Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(142)ジョン・ヴォイト

2024-06-16 00:10:00 | コラム
38年12月29日生まれ・85歳。
アメリカ出身。

ニューシネマを代表する俳優が、90年代後半から息を吹き返す―映画小僧は喜んだものですが、それと前後して娘のアンジーが俳優デビューを飾り、
仲が良い時期もあったものだから、


ブラピとの結婚式で父親を呼ばなかった報道に心配したり。。。

家族の問題のほかに、政治的対立もあったのだとか?

アンジーははっきりとリベラルだし、ヴォイトは親トランプの発言をしているし・・・。


※でもこのころは、出演映画を並べてみても、どちらかというと…な、はずなのだけれど。



<経歴>

長女は女優アンジェリーナ・ジョリー。
父エルマーは、プロゴルファーとして有名。

映画俳優デビュー作は、67年の『墓石と決闘』。

69年―アメリカン・ニューシネマの決定打として有名な『真夜中のカーボーイ』に主演。
強さの象徴であろうカウボーイ・スタイルが男娼の小道具と化す描写は、監督が英国出身のジョン・シュレシンジャーだったからこそ取り入れたものなのかもしれません。

『脱出』(72)、『オデッサ・ファイル』(74)を経た78年、『帰郷』でジェーン・フォンダと共演、ベトナム帰還兵の苦悩を熱演しオスカー主演賞に輝く。


根強いファンを持つボクシング映画の名作『チャンプ』(79)、


黒澤の原案を旧ソ連のコンチャロフスキーが映画化した『暴走機関車』(85)などで活躍するも、


このあと10年ほど、目立った活躍がありませんでした。
アル・パチーノやダスティン・ホフマンなど、同時代を生きた盟友・名優は活躍をつづけているのに―と、寂しく思ったものです。

95年、そんなパチーノがデ・ニーロと対決する『ヒート』で久しぶりにメジャー作品に出演。

つづく『ミッション:インポッシブル』(96)で完全に復活し、


『アナコンダ』(97)、『Uターン』(97)、『レインメーカー』(97)、『エネミー・オブ・アメリカ』(98)、『パール・ハーバー』(2001)と連続して話題作に出演を果たす。

映画の出来はどうあれ、なんかうれしかった―というのは、親子共演を果たした『トゥームレイダー』(2001)でも思いましたね^^

ほかの主演作に・・・
『ALI アリ』(2001)、『トランスフォーマー』(2007)、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)など。

そして最新作は、コッポラ御大の『メガロポリス』(2024)。

長生きしてくれよな、とーちゃん!

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明日のコラムは・・・

『令和版・海外俳優列伝(143)ジョン・カザール』
コメント (2)
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