・非常事態でしょ、もはや。
オブラードに包んだような表現で、できるだけ楽観的な表現でメディアが伝えても、
それは根拠が希薄な印象が強い。
評価できる、評価できると、簡単に言う教授は、そう言ってくれと頼まれているのか。
こういうとき、悲観的な見方がどうしても強くなるのは仕方ないのだけど、
実際、少し熱が冷えたからって万歳できるような代物じゃないでしょう。
ずっと冷やし続けないといけない。
それが、うまく冷やす事すらままならないのが現実。
所詮、人間の手に負えるものじゃないってことではないかと。
災害などが無ければ・・・という例外付なら別かもしれないけど。
やれ停電だなんだで、通勤は大騒ぎ。
これはもう通常ではないし、ちょっとごめんねなんていう度合いを超えている。
・悲観的な意見を、恐怖心を煽るからという批判
別に、ここでそういう批判を受けてるわけじゃないけど、
紹介していたサイトや、その他情報としてみていた、孫崎亮氏のTwitterなど、
そういう批判があるという。
でも、最後の最後で、実はね・・・頑張ったんだけど駄目になりました。
がいいのでしょうか??
まあ、例えばこうか・・・自分は癌になっても告知しないで欲しいという人なら
そういう気分になるのかな。
でも、私としては、最悪を想定して動くことが望まれると思っています。
個人だけの問題じゃないのです。
まあ、じっと待ってて、確実に良くなるのが分かっているなら、
確かに、今大騒ぎするのは得策じゃない。
でも、今回のは、明らかにおかしい。
最初の水蒸気爆発で、壊れたのは外側だけで良かった良かった・・・
というか、本当に外側だけで内部は影響ないのかとか、普通は想像する。
それが、水が無くなって、海水いれても上手く水位が上がらないとか、
バルブが駄目とか、段々手詰まり感が漂っている。
ネット社会ということで、もはや、情報を自主的に探すことに慣れた人が多い。
簡単に情報が出てくる。
専門家の意見も出ている。海外での伝えられ方も出ている。
心配しすぎという人もいる。
でも、心配したけど結局大丈夫だったね・・・の方が、絶対に良いと思っている。
・疑問が晴れない
何故、いつも正門からの数値なのか、
何故、一年間で浴びても平気な放射線量と、レントゲン写真での量を比べるのか
(又はその類似の内容)、
何故、テレビに出ている学者は素直な疑問をもっと強く出さないのか(ネットでは色々でている。せめてそれに答えて欲しい)、
何故、東電の上の方は現場から離れるのか(下っ端は作業だ)、
何故、首相は初日にパフォーマンス視察をするのか(あれが初動の遅れになったのでは?)、
何故、米軍に協力を要請した(確か水撒きとか)・・・とあるが、その後どうなったのか報じないのか(彼らが被爆してまでやらないと思うけど、一応ニュースで流したなら要請の結果を是非)、
何故、作業が50人じゃ少なすぎはしないか?安全ならもっと大丈夫なはずでしょう。
何故・・・もっとあるが、とにかくが多すぎる
・とはいえ、頑張ってる人は尊敬に値する。
いろいろ見ると、命の危険を顧みず出かけている人がいるのが分かる。
そう言われても、あえて出て行った人もいる。
ただ、全て事が済んだら(もちろん無事に越したことは無い)、いろいろな行政の問題とか、
設計の問題とか、対策の問題とか、
人災といっていい部分が多いので、きちんと責任追及はして欲しい。
と、勝って気ままなブログでした。
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