Cape Fear、in JAPAN

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汗と血と涙の大晦日~RIZIN短評~

2025-01-02 00:10:00 | コラム
2025年一発目のコラムは、おととい大晦日の格闘技興行『RIZIN DECADE』短評をお届け。

ただし、
英雄・井上尚弥のタイトルマッチでさえ配信のみとなり、「たまたまテレビつけていたら始まった、だから、なんとなく観てみた」の流れにならない昨今の格闘技について、どの程度のひとが興味あるのか分からないので「かなり」軽めでいきます。

開始時間・大晦日の13時、終了時間・元日の1時、なんと約12時間の興行、、、さすがに疲れたっすよ(^^;)


しかもメインマッチの2R終了時に年が明けちゃって、決着ついたころに観客は2025年になっていたことに気づくという。

あれ?
カウントダウンやるんじゃなかったっけか??

まぁいいや。
いわゆるアップセット(番狂わせ)は、ほとんどなかった―いやひとつだけ、あったといっていいでしょう。

☆新人賞…桜庭大世

生きるレジェンド、桜庭和志の息子さんがMMAデビューを飾る。

相手を務めるのは、ベテランの矢地祐介。
さすがに矢地が勝つだろう、、、ほとんどの格闘技通はそう思っていたはず、しかし1R開始早々に桜庭のパンチが当たって矢地は「一瞬」意識を失う―レフェリーが止めるの早いという声もあるが、一瞬でも落ちてはいるからね、ボクシングのように死者を出さないためにも早め早めのレフェリーストップは大事なんじゃないかな。

というわけで。
やっぱり「持っていた」桜庭ジュニア、鮮烈なデビューを飾りました!!



☆ベストバウト…クレベル・コイケ×鈴木千裕

メインマッチが最高試合に。
KOか一本か―分かり易い対立構図のなかで、15分フルに戦うも決着はつかず。
判定の結果、新王者の誕生。

互いの持ち味が存分に発揮された、じつにエキサイティングな試合だった。


この試合はフェザー級(65.8kg以下)。
RIZINのなかで最も層が厚く、強豪も多い階級であり、誰が王者になっても長期政権は難しいのではないか、、、と思っていたところに、キルギスからラジャブアリ・シェイドゥラエフという、とんでもない男が出現した。

ベストバウトではないが、本大会で最もイヤな汗をかいた―褒めてます―試合が、シェイドゥラエフ×久保優太だった。

見てよこの、久保くんの腫れた顔を!!


こころは折れていなさそうなので安心したが、たぶんシェイドゥラエフが次期挑戦者となるだろうし、はっきりいって新王者クレベルは負けると思う。

で、シェイドゥラエフの長期政権が始まるのではないかと。
そのくらい、このファイターは強かった。
キルギスって世界地図で指せないもん、世界にはいっぱいバケモノが居るのだなぁ。。。

こんな風に、
歓喜したり、驚いたり、震撼したり、喜怒哀楽が目まぐるしく入れ替わる「楽しき大晦日」でした^^

ファイターのみなさん、おつかれさまでした。

自分は映画に本格的に夢中になる前…中学1年生のころ、ほんの一瞬だけ本気で格闘家を目指そうかと思ってました。
だからリングやケージに上がるファイターは、「よほどのことがないかぎり」みんな尊敬しています!!




…………………………………………

明日のコラムは・・・

『2025マストの映画はこれだ!!』

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2 コメント

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試合は (夢見)
2025-01-02 19:01:05
応援している側が〈個人戦であれ 団体戦であれ〉負けそうになると とてもひりひりします

余り身を入れて観ていると 心身共に疲れるというか 持っていかれそうになるというか^^;

闘いの中に身を措く人は凄いなと

だけど良い試合を観戦できてよかったですね
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夢見さん、 (まっき~)
2025-01-03 03:23:18
ほんとうにそう!
ヒリヒリする試合なんて1試合だけで観ているほうもクタクタになるのに、これが14試合ですよ!!
贅沢な苦情??ですよね、疲れたっていうのは(^^;)(^^;)

それなのに、観ることをやめられない。
映画と同様、抗い難い魅力のあるスポーツだと思います^^
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