maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 



去年読んだ本のなかから、財政赤字について色々考えていました。
もっとも、専門家でも意見が分かれているのだから素人には判り得ない話です。
つまり、
日本の財政は破産するのか、しないのか?

今までは破産する側の著書をよく読みましたが、去年に反対意見の本を二冊読みました。
思い出しながら・・・

三橋貴明著 「国債を刷れ」
廣宮孝信著 「ジパング再来」

最初は、読み終えた後にすぐ書くつもりが、今までほったらかしになってた。

まあ、どうやら日本の借金は、海外からお金を借りてきた訳ではなく、
日本の中でお金の移動が右から左にあるだけだから、
外国から借金してたアルゼンチンのようにはならない。
日本は超デフレだし、国債・お金を刷って刷って、インフレにする位でちょうどいい。

でも、思うのだけど、やはり借りたものは利子を付けて返すわけでして・・・
今は低金利で利子は低いけど、金利が上がったら大変な事になってしまう。

税収落ち込みで、国債発行の方がはるかに多くなる時代に突入したけど、
返すときどうするのか。
でも、確かにお金の流通量が少ないのが原因の一つで、じゃあ増やしましょうという訳ですね。
お金を一箇所に出すと、それが利益をつけながら、次々と世の中を巡っていく波及効果で、
景気も刺激される。

ま、分かる話です。

でも、これで国債を償還するときに返せない、赤字国債でもだめだ、となれば、
やはり予算は組めなくなる訳で・・・
そのときに、海外から借金してないから、まだアルゼンチンみたいにならないよ、
アメリカは大変だけど、日本はまだ大丈夫だよって事なのかどうなのか・・・
何でも、日本には膨大な貯金が眠ってる、これは資産だ!
・・・あれ、これっていざとなったら貯金を頂きますってことなのかな・・・?

とか、色々考えてしまう。

また、去年出てきてた政府紙幣のこともありました。
確かに、政府が発行すれば、債務にはならず、かつ、財政難にもってこい。
でも、くせになってしまうのが、怖いところですが・・・

どうにも、日本も世界も、財政という点では悪い状況につき進んでますが、
いったいどうなることかと、毎度毎度、つぶやいてますが、ホント、どうなるんだろうか。


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