今日は映画の日でした・・・
今週は結構重い荷物を持ちながら移動していたので疲れてたし、
昨日まで、今日は何をするかなど考えてもいなかった・・・
今日は都内に「潜水服は蝶の夢を見る」を鑑賞。
いやあ・・・泣くとかいう感動はしませんが、体の自由が奪われて、目蓋以外は自由に動かせない人を内面から描いた作品でした。
怖いですね。
映像まで内面というか、本人視点の画が多くて、リアリティを感じさせます。
まるで自分がそうなったみたいに。
でも目蓋の動きだけでコミュニケーションを取り自分のことを本にするとは、瞬きするほうも、記録するほうも、根気があります。
それだけに、真実の記録という感じがします。
ユーモアもあり、時に笑いも誘う。映像も映よかった・・・席が前方で少し辛かったけど・・・
似た感じの映画では「海を飛ぶ夢」というのがありました。
これは海に飛び込んだときの衝撃で、首から下が麻痺した人の話でした。
こちらは喋れるのですが、尊厳死を希望しつつ色んな人に会いながらも、それでも信念は固く、最終的には死を選択するというものでした。
観れば、五体満足の人がそれをとやかくいう事はできない事は感じるはずです。
何がなんでも生きるべきなどと、軽口を叩けないのです。
後悔しないように生きることは大切ですね。
そのあと、秋葉原でクラシックのCDをまたもまとめ買いし、
ちょこっとオーディオ屋へ・・・
気になるスピーカーをちょこっとだけ聴き比べ・・・あまり聴くと、買ってしまいそうなんで。
ま、もっともっと色んな音を聴きながら考えよう。
夜は、「明日への遺言」を観て来ました。
もっと不当な裁判での格闘かと思いきや、逆でした。
法廷のシーンが中心なので、観る人を選ぶ映画かもしれない。
無差別爆撃や機銃掃射など、米軍が絶対に認めないであろう事が裁判で語られる。
それ自体が驚き。東京裁判などでは有無を言わさず・・・ですが・・・
まだ十分な知識もありませけどね・・・武藤レポート(調書)というのが気になります。
全ての責任は自分にあると主張し続ける潔さに、逆に被告に有利になるような質問なども出てきますが、それらの意図を知りつつも、自ら刑罰を軽減されることを拒むような証言をする。
結果、若い部下は助かりますが・・・
最近の無責任な(天下り)官僚やら政治家やら、企業のTOPなどとは大違い。
ただ、最後のほうでアメリカを兄として・・・という、今後の日米関係を良くしていこうというくだりがあるのですが、ジャイアンになってしまいましたからね。
ドラえもんのいないのび太君としては、どうしたものか(^^ゞ
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