アンリ・ルソー 「夢」或いは「夢をみる」と言う絵画です
一枚の絵にこれほどの情熱をもって語る人に始めて出会った
山本周五郎賞をとった絵画にまつわるミステリー

ある人が絵画についてマイムに教えてくれたこと
美術館に行ったら、気に入った絵の前に立って暫くじっと見ると良い
見ているうちに
画家も同じ場所に立ってその絵を描いていたのだと気づくから…
この絵のモデルになった女性は
画家によって夢の世界に永遠に閉じ込められた…
この一見幼稚に見える絵の下にピカソの絵が閉じ込められているかも知れない…
まぁいろいろと面白い小説なのです
なんでこの本に出会ったかというと
だれか忘れちゃったけど女性の芸能人が
この作家の「常設展示室」って本が面白かった、と話していたのを思い出して読んでみたのだ

美術館で専門の解説員にお話を聞いているような気持ちになる
絵画っていいな、アートってステキだな、と
思わせてくれる(どちらかというと女性向きの)お話、オムニバス
アートに会いたくなった。。