Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(144)ジョン・キューザック

2024-06-18 00:10:00 | コラム
66年6月28日生まれ・57歳。
アメリカ出身。

高身長、誰もが認めるイケメン。
のはずなのに、少し冴えない感じもあって、ゆえに不器用キャラやオタッキーが似合う。
結果、イケてない連中からの支持も高かったり。

そんな不思議な魅力を放つキューザックも、いつの間にか50代後半に。
冴えない若者のイメージが「未だ」抜けないのは、そのころに出演した映画のインパクトが、そのくらい強かったということでしょう^^





<経歴>

父は俳優兼映画関係者。
その環境ゆえか、姉のジョーンを筆頭に・・・


兄弟姉妹5人全員が、(キャリアの差こそあれ)俳優業をこなしています。

映画俳優デビュー作は、83年の『恋のスクランブル』。

『すてきな片想い』(84)や『シュア・シング』(85)、『スタンド・バイ・ミー』(86)、そして『セイ・エニシング』(89)など、青春映画の主演・助演で好演し若手の注目株として人気を得る。

役柄の幅が広がったのは、詐欺師たちの攻防をシニカルに描いた『グリフターズ/詐欺師たち』(90)から。


これにより・・・
『ウディ・アレンの影と霧』(92)、『心の地図』(92)、『ブロードウェイと銃弾』(94)、『ケロッグ博士』(94)、『訣別の街』(96)など、作家性の強い監督からのオファーが増えていく。
だからこそ驚いたのが、単純なアクション(褒めてます)で捜査官を演じた『コン・エアー』(97)。

意外ではあったものの、これがまた似合うんだな!!



以降も、テレンス・マリックの哲学入ってる戦争映画『シン・レッド・ライン』(98)、
『狂っちゃいないぜ』(99)、『クレイドル・ウィル・ロック』(99)、

時代とマッチしたコメディ『マルコヴィッチの穴』(99)で主演しつつ、
『ハイ・フィデリティ』(2000)では音楽オタクを嬉々として演じ、硬軟自在のキャリアを築き上げていく。


そのほかの出演作に・・・
『セレンディピティ』(2001)、『アドルフの画集』(2002)、
どんでん返しモノのなかでも上位に入るであろう佳作『アイデンティティー』(2003)、
『さよなら。いつかわかること』(2007)、『2012』(2009)、
『ペーパーボーイ 真夏の引力』(2012)、『大統領の執事の涙』(2013)、『マップ・トゥ・ザ・スターズ』(2014)、『セル』(2016)、

そして最新作は、2022年の『レッドライン 奪還』。
日本劇場未公開作なので、自分も未見なんですけど(^^;)


次回の列伝は、ジョン・グッドマンさんから。

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明日のコラムは・・・

『下半期のマスト映画はコレだ!!』
コメント
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