趣のある古い教会を過ぎて、
前回来た場所で記憶があったものがありました。
正直、何のモニュメントなのか分かりません。
でも、前回はここに来たのが夜で、暗かったのですが、
今回明るい中で観れました。
ここまでくれば、大聖堂はすぐ横です。
前回は夜で、よく見えませんでしたが、今回は明るいうちに
来ることが出来ました。
ただ、前回は6時半過ぎていて中に入れず、
今回は予約チケットがないと入れないという事で残念。
実は、ホテルを出る前にその事は分かっていましたが、
もうチケットは完売。ダメ元でトライしてみようとアタックしましたが、
撃破されました。
でも外部だけでも観る価値はあります。
ゴシック建築の荘厳さ。細かい装飾のすばらしさ。
スペイン人というと、何処か適当なところがあるように
思えるのですが、神様の為には労は惜しまないという事か。
しかし、コンピュータなどのない時代にこれですからね。
東洋・西洋問わず、昔の人の努力には頭が下がります。
で、コンピュータを使っている現代人は、
何を生み出しているのだろうか・・・
こういった歴史的なものを超えたものを沢山作ったか?
この建物は150年くらいかけて建てられたのだから、
その意志たるや恐るべし。
この大聖堂の前には少し露店が並んでいて、
古本とレコードを打ってる店もありました。
前列の左にあるのはボウイのアルバムで自分も持ってますが、
確かちらっと価格みたら30ユーロ以上だったような・・・恐ろしく高い。
この広場で、少し怪しい人達を見かけましたが、それは
別のときに出しましょう。
大聖堂には入れなかったので、となりの小さな博物館の
無料テラスに上がってみました。
これは大聖堂の横にある小さな教会です。
下に降りたら中には入れませんでしたが(大聖堂に入れた人は
内側から見学できそう)、外から内部の礼拝堂は見れました。
大聖堂にしろ普通の協会にしろ、歴史のある建物は
宗派関係なく素晴らしい雰囲気がある。ここで多くの人が
祈りをささげたに違いありません。
巨大な教会にはない魅力があります。
そういえば、スペインって歴史的壁画だかに
おばさんが勝手に修正加えて話題になったりしたなあ・・・
ある意味不思議な国だ。
このバルセロナ大聖堂、もといサンタ・エウラリア大聖堂を後にして、
有名建築家の作品?が並ぶ路地を進みます。
壁も装飾も渡り廊下も手抜き感が全くしない。
奥に見える渡り廊下も古新しい。下からのぞくと、
真下の部分にも装飾がありました。
もう何の建物かは分からないけど、
古くて味があって楽しい路地です。
くるっと回って大聖堂の裏側をちらり。
もう少し近づいてみました。
やはり存在感が違う。
この眺めを、これまで何人の人が観ていた事か。
時空を超える感覚を味わう事ができます。
ぼーっと歩いているのもいいけど、それだけだと
もったいないかも知れません。
路地を適当に進んでいたら、今度は店舗のレコード屋が
ありました。暇そうにしていた店主と目があいましたが、
買って持って帰る訳にもいかないし。
レコードオンリーではなく、中古屋的な店でした。
品数は少なかった。
そして、コロンブスが新大陸を発見した報告に来た
場所がここ。
奥の階段に昇り、フェルナンド王とイサベル女王出てきて、
新大陸見つけましたと報告した場所です。1493年です。
コロンブスはスペイン人では無いですが、
お金を出してくれたスポンサーがこの王様だった。
パン屋というかお菓子屋といった方がいいお店。
これ、前回来た時にもありました。
前回っていつだっけと思ったら2017年でした。
(あれから7年? 本当か? いや、本当だ。)
それから、路地を適当に突き進みます。
取り敢えず大きな通りのある方向へ。
この辺りは本当に異国感満載です。
人が住んでいる訳ですが、小さなベランダに
植物を置く人が多い。
別の建物では、狭いベランダに椅子と小さいテーブルを
置いて、意地でも外で楽しむという気合を見せていた
ところもありました。
こうしてみると、部屋は日本より狭いのかも知れません。
ホテルはそうでもなかったですよ。
少し海側に進むと、城壁の跡がありました。
一部分だけ残っています。ここを観に来る人は
あまりいないようです。まあお城だともっと有名なのも
あるみたいなので。
その城壁跡の近くにあった路地です。
先は行き止まりなのか、よく分からなかったので行きません。
ただ、何となく写真が撮れそうな感じだったから。
お姉さんを入れて一枚。
左側の建物の窓越しに、同じ方向を向いていたネコ。
自分の脚もガラスに映っています。
ここから海の方に歩いてみる気になったので、
移動開始。
そこからサグラダファミリア、夜の景色にかけては次回です。