソナが事業者として認定された。諮問会議の民間議員の一人である竹中平蔵氏(東洋大教授)はパソナグループの会長。審査する側が仕事を受注したわけだから、審議の公平性が保てない」(野党議員)

 これだけではない。農業分野で特区に指定された兵庫県養父(やぶ)市では、竹中氏が社外取締役を務めるオリックスの子会社「オリックス農業」が参入した。自民党議員からも「学者の肩書を使って特区でビジネスをしている」と批判の声がある。

 農林水産委員会などに所属する宮崎岳志衆院議員(民進党)は、竹中氏が主張する農業分野での外国人労働者の受け入れが、人材派遣業界の利益につながりかねないと指摘する。

「民間議員はインサイダー情報に接することができるのに、資産公開の義務はなく、業界との利害関係が不透明だ」

批判が相次いだことで、国会も異例の対応を迫られる事態となった。


5月16日に衆院地方創生特別委員会で採択された国家戦略特区法改正案の付帯決議では、会議の中立性を保つために「民間議員等が私的な利益の実現を図って議論を誘導し、又は利益相反行為に当たる発言を行うことを防止する」と明記。さらに、特定企業の役員や大株主が審議の主導権を握ることを防ぐため「直接の利害関係を有するときは、審議及び議決に参加させないことができる」とした。

 採択の背景について前出の野党議員は「竹中氏を外すため。与党側からもウラで依頼があった」と明かす。与野党議員による事実上の“退場勧告”だ。

 小泉政権に続き、竹中氏は安倍政権でも影響力を持つようになった。ジャーナリストの佐々木実氏は言う。

「会議では一部の政治家と民間議員だけで政策を決めることができる。省庁が反対しても、思い通りに規制緩和が進められる。行政や国会のチェックが利きにくく、『加計学園問題』の背景にもなった。竹中氏はいまの特区の制度を安倍政権に提案し、自ら民間議員にもなっている」

 竹中氏にはパソナグループを通じて見解を求めたが、回答は得られなかった。

週刊朝日  2017年6月9日号


薄氷の経営が始まったばかりの離島

2017年06月07日 | ガソリンスタンド3

6月5日 ぜんせきより (※青系文字がmasumi)


森全石連会長
「業界全体を良くしていきたいと切に思う。
これまでの地震災害などをみても、災害時には地方のフルサービス店が頑張っているのが実態だ。
SSは災害時の最後の砦であり、津々浦々のネットワークをこれ以上崩したくない」

金田三愛石油社長
「真面目に経営しているSSが商売を続けられ、後継者が継げるようにしないといけない。
これまで業界を支え、安定供給の責務を維持してきたのはそのような中小販売店などであることをもっと認識するべき」



お二人とも、おっしゃっていることは正しい。

森会長の会社は神奈川県内に12ヵ所のサービスステーションを展開する富士オイル。
(前会長の関さんの会社は、あのセキショウ)
三愛石油ももちろんガソリンスタンドを運営している。


それぞれの直営店がその市場の地場3者店の仕入れ値では不可能な安値販売をしていなければ、
おっしゃっていることに対して素直に頷けるし、期待することもできます。






止まらない市場軟化
120円割れ急増の恐れ 過当競争激化を不安視


販売不振で玉余り状態が続いているから・・・
そのPBの安値に追随できる系列店は、全石連の執行役に席を置く大手特約店。
(販社や大手特約店は、1SS運営のPB店では不可能なレベルの安値販売が可能)





6月7日 燃料油脂新聞より


閉鎖SS放置問題浮上

※更地にするには1千万円程度の費用が掛かる。
補助があっても数百万は自己負担だし、補助金は一旦工事代金を全額支払ってからしか受け取れない。





環境変化で離島SS苦悩 薄氷の経営に危機感

市況165円の離島に、128円でPB出店@ガソリンリッター37円差



月間販売数量が少ないといっても、周りも一緒。
離島だから仕入れ値自体が高値だとしても、(離島手当10円と)リッターマージンはいくらあったのか。

・・・

近隣の安値店に販売数量の7-8割を独占されて、
尚且つ、リッターマージン一桁の低マージン経営を続けてきた者からすれば・・・


冷たい言い方かも知れないけど、
本土の一部地域では20年以上も前から始まっている「薄氷の経営」です。


ただ、やはり「離島」
共存共栄の精神がなければ将来禍根を残すことになるのではないでしょうか。





“儲け”ない日々

2017年06月07日 | ガソリンスタンド3

ジリ貧を覚悟の上で地下タンク改正消防法対応工事をした。
儲かることなんて「もう無い」と思っている。

価格差を説明できなかった期間は苦しかった。
でももう説明できるようになったから苦しくはない。





(※青系文字がmasumi)

6月5日燃料油脂新聞より



儲けない日々「苦しい」 
新潟県内特約店直営店(2者店)店長

長引く市況低迷に
「頑張りがまったく報われない状況が続き、業界が私たち働く者の望まない方向に舵を切っているようでならない」と落胆の表情を浮かべる。

2014年度は営業利益が1200万円の黒字だった。原油暴落直後の12月にはガソリンと灯油の利益が大幅に伸び、単月でも500万円の黒字が出たほど。2015年度はなんとか黒字を確保できたものの、当時より油外が伸びたのに2016年度は赤字に陥ってしまった。
もっと頑張らなければならないという気持ちがあると同時に、苦しい、しんどいというのが本音。



「利は元にあり」「市況は宝」

2014年の原油暴落・・・

業転価格を基に仕切ってもらえる系列特約店や、他社買いをしていた系列店、そして当然PB店は、「儲け」があったようですが、
全量系列仕入れを貫いていた(調整等の恩恵もない)3者店は、この時も「儲け」とは無縁でした。





2月末水素ST92ヵ所
JXTG40カ所、SS併設18カ所




6月6日燃料油脂新聞より


「元売・SS業者 適正利益を」「コストコ出店は社会問題」
静岡県石商・協

※コストコを悪者にするのは「違いますよ」と言いたい。





セルフ解禁20年経過 消防法規制緩和望む 
消費者も不便さ指摘

※「セルフだから(人件費が掛からないから)安い」わけじゃないこと、もう分かったでしょう?
だから、
だったら最初から“フル”で良かったのでは?と思うのですけど。

というか、

「系列でも業転5割許容を」(販売店の声)
「セルフでも自分で携行缶に給油できるように消防法規制緩和を」(消費者の声)

系列店と非系列店
セルフとフル

それぞれ存在しているんだから、区別くらいちゃんとつけませんか?






需給の適正化切望
「仕切りで商売できる環境を」

元売再編に期待しているのは、系列仕切りで商売できる環境形成だ。
市場混乱が続くなか、業転を仕入れなければ商売を続けられず、それでも利益を失っていく状況から脱却したい。

これまで業転が必要悪のようにとらえられた点は否めない。
業転を手当てせざるを得なかったSSの多くも、矛盾を抱えながら商売してきたと思う。
しかし、業転と系列仕切り格差が解消されれば状況は変わる。

ボトムと一般SSとの価格差は一時に比べれば縮小傾向にあるとされるが、先の経営者が切望するように「系列仕切りで商売できる環境」にはまだまだ距離があるのが現状だ。
始まったばかりの元売再編による地域市場への影響に注目が集まっている。




元売さん、
注目が集まっていますよ!



PM2時20分追記

JX(TG)全油種1円の値下げでした^^



6月8日追記
燃料油脂新聞より
ガソリン仕切り 対応二分
出光・ENEOS1円下げ 
EMGは50銭値上げ

JXTGとして仕切りが揃うのは7月から?