masumiノート

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良識次第

2021年02月19日 | ガソリンスタンド5

2月18日燃料油脂新聞より

ENEOS・出光昭和シェル仕切り
今週も1円50銭値上げ(※11月中旬から15円も)

※それぞれの地域の市況の動きは別ものです。
※多くの地域で転嫁不足のはずです。


コロナ禍がSS過疎化早める 九州ローカル市場の閉鎖増加

>高齢世帯への灯油配達にも支障が出る。
山間部の暖房用や古い家屋の灯油ボイラー需要は多い。
配達は地域の販売店が担っているのが現状で、地域のエネルギー問題につながりかねない。
今年度、九州市場ではすでに24ヵ所が閉鎖した。ほとんどがローカルだ。




新聞販売店に灯油配達依頼 長野

>人手不足に悩む販売業者にとって、灯油の小口配送は大きな負担だ。
手間の割に見返りが少なく、できれば注文を断りたいというのが本音だろう。
しかし一方で地域生活を支える役目がある。


規制緩和後の過当競争下、大手が非効率で不採算だとして切り捨てた灯油の小口配達を、非効率で不採算を承知で(消費者からは高値を理由に暴利と誤解されながら)担い続けて来た地域の地場店。
しかし店主高齢化やコロナ禍で閉鎖する日が来ることは免れないのです。



自己責任経営 根底は公平公正な取引環境


※この業界はグルグルぐるぐる同じことの繰り返し。
何十年も前から変わらない。






2月17日ぜんせきより

福島沖地震で震度6強 SS被災も供給つなぐ 延びる待機車列

「論説」こまめな「満タン」いまこそ






ガソリン109円販売で「あぶらや」を公取委申告 長崎・対馬


>現在、非系列玉のスポット価格は税別でリットル105円程度で、対馬までのローリーとフェリー運賃を加えると販売価格は原価割れしているとみられる。
同SSの低価格によって、周辺SSは急激な販売量の落ち込みなど、経営に大きな打撃を受けており、経営存続の危機に直面している。
こうした状況に対し、県内の販売業者からは「流通段階のどこかで不当な差別対価が行われている可能性もあり、仕入先の調査等も必要」などと流通実態の解明を求める声も高まっている。


※過去の事例を見ても分かるように公取委に過度な期待はしない方が良いと思う。


「対馬で109円てか!?・・そら地場店から客が減っていくのは当然やろ。・・公取委に申告? それよりも住民の良識次第やろな」byこうちゃん

そのためには先ず知ってもらうことが大事だとmasumiさんは思うのです。

ガソリン(石油)の流れと値段(価格差)、そしてガソリンスタンド。 - masumiノート (goo.ne.jp)




規制緩和以降の異常な過当競争から25年ー
こうした業界の事を知らなくても、高値にも関わらず利用し続けてくださる有難いお客様に恵まれていても、
店主高齢化やコロナ禍等で閉鎖する日が来ることは免れないのです。

でもー
対馬はまだ間に合う!