ローソンに銀行免許、金融庁交付 今秋にも営業、流通業界で3社目
ローソンは現在、約1万4千店のコンビニ店舗の大半に現金自動預払機(ATM)を設置。提携銀行の預金の出し入れや振り込みができるが、定期預金やローンには対応していない。店舗に設置したATMならではの金融サービスの提供で利便性を高め、来店客の増加につなげる狙いがあるとみられる。
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確か昨年12月に銀行ATMの維持コストが負担というネットニュースでを見たなぁと思い検索。
ありました。
現金大国日本に重いコスト ATM維持に年2兆円
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25018690U7A221C1NN1000/
そしてこんな記事も
ATMがなくなる日 1台1,000万円の維持費
http://www.thutmosev.com/archives/74217804.html
ATM撤去で限界集落がさらに限界に
ATMは機械そのものが数百万円かかる上、設置する場所代のレンタル費用もかかり、ネット通信や警備、現金収集やメンテナンス費用なども発生する。
ATMはコストの塊のようなもので、銀行員を配置するよりは安いが、今ではネット上で手続きする人も多い。
銀行口座を作っても一度も店舗やATMを利用しない人も居て、彼らはカードや電子マネー引き落としで買い物をしている。
欧米はそうなっていてATMの設置台数は少なく、ATMがあっても現金が入っていない場合が多い。
というのは防犯上の理由で1回100ドル以下しか引き出せないようにしているからで、ATMを持ち去っても大した現金が入っていない。
日本の銀行もやがてATMのリストラを始め、コンビニに2台ずつ設置されているATMは1台に減り、やがて数店舗に1台になるでしょう。
問題はこうした時に必ず、採算性が高い都会は削減せず、赤字の過疎地から削減される事です。
過疎地の方が住民にとってATMの重要性が高いのに、削減されるのは過疎地だと、社会問題に発展する可能性がある。
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ガソリンスタンド業界も同じような感じですね。
既存の小規模ガソリンスタンドはコスト負担に耐え切れず撤退していく。
流通業界(イオン・ローソン)は店舗にガソリンスタンドを併設するために消防法の規制緩和を要請している。
次世代燃料供給はワンストップサービス?
でももう構いません。
流通業界に取って代わられても良い。
私はそう思っています。
>問題はこうした時に必ず、採算性が高い都会は削減せず、赤字の過疎地から削減される事です。
>過疎地の方が住民にとってATMの重要性が高いのに、削減されるのは過疎地だと、社会問題に発展する可能性がある。
こうしたことにさえならなければ。
中小企業を中心とする後継者難や求人難など「人手不足」に関連した倒産が増えている。東京商工リサーチが8日発表した7月の企業倒産によると、人手不足関連の倒産は前年同月比70.8%増の41件となった。昨年10月の39件を上回り、単月では2013年1月の統計開始後、最多を更新した。大型の企業倒産が低水準で推移する一方、中小企業では人手不足が深刻化している。
倒産要因は、後継者難が32件と前年同月の16件から倍増した。人手確保の困難が影響した求人難は4件(前年同月は7件)、賃金上昇など人件費高騰は4件(同ゼロ件)だった。業種別では、建設業の12件、サービス業の9件が目立った。
商工リサーチは「親方の高齢化が進む建設業の後継者難は深刻だ」と指摘している。
一方、7月の全体の倒産件数(負債額1000万円以上)は、1.7%減の702件。負債総額は2.6%増の1127億1100万円。負債額1億円未満の小規模倒産が7割超を占めた。
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色んな業種の自営業の方から聞く言葉です。
「息子が跡を継ぐのかって?儲かりもせーへんのに、誰が継いでくれるかいな」