Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

映画系音楽系文学系あいうえお10選(23)

2024-09-17 00:10:00 | コラム
「え」から選択…本日は「『エモーショナルな』作品」

「エモい」と表現されることも多くなりましたが、もとは「emotional」=感情的な、、、ということば。

まぁいってしまえば、表現されたもの・作品のすべてがエモーショナルってことなのですが。

そのなかでも「とくに!」という10選を展開しましょう。


①小説『それから』(1909)…夏目漱石

「門野さん。僕は一寸職業を探して来る」から、「代助は自分の頭が焼け尽きる迄電車に乗つて行かうと決心した。」まで、完璧なことばが並ぶ。

これ新聞小説だったわけで、一気に読めなかった当時の読者が不憫でならないよ!!


②漫画『自虐の詩』(85~90)…業田良家

そういう意味では、こちらも同様。
しかも連載誌は『週刊宝石』だよ、泣けるとは思わないよねぇ。。。

ごくふつうの四コマ漫画で始まったはずなのに、いつしか大河ドラマに。



③音楽『Sweet Emotion』(97)…相川七瀬×織田哲郎

これはもう、タイトルそのものがね。

エアロスミスにも同名曲があるけれど、世代的にはこっち。



④映画『キャリー』(76)…ブライアン・デ・パルマ

キャリー・ホワイトの感情大爆発、彼女は、自分の持ち得る能力すべてを使って逝ったのだ!!



⑤音楽『木綿のハンカチーフ』(75)…太田裕美×松本隆×筒美京平

何度も聴いて分かっていても、最後のことばで泣いてしまう。

愛さんバージョンでいってみましょう^^



⑥映画『カノン』(98)…ギャスパー・ノエ

最低最悪、クズの主人公が、精いっぱいの強がりを見せている―その壁が崩れたとき、映画に奇跡が訪れた。



⑦アニメ『機動戦士ガンダム』(79~80)…富野喜幸

特攻を仕掛ける『ガルマ散る』と、


それに(さらなる)落とし前をつけようとした『イセリナ、恋のあと』のエピソードは出色。



⑧ドラマ『3年B組金八先生 セカンドシーズン』(80~81、TBS)…武田鉄矢×小山内美江子

好きなエピソードばかりですが、ひとつ選ぶとするならば、第11話の『クソまみれの英雄達』かなぁ!

詰まりまくった男子便所を、金八と数人の有志で直そうとするエピソードです。

「水道屋に出来て、俺たちに出来ないわけがない!」うん、よいセリフ^^



⑨詩『自分の感受性くらい』(77)…茨木のり子

「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」

に、二の句が継げない………。


⑩煽りVTR『ミルコ・クロコップVS美濃輪育久』…佐藤大輔

興味ないひとも、これ観てやってくださいよ。

熱くなるぜ!!


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明日のコラムは・・・

『pink』
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