9月15日燃料油脂新聞より
電動化とはEV(電気自動車)だけの呼称ではない=経産省
ドライブスルー洗車“叩き売り”鮮明化
さいたま市セルフ 連鎖的な格安看板掲出
100円
セルフでスタッフ給油 地域ニーズへ柔軟な対応
セルフ比率全国2位(47.3%)の埼玉ではフルSSの空洞地帯が増加。
掛け取引の環境としても、「旧来慣習的だった近隣業者による掛売客の引継ぎはおろか、打診できるフルSSすらなくなってきているのが現状」
(セルフでのフルサービス対応は)
顧客から掛売販売を行うフルSSがなく、カード決済も嫌なのでセルフSSでフルサービスをしてほしいとの打診を受けてのもの。
一部顧客には「価格は問わないから」と強く求められた。
※当市のセルフ比率はとっくの昔に50%を超えています。
そのためか、昔はフルSSに限定されていた公用車への供給も、(知らない間に)地場業者が運営するセルフSSでも可能となっていました。
掛け売りの客はいらないと言われた。
カブリ解消へ前進 ガソリン中心価格155~158円
9月14日ぜんせきより
北海道石油連盟 節電全面協力
我々石油販売業者は停電当初から病院などから燃料供給の要請を受けたが、ポンプが動かせずどうにもできないという事情もあった。
「論説」好決算の陰で進むSSの危機
多くの販売業者はこうしたSSの経営環境の改善を実感しつつも、
首都圏をはじめとする一部地域で今も残る乱売競争に周辺の地場業者は危機感を強めている。
同系列間でのシェア争い、
巨大な流通資本が全国各地に次々とSSを建設しシェアを奪っていく様を目の当たりにすると、
地域のエネルギー供給の“最期の砦”である地場業者SSの再投資可能な収益の確保はほど遠くなるばかりである。
カーテンを開いたら彼岸花が咲いていた。
9月14日燃料油脂新聞より
コストコ「対抗せず」が上策
地元SS・商店街の疲弊憂慮
周辺の地域商店街にとってもコストコ進出の影響をモロに受け、地元商店街の衰退につながる。
高齢世帯などは安いといっても大量の食料品を必要としない。車に乗らない人もいる。地域の商店街が衰退するのは問題。
※
当地域はコンビニが撤退しスーパーも閉店し、車に乗らないお年寄りなどは正に買い物難民の様相を呈しています。
昨日、親元を離れて一人暮らしをしている学生さんが徒歩でみえ(いつもは原付)、
「出掛けていて、帰ってきたら台風で単車が倒れて壊れていた。買い物にも行けないので修理してもらえるところを紹介してほしい」とのこと。
誰もが、当事者になって始めて気付くのです。
普段は気にもしなかったけど、
自分の住んでいる地域の商店街が衰退することを、その地域の住民は「我が事」と考えた方が良い。
コンビニもスーパーもないような地域では、資産価値も下がります。
POSの入れ替え進む “レンタル”選択も
SSを閉鎖するときの負担も少なく、先々のことを考えるとレンタルの方が良いと判断した
※なるほど...
全SSに自家発電を
SS経営アドバイザー 中澤省一郎公認会計士
中核SS、住民拠点SS あり方問う声あがる
愛知県内SS マージン回復 セルフ10円確保か
九州地区 地場PBに“秋風”
業転動向の“蛇行”をはじめ、広域店の出店、コスト上昇という3つの難題が横たわっているためだ。
PB業者間同士の競争が激しさを増すという見方が増えている。
※
3つではなく、4つかも。
ローリーの配送問題・・・
PB天国と言われた時代の終焉です。
追記
系列店は系列内の卸格差(差別対価)を、元売の企業倫理として「是正を」訴えることが出来る。
でも
1SSPBは仕入れ値の格差を、どこかに訴えることは出来ない。
「業転が地場中小零細店を救うことにはならない」と書いてきた意味。
でもまだ“秋風”。
冬の到来にはまだ数年の猶予はある。
その間にボランタリーチェーンを構築するか、ガソリンスタンドを続けるために経営の多角化を推し進めるか、
それとも・・・・・?
9月12日ぜんせきより
優先供給要請に迅速対応 給油車殺到も現場力で乗り越え
※本当にご苦労様です。
長野 県主導でSS過疎地対策 安定供給網確保へ
県主導で動き始めた背景には、SS過疎地に対する市町村の対応が遅れている実情がある。
※セルフが席捲して長年経過している地域の地場中小零細店の多くは、Xデーを模索している。
数年後、多くの消費者が驚くことになるのではないかな?
行政はその時、「今まで何をしていたんだ?!」と地域住民から責められなければ良いですね。
カナショク最安値131円に衝撃 ミタニなど対抗し混乱
※2012年4月、ガソリンスタンドでは“初めて”の公取委立ち入り検査を受けたミタニのマーク(元売)は出光でした。
石商さん、
異業種コストコを悪者にするのはやめましょうね。
広がる軽油価格差、フリート困惑 系列なのになぜ113円?
「このままでは軽油市場が崩壊する」
「あまりにも格差があり過ぎる。しかも立派な系列SSが極端に安い価格で販売できる理由が分からない」
※当店(地場3者店)の仕入れ値は、税込みで115円です。
仕入れ値ですよ。
9月13日燃料油脂新聞より
福岡市場 全油種2円浮上
特約店と販売店 思い錯綜 仕切り交渉 し烈さ増す
透明度が高くなった仕切価格だが一方で情報が多岐にわたっていることで
(略)
ある特約店では「卸マージンはリットル1円程度しか確保できない」と語る。
元売が推奨する数値だが、このマージンではさまざまな支援を行うには厳しい。
※
中間卸マージンがたったの1円?
なんて良心的なんでしょう!
こういう特約店もあるんですね?!
元売仕切り改定 見送る
JXTG・出光・昭シェ 全油種据え置き
ガソリン続伸153円10銭(石油情報センター集計の全国平均市況)
※この単価はフルもセルフも合わせての平均です。
今の当店単価は155円
(“ここらへんの市況は”2円上げという風の便りでしたが、こうちゃんは「“うちは今はまだ”1円だけで良い」のだそうです)
系列と業転格差が10円以上あったころの石油情報センター集計の全国平均市況と当店の価格差は10円近くありました。
人手足りず洗車できず「給油と並行」ネック
フルの急所は店頭の給油と並行して作業しなければならないこと
*********
数年前のことになりますが、「オイル交換は出来なくても洗車は出来る」、と、一人で店番中に注文をお請けした結果、店頭給油が忙しくて、洗車機の中に1時間放置してしまったことがあります。
私はこうちゃんの留守中は給油作業以外お断りすることに決めました。
本当は折角のご注文を無駄にしたくはありません。
出来れば人員を補充して対応できるようにしたいです。
しかし、人を雇えば人件費が発生します。
(リッター5円の粗利では採算割れになる“証拠” より)
業転に手を出さず全量系列仕入れの当店は、正真正銘、数円のマージンでやってきたのです。
大手が次々に新設店をオープンさせ、セルフがまだない時代から水面下で既に価格競争が始まっていた、この商圏の中でーです。
組合と市の担当者との交渉で決まる公用燃料の単価は、“当店の系列仕切りでは” 時には本当に逆ザヤだったこともありました。
公用燃料は夫婦喧嘩のもと
業転玉を仕入れれば、それだけでリッターマージンは10円以上上乗せできた時代のことです。
「お前のとこだけ何でこんなに高いねん?」という給油客からの問いに、
「うちの仕入れ値では、これしか・・」としか答えられなかった時代のことです。
地域で一番の高値店だった当店が、実は、「薄利多売」だったってことですね。
いえ、もちろん大手2者店には負けますけどね(笑)
そして当店の薄利多売は今は昔物語で、薄利少売商売が20年近く続きましたのです(T^T)
9月12日燃料油脂新聞より
ブランド統一 現場の声(1)
「淘汰される」と不安顔 販売業者への配慮求める
同じ商圏内で販社と地元業者が競合したら、元売が販社を撤退させるべき。
フルSSが存続するうえで欠かせない施策は消費者にとっても好い施策です。
**こぼれ話**
JXとTGのブランド統一でもやはりこういう話は出ました。
当時の特約店担当者は「(当店を)全力で守ります!」と力強く言ってくれました。
仕切りが安くなったりとかは何もありませんでしたが、心強い言葉は有難く思いました。
話は変わってー
先日記事にした“新しい大口取引”の、その後です。
「前の担当者はうちの店を全力で守ると言ってくれたけど、今度の担当者はうちの店を潰す気か?」
請求書を見たこうちゃんは怒って特約店担当者に電話を掛けました。
元売のローリーが直接搬入するインタンクものは別建て単価のハズが、通常の仕切りと同じ単価で請求されていたからです。
少し“天然くん?”なのか、単純なうっかりミスだったので、笑い話になって良かったです(?)
9月12日燃料油脂新聞より
「予防規定」厳守に向けて強化
◎・・・危険物の取扱施設として、SSスタッフには乙四の資格獲得や日常的な消化・避難訓練の実施が求められている。
しかしいぜんとしてスタッフの危険物に対する認識不足が目立つ。
消火器に触ったことのないスタッフの増加やフィールドでの携帯電話の使用。
給油中のエンジン停止などの関心も低い。
◎・・・最近系列内SSで発生した重大事故に直結しかねない事案を紹介し、先ごろある元売から(販売店へ)注意文書が出された。
・火気厳禁
・給油中のエンジン停止
・ポリ容器へのガソリン注油禁止
・ドライバーによる携行缶へのガソリン注油禁止
・ローリー荷下ろしの立ち合い
など、基本的な5項目を注意喚起している。
※
当店には届いていないのでJXTG以外の元売ですね。
だけど
>最近系列内SSで発生した重大事故に直結しかねない事案
こういう情報は共有した方が良いと思うのですが・・・
元売とすれば系列販売店で事故があればブランドイメージに傷が付きますから予防規定の厳守を注意喚起するのは当然ですね。
ただ、石油業界はガソリンスタンド減少、人手不足等で、昨今では「次世代インフラ研究会」が設けられ、
無人化の方向へ進んでいるようです。
先月消防庁もタブレット端末等のSS店頭使用を許可しました。
8月27日ぜんせきより タブレット等の安全対策整理 SS店頭使用を許可
一体、何をどうしたいのでしょうね(==;
サービス業に蔓延「悪質クレーム」の被害実態 4人に3人が遭遇!法整備に向けた動きも
https://toyokeizai.net/articles/-/237424 (※全文はリンク先でどうぞ)
「レジ打ちを間違えたら、15分くらい暴言を言われた」
「『殺すぞ、子どもが泣いているのに景品をくれないのか』とクレームを受けた」
「『介助したら蹴るぞ』と言われた」――。
「『今日は予約が入っていない』旨を伝えると、受付2人に向かって『馬鹿面さげて何やってんだ』と暴言を吐かれた」
「『俺は○○(親会社)の社長と知り合いでおまえなんかすぐクビにできる』と言われた」といった、暴言や権威的(説教)態度による脅迫などがあったという。
調査では「性的な内容の話を我慢して聞いていたらエスカレートして尻や胸などを触られたり抱きつかれたりした」などセクハラ行為も3000件以上報告されている。
法整備の必要性を強調
このような事態を受けゼンセンは、法整備も含め社会全体で対策を推進していく必要性を強調する。事業主には従業員を守る「安全配慮義務」があるものの、「アンケートを見ると、最前線の人間に全部押し付けられて、会社は現場に対応を任せきりにしているというケースもある。そこを何とかしていきたい」(ゼンセンの高松和夫副書記長)。
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はぁ~~~~~~っ(深いため息)
これを読んだだけで又体の奥の方が震えてきた.....
まだまだだなぁ.....
エイクソ!
き~あ~い~!
気合い!!
PS
フードでの被害が少ないのは、やはり「口に入るもの」だからでしょうね。
(共同通信)
経済産業省資源エネルギー庁が12日発表した10日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、3日時点の前回調査と比べて1円ちょうど高い153円10銭となった。2014年12月8日(155円30銭)以来、約3年9カ月ぶりの高値。米国の対イラン制裁再発動を巡る供給減少懸念で原油価格が高騰したことが響いた。
2週連続の値上がり。調査した石油情報センターによると、外国為替市場がやや円安ドル高に振れたことも加わり、原油の調達コストが上昇。石油元売り会社が給油所への卸価格を引き上げた。来週は小幅に値上がりすると予想した。
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“元売だけが一人勝ち”に不満「莫大な利益還元すべき」
「市況は回復していない」 再投資迫られるSS
9月11日燃料油脂新聞より
被災地向け供給優先
道内SS9割が営業
県外業者が2か所目開所 PBマーク掲出濃厚か
元売筋では系列サインポールの掲出を認めなかったもようだ。
愛知県内住民拠点SS 不測の事態懸念「広域で実効的な指針を」
住民拠点SSに指定された多くのSSは
「災害時も身近にエネルギー供給拠点があれば、地元の皆さんに安心してもらえると思った。地域貢献の一環です」と、申請理由を説明する。
しかし、ある販売店経営者は
「実際に南海トラフ巨大地震が発生したらどうなるか分からない。その時、一体どこまで対応できるか予測できない」と不安ものぞかせる。
東京都内セルフ152円、フル155円以上へ
来週以降も値上げ見込み
携行缶販売に難色示す 相次ぐ拒否で“難民化”
地元販売業者が運営するSSでは、顔なじみの地元農家や学校関係者らに限定した形で、携行缶でのガソリン販売を行っているという。
※
記事では、焼身自殺に使われたことが“キッカケ”のようでした。
でもこれも「携行缶だけの消費者を断る」、その“理由”を、待っていたように思います。無意識に...。
9月12日燃料油脂新聞より
「ヴィーゴ」9月末で販売終了
JXTG独自配送体制が限界
中核SS、住民拠点SS あり方問う声あがる
ローリー配送問題も浮上
再開後も在庫切れ多数
札幌市内SS 停電、需要急増で
※不要不急の給油はお控えください。
“元売だけが一人勝ち”に不満「莫大な利益還元すべき」
「市況は回復していない」 再投資迫られるSS
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住民拠点サービスステーション一覧
http://www.enecho.meti.go.jp/category/resources_and_fuel/distribution/juminkyotenss/
※
平成29年8月31日時点
当市に、住民拠点SSは、ありません。
9月14日追記
補助金の使い方@こうちゃんの提言 より
**以下夫婦の会話**
ま、「住民拠点SSは殆どの地域住民が普段から利用してくれててこそ手を挙げられることやんなぁ、ということは、うちはパスやんなぁ?」
(※全国の殆どの地場店がそういう状況です。過疎地ですら地域住民の地場店利用率は16.9%)
こ、「ま、そういうこっちゃ」
ま、「ところでさぁ、(全国で)市とか警察とかは石油組合と災害時協定を結んでいるやんかぁ、あれは緊急車両を優先的に給油せなアカンっていう協定やろ、そんで住民拠点SSも石油組合員やろ、住民拠点SSであってもやっぱ緊急車両優先やんなぁ?それに燃料の買いだめや買い急ぎの自粛を広く国民に呼びかけるって、そんなん、言うこと聞く人の方が少ないよ」
こ、(しばし沈黙ののち)
住民拠点SS整備の補助金凄いな。
俺やったら市役所に給油施設を持たせるな。こんなちゃんとした施設やのうてええねん。簡易的なもんで。
市役所の中には乙四持ってる人間も何人かおるやろ。
普段から公用車はそこで自分らで給油したらええねや。
それで大災害が起こったら、一民間企業を当てにせんと自分らで公用車はもちろん、“必要とする”民間人への供給もしてやったらええねん。
過当競争で疲弊してる民間企業には災害時の供給は荷が重すぎる。
ま、「でも、民業圧迫・・・」
こ、「今でも公用燃料は大手独占みたいなもんや。小規模事業者には殆ど影響はないやろ」
北海道地震後のテレビニュースで放映されていた、あれは確かJAのセルフSSでした。
5時間で在庫切れ。
そりゃあ数量制限もしていなければそうなるでしょう。
方や、こちらは素晴らしい対応です。
(ST31掲示板より)
9月6日 AM3:00頃 地震発生 停電 =停電の為 終日休業
停電解除 23時頃らしい(爆睡中)
7日 1時間早く営業開始 :昼に到着予定のローリーがキャンセル
→仕方なく、数量20Lの限定対応。
→午後からは、緊急車両と掛け売り客のみ対応。
8日 PM3:30頃ローリー入荷予定の為、緊急車両のみ対応。
PM4:00より通常営業に戻りました。
*地下タンクもガス欠する事なく、残量HG1キロ、RG900L、軽油1キロでローリーを迎えることができました。
お客様も状況は報道で承知しているので、トラブルは1件もありませんでした
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素晴らしい読みと対応ですね。
私も個人的には、停電なら休業するタイプの経営者。
手回しで営業というSSには、頭下がりますが、何かとトラブルになってもねえ~。
3.11では実際にトラブルで、
>「無理して営業することはない。後味が悪くて辞めた方が良い」 という投稿もありました。
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:::::::::::::
>素晴らしい読みと対応ですね。
同感です。
>[系列外玉の仕入れがあるから、ガソリンの配送は後回し。今後、浮気買いをしないと約束するなら配送する]と言われたそうです。
※この、元売と販売店の関係は、販売店と消費者の関係にも当てはまります。
(デタラメな業界にウンザリしています。 より)
掛カード・・・満タンOK
動画はこちら
ガススタ店員しか知らない、フルサービス最大の利点
https://yukio828.com/gs_emergency より
3.11の時をもう一度思い出してください。被害を受けていない人は想像してください。
(略)
次第に一見客のマナーの悪さが目立ってくる。
「いいから燃料売ってくれ!」
「金額の倍出すから満タンにしてくれ!」
そういう問題じゃないでしょ……
みんなに行き渡るよう、ガススタもペース配分を考えているのに、
心無い人間がいるだけで、こちらの気分も削がれます。
怒った社長は、次の方法を取りました。
「一見様お断り」
普段、フルは高いから安いセルフに行くくせに、
非常事態の時だけ助けてくれ、は無いですよね?
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::::::::::
※
このブログは地域住民の目に留まることもあると思います。
そのとき、当店を利用されていない方は快く思うはずがありません。
そういう事を考えれば、店を畳んだ後もこの地で生活をしていく私にとって、こういう記事を公開することは・・・かなり・・・気が重いです。
全国の地場店が“何も言わずに”店を続け、そして“何も言わずに”店を畳むのも、そこら辺を考慮してのことではないかと思ったりもします。
でも私は書かないわけにはいかないのです。(←自分のため自店のためではありません)
追記
2018/09/11 09:08
石油不足問題はほぼ解消、9割のガソリンスタンドが営業
https://autos.goo.ne.jp/news/313863/
※
自家用車の燃料タンクにまだ残量があるのに焦って並ぶことなんてないんですよ。
大概の場合、供給不安は数日で解消されるのですから。
食品偽装はあれだけマスコミが騒ぐのに、
ガソリン業界でのこれらの不正を知りながらマスコミは何も騒がない。
消費者も同じ。
こうちゃん曰く
「口に入るモノじゃないから」
masumiさん曰く
「スポンサーへの忖度でしょ」
「今さえ良ければ、自分さえ良ければ、って人が増えているからでしょ」
st31掲示板より
>北海道の最大手元売販社の販売店知人によると
>[系列外玉の仕入れがあるから、ガソリンの配送は後回し。今後、浮気買いをしないと約束するなら配送する]と言われたそうです。
>系列マーク揚げながら普段は業転玉拾ってるお店が、災害など非常時に系列にオーダー押し込んで、「早く持って来い!」って叫んでも無茶ってもんでしょう。
>限られた届け先では全量引き取り先が優先されますわ。
>私が担当でも同じセリフ吐きますよ。
※
この、元売と販売店の関係は、販売店と消費者の関係にも当てはまります。
>合わせて元売に、「今後全量入れますから、少しでも何とかなりませんか?」
>(嘘で構いません。担当替わればどうにでもなる。
**********
業転はもはや死語?
**********
全量系列仕入れを貫いてきた販売店はー
高値と言うだけで「暴利」「悪徳」と罵詈雑言を浴びせられ、
安値店に顧客が流出し、
7-8割の販売店が毎年600万円の赤字となり、
(当時の)全石連会長が「我々には業転以外生き残る術はないのか」と口にするような状況なかで、
時には1リッター18円も安い業転玉の出現を目の当たりにしても、
「世界情勢等で供給不安が起きれば、元売が継続的に供給を保証するとしている系列玉であっても、オイルショックの時と同じように元売は前年比何%と制限をかけてくるだろう。だからうちの店を信用して来てくれている“お客さん”のためにも業転玉を取るわけにはいかないのだ」
そうやって店を続けてきたのです。
事後調整や特価、マージン保証等で優遇された仕入の特約店や、安い業転玉を仕入れている店には分からないでしょうが、
どんなに苦しくても業転を取らずに身銭を切りながら全量系列仕入れを貫いている販売店にとって、自店で販売している燃料油は、個人事業主さんのコメントにもあったように、正に“血の一滴”。
店を続けて来られたのは、“お客さん”のお蔭です。
※“お客さん”というのは、窓を拭いてほしい時だけ、タイヤの空気圧を見てほしい時だけ、セルフでは買えない容器だけ、Tポイントの後付けが出来ないことくらいで文句を言うーそのような人達のことではありません。
もしも大震災が起きたとしたら、
その時まだ店を畳んでいなければ、血の一滴は、店の経営を支えてくれた“お客さん”にお分けしたい。
私はそう思っています。
***
これは2016年10月の地域住民への供給は当然でしょうか? で書いたものです。
オイルショックのときも、
阪神淡路大震災のときも、
休業した店がある中で、道路事情で元売のローリーが来ないときも、
自助努力で燃料を調達して供給を続けました。
でも、
今はもう従業員はいません。
70を過ぎた店主夫婦の二人だけです。
店主は配達に行きます。
暫定税率騒動のときも配達に行きました。
私が一人で店頭の給油作業をしました。
あんな思いは、もうコリゴリです。
最後の砦なんて御免蒙りたい。
昨日、この雨の中をこうちゃんは草刈りに出かけました。
朝食は食べずに、朝7時前に。
そして帰ってきたのは午後1時過ぎ。
毎週日曜日、いつものことです。
いつもはこうちゃんが帰ってくるまで私も何も食べずに家事&野良仕事をしているのですが、
昨日は「ハラヘッターメシクワセー」とお腹の虫があまりにも五月蠅いので、冷蔵庫にあったヨーグルトをお腹に入れてあげました。
こうちゃんが帰ってきてからお昼は二人でぶっかけ素麺を食べました。
夕方お腹が痛くなり、こうちゃんに「一人内緒で何かうまいもん食ったやろ」と言われたのですが、内緒です。
ヨーグルトを一人で食べて、食べてから賞味期限を1週間過ぎていたことに気が付いたことも。
時々、こういうことがあります。
平日は気を付けています。一人で店番中はトイレにいけないので。
日曜日が要注意です。
・・・
冷蔵庫の奥の方から賞味期限切れのお肉が出てきたとき、「どうかこうちゃんがお腹を壊しませんように」と念じながら料理して、
食卓に出してます。
今のところ、セーフです。
因みに息子は私が出したものは必ず「これ賞味期限切れてない?」と訊き、そしてニオイを嗅いで食べていました。
私のことをよく理解していますね。
内容がタイトルから外れてしまいました(^^;
9月7日ぜんせきより
近畿 台風21号SS直撃 サインポール破損、営業不能も
「SS過疎地」道内62町村 全国の約20%占める
近畿 増えるSS撤退 供給網どう守る
経営環境改善急げ
9月8日燃料油脂新聞より
震度7の地震発生 緊急発電機で給油対応 北海道
東海北陸地区 240SSで台風被害 長時間停電も
千葉県 54市町村中4町がSS過疎地に該当
地下タンクや機器類の老朽化にともない設備投資が必要だが
回収の見込みがたたないことや、後継者問題などが絡み、SSの閉鎖に歯止めがかからない。
※
災害時には、
市内に大型の量販セルフが数店舗より、小規模でも地場店がそれぞれの地域で健全経営を続けている方が良いはずです。
フルSSが存続するうえで欠かせない施策は消費者にとっても好い施策です。