爺のつぶやき

後期高齢者で知識や話題に乏しい田舎ジジイですが、
見たり聞いたりその日の出来事をつぶやいています。

「悲願成就」

2021-04-14 06:00:38 | あれこれ
松山選手マスターズ 初優勝

昨日、毎日新聞のコラム「余禄」に「ゴルフの相手はまず自分自身、次はコースのレイアウトだ」と、必要なのは忍耐と載っていた。

連日テレビで応援し自分も歴史の証言者に慣れてうれしく思う。最終ラウンドは4バーディー5ボギーだった。前日までのリードを忍耐で死守して初優勝を果たした。

松山選手はメジャーと呼ばれる4大大会を日本人で初めて制した。優勝の瞬間実況アナも解説の中島常幸さんも涙を流した。

高校、大学時代から、主要な大会で優勝を重ね、2013年プロに転向、これまでPGAツアー5勝、世界4大メジャー大会10位以内7回を達成している。

181センチ90キロの体格から繰り出されるドライバーの平均飛距離は317ヤードで外国人選手と比較しても遜色はない。

4年前の全米プロ選手権で優勝を目の前にして崩れた「ここから勝てる人と勝てない人が出てくる。勝てる人になりたい」と、2位になって悔し泣きした。

今大会の後半池ポチャの時にはきっとその時優勝を逃がしたことを思い出したに違いない。勝負の怖さを知っている松山選手はここでよく頑張った。

ゴルフの観客をギャラリーと呼ぶが、この大会ではパトロンと呼ぶ。クラブの会員が資金援助し大会運営にかかわり入場料金が資金の一部になっていることから支援者の意を込めパトロンと呼ばれる。

表彰式ではうれし涙をにじませ「これで日本人選手も変わる」と破ったカベの厚さを振り返った。

松山選手は10度目の出場で優勝者に贈られる「グリーンジャケット」を、前年優勝のダスティン・ジョンソンに着せてもらってガツッポーズを見せた。

朝からずっと緊張していた。いいプレーを見せられてよかった。もっと勝てるよう頑張りたいと松山選手。気になる賞金は2億2700万円という。

報道によると松山選手はアマチュアだった11年のマスターズから33度目のメジャー挑戦で17年全米オープン選手権の2位が最高だった。

マスターズでは01年伊沢利光、09年の片山晋呉の4位がこれまでの日本勢最高。全米オープンでは80年青木功さんも2位に入っている。

日本女子選手では1977年に全米女子プロ選手権で樋口久子さん、2019年全英女子オープンで渋野日向子がそれぞれメジャー優勝を果たしている。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする