リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

3連休

2009-05-11 23:01:17 | チェコ共和国
ドブリーデン!

日本の大型連休は終わってしまいましたが如何お過ごしでしたか?
すでに平常に戻ってまた生き生きと生活を始められていることと思います。
気がつかない内に溜まったお疲れだけは早く取れますよう願っています。

チェコは5月1日(金)がメーデーで祝日のため3連休、そして8日(金)は「解放記念日」の祝日でまた3連休でした。
前半は夫が仕事だったため一人でパソコンとゲーム三昧、後半は夫とトラムの「ぶらり途中下車」を楽しみました。

目的地はなく最初に来たトラムに乗って終点まで行ってみる。途中気になるところで下車。
2人とも1年間有効の定期を持っているので便利です。
因みに定期はトラム、バス、地下鉄、ケーブルカーは乗り放題です。
気になる値段は1年で何と日本円で約24,000円です。しかも昨年9月中に購入したのでさらに10%引きでした。

写真は最初に下車した「公共乗り物博物館」です。
我が家から歩いて15分くらいの所にあるのは知っていました。
でもわざわざその為にだけ行くほどのことでもないかとな?と思っていましたが
予想外に結構楽しめました。
主な観光スポットを走る観光客向けのトラムもここが始発でした。


可愛い入場券。
約175円


1875年、ベルギー人によって初めて公共の乗り物であるトラムが運転される。
最初は馬で引いていた。


最新型のトラム。
昇降口のステップが低くなりお年寄りやベビーカーの乗り降りが楽に。

隆の山

2009-05-01 15:06:46 | チェコ共和国
ドブリーデン!

写真で見た雨のプラハも何かいい感じだったので今度雨が降ったら写真を撮りに行こうと思っていました。
そしてこの日(29日)の予報は14時ごろから雨とのこと。

14時ちょうどに家を出ました。トラムに乗ったら雨が降り出しました。
そして15分後トラムから降りたら雨は止んでしまいました。
とことん晴れ女は今日も雨を止めてしまいました。

目的を失った私は街の中をブラブラ歩きガラス細工のお店の前で小さな動物達を眺めていました。
するとお店の中から「コンニチハ。アサショウリュウ。スモウ、スモウ。」といいながら男の人が出てきました。

「コンニチハ」だけなら聞き流すところですが「アサショウリュウ」はあまりにもインパクトあり過ぎです。思わず笑ってしまいました。

日本語がしゃべれるのかと思ったら何故か相撲用語だけでした。
朝青龍が大好きなのだそうです。
そういえばユーロ・スポーツのチャンネルで大相撲の本場所を生中継しているのです。
力士の名前や技はそこで覚えたのかジェスチャーを交えながらチェコ語と英語で説明してくれます。「オシダシ」「ウワテナゲ」「ヨリキリ」などなど。暇つぶしに話を聞いていました。

しばらくして「コトオウシュウ・ブルガリア。タカノヤマ・チェ」知ってるかと聞いてきました。
チェとはチェコのことです。
「タカノヤマ」は知らないと言うと彼は日本にいて現役のスモウレスラーだというのです。
「タカノヤマ」はスポーツ専門学校時代、柔道と相撲をやっていて相撲のワールドカップで銅メダルを取ったとも言っていました。

家に帰って調べてみました。確かにいました。「隆の山」です。

しこ名:隆の山 俊太郎
出身:チェコ・プラハ
身長:185cm
体重:92,5kg
1983年2月21日生まれ
幕下、東20枚目
鳴戸部屋

今度大相撲が始まったら応援よろしくお願いします。

夕方5時頃家に帰ったら急にどしゃ降りの雨が振り出しました。











庭の花たち

2009-04-24 17:43:46 | チェコ共和国
ドブリーデン! 

偶然ですが私の誕生日(4月6日)の頃から急に庭の花が咲き始めました。
そうそう申し遅れましたが今年還暦です。
息子がおめでとうメールの中で「赤いチャンチャンコ」のことを書いていたのが妙に嬉しかったです。
小1の終わりから中2の前半まで海外で生活し、日本語は勿論日本の生活や習慣、歴史などはかなり遅れていたので顔には出しませんでしたがとても心配していました。
その息子が「赤いチャンチャンコ」のことを書いていたのですから私はもう本当に感動しました。。本人にとっては何気ないことでなのでしょうが。

還暦を祝って咲いてくれた花たちをご覧下さい。





今ちょうど庭の山桜が少し散り始めたところです。
昨年友人のブログを見ていて私もこんなことやってみたいなと思っていました。
春になったので挑戦してみました。
やり方をメールで聞いてもきっと説明するのは大変だろうと思いどんなサイトか探すところからのスタートでした。
4日かかってしまいましたが何とか成功しました。
今、快い疲れを感じていますが満足、満足。










オバマさん

2009-04-20 11:32:37 | チェコ共和国
ドブリーデン!

意外と知らない人が多いのですが1993年にチェコスロバキアは分離独立して「チェコ共和国」と「スロヴァキア共和国」になりました。
そしてチェコは2004年5月にEUに加盟しました。
通貨はまだチェココルナですが近い将来ユーロに変わる予定です。

EUには現在27か国が加盟していますが各国が半年ごとの持ち回りでEUの議長国になります。
そしてチェコは今年の1月から6月まで議長国になっています。
その為か最近は国旗を立てた首脳の車がパトカーの先導を受けて走って行くのをよく見かけます。

その中でも4月4日は特別な日でした。
そうです。あのオバマ大統領がチェコにやってきたのです。
EUとアメリカとの首脳会議のためです。

空港から市内に続くメイン道路までは我が家から100mくらいです。
ミーハーな私は一目オバマさんを見ようと(いや出迎えようと)カメラを持って出かけて行きました。

夕方5時前にヘリコプターが3機も上空を飛び回っているのでもうそろそろ到着だと思い出かけたのですが前日の発表より2時間遅れでした。
私達が行った時はすでに沿道にはカメラを手にした人たちがいたのですが6時半を過ぎた頃から三々五々多くの人たちが集まってきました。
それもそのはず、この日のストラスブール(フランス)での会議後のオバマさんの演説をテレビで生中継していたそうです。
この演説をテレビで見ていた人達はプラハ到着は早くても6時半過ぎと計算して沿道に来たのです。私達はそうとは知らず2時間待っていました。

その間行きかう車の間に各国の首脳が次々と到着しパトカーの先導で前を通過して行きました。
首脳の車以外にもスタッフと書かれた車や報道と書かれた車も一緒に車列を組んでいます。
遠くでサイレンの音が聞こえる度に皆一斉にカメラを構えます。

7時少し前、急に車の往来がなくなりました。
バスもトラムも車も一台も通らなくなりました。
あたりは急にシーンと静まりかえって特別な空気が流れていました。





それから約10分後一行がやって来ました。


白バイを先頭にパトカーが続く


道路は封鎖されていたが反対車線側で待っていた人たちは道路の中央を走るトラムの線路まで出てきて写真を撮っている。
思っていたよりソフト警備。


チェコとアメリカの国旗を立てた大統領の車。
その後にスタッフと書かれた車数台、報道と書かれた車からはビデオで沿道を撮っている。
この車列の終わりは救急車とパトカー。


翌日空港へ向かう大統領を見送りに。(ほぼ予定通り)


前日同様、大統領の車の直ぐ後に続くなぞ?の車


チェコでもオバマさんの人気は高く、5日の午前中は演説を聞くためにプラハ城正門前の広場は人、人、人でびっしり埋め尽くされていました。
私はこの演説をテレビの生中継で見て(聴いて?)いました。

この日は上空を飛び交うヘリコプターの音がまるでお祭りの囃子太鼓のように聞こえ何だかウキウキしていました。
久し振りに興奮した一日でした。

*タイトルに「オバマさん」としたのは出来るだけweb検索でヒットしないようにとの思いからです。失礼ながらこんなタイトルにしてしまいました。






イースター(復活祭)

2009-04-14 11:44:56 | チェコ共和国
ドブリーデン!

12日はイースター(復活祭)でキリスト教ではクリスマスと同じくらいに大切な祝日です。
イースターはその年の春分の日を過ぎて最初の満月の後の最初の日曜日と決められているので毎年日にちが変わります。
イースター前の金曜日から一週間をイースターホリデーとして学校が休みになるところもあります。
国によってイースターの伝統や習慣は少し違います。
チェコでは翌日の月曜日だけが休日になります。

チェコでは羊の形をしたスポンジケーキ、十字パン(パンを焼く時十字の切込みを入れて焼いた物)、ジンジャークッキー、イィダーシュ(ユダが絞首刑になったときの縄を思い起こさせる形のパン)、砂糖をまぶした揚げパン菓子などを食べます。

また、チェコではイースターマンデー(復活祭の翌日)は女性の若返りの日としての特別な習慣があります。
男性達は家々を回り、呪文を唱えながらポムラースカという柳の枝で編んだムチで女性のおしりを打ちます。
これは打たれた女性が若返るようにという意味が込められているそうです。
または男の子が好きな女の子を打つと言う説もありますがこれではモテる女の子は大変ですね。
打たれた女性はそのお礼にポムラースカに付けるリボンと卵をあげるそうです。

モラヴィア地方では少女を水で濡らすと次のイースターまで若さと美しさを保ち多くの求婚者を得ると言われる習慣もあるそうです。

どちらにしても女性は受難の日ですね。
ムチで打たれたり水をかけられたり。その上お礼までするなんて。


旧市街のイースターマーケットに行って直ぐに目に入ったのは七夕飾りのようなものでちょっと驚き。
イースターを象徴する卵形の飾りとリボンでした。

旧市庁舎の塔

日本風に言うと駄菓子屋さん
後ろの建物はティーン教会

広場の中央に作られたやぐら?の上から広場が見渡せる。
ミーティングポイントに最適
後ろの建物は聖ミクラーシュ教会。
この教会では夜8時からミニコンサートが催されることが多い。

チェコのイースターにつき物の羊の形をしたスポンジケーキやチョコレート、縄のように編みこんだパン、卵の殻に細かい模様が描かれたイースターエッグ、揚げパン(ドーナツと同じ)。

手前は紙のリボンがついたポムラースカ。
イースターマーケットでは勿論、お花屋さんやキオスク、スーパーマーケットなどでも売られている。
これは60cm(小)位だが長い物は1mを越す物も。

イースターにはもう一つウサギも欠かせません。
チェコではウサギが卵を運んでくると言う言い伝えがあるとか。
ウサギが卵を見つけて木にぶら下げている様子が刺繍されたテーブルクロス。イースターカラー(黄色)にちなんでクリーム色。


やっと出会えた十字パン。
由来が書かれた本と共に某ホテルのロビーで発見。



ポムラースカは買ったものの呪文もわからず打たれることもなかったので私の若返りは無理です。

さくら満開

2009-04-11 23:56:28 | チェコ共和国
ドブリーデン!

先週から気温が20℃を超えプラハもすっかり春になっています。
現地の人はもう夏だと言っていますが無理もありません。
ガイドブックによるとプラハの夏の平均気温は20℃だそうです。
空は透けるような青空で空気もきれいです。
これだけで十分幸せを感じます。

東京の桜は散ってしまったようですがプラハの桜は今満開です。

写真はプラハでは珍しく桜の木が多い公園です。
綺麗に並んで植えられているのでワシントンの桜のように友好親善のような記念の桜なのかと思っていろんな人に尋ねてみたのですが誰もが「知らない」と答えます。
最近は私もいろんな人に同じ質問をされるのですが同じように「知らない」と答えています。(笑)











桜の木はいろんな場所で見かけますが日本のように数十本、数百本とか桜並木と言うのはありません。
この小さな公園は10本くらいしかありませんがそれでも一斉に咲くと多くの日本人はお弁当を持って一人お花見をしたくなるようです。

あらためて日本の桜はみごとな美しさだと感じます。
天気予報で桜前線なども教えてくれますがそれだけの価値はあると思いました。

日本の桜の写真を送ってくださった方々ありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。(筆不精ですみません)
お陰さまで今年も数箇所の桜の名所を堪能できました。
プラハの桜もお楽しみください。



ブログ再開

2009-04-05 22:25:57 | チェコ共和国
ドブリーデン!

お久し振りですがその後お変わりありませんか?
私はとっても元気ですのでご安心ください。

プラハもすっかり春らしくなりしばらく冬眠していたブログを再び始めることにしました。
冬眠していた間多くの皆様にご心配をおかけして申し訳なく思っています。

「また高熱を出しているのでは?」と心配して実家の母に電話までしてくれた幼なじみも数人いたそうで突然の冬眠でお騒がせして申し訳ありません。

春の訪れと共に冬眠を残念がっていた人たちのために再びカメラを持って散歩に出かけブログを更新したいと思っています。

失礼ながら究極のエコ便りですがまたお楽しみいただければ私も嬉しく思います。


また、冬眠中半年ごとの定期健診を予定を早めて帰国し受けてきました。
腫瘍はそんなに大きくなっていないとのことで今後は年に一回でよいとの事でしたので併せてご報告しておきます。

いろいろご心配をおかけしてしまいましたが心身ともに元気ですのでどうぞご安心ください。

季節の変わり目ですので皆さんもどうぞご自愛ください。



チェコのX’mas

2008-12-23 14:47:39 | チェコ共和国
ドブリーデン

月日の経つのは早いものでチェコに来て12月18日で丸2年が過ぎました。
そして3度目のXmasを迎えようとしています。
昨年はちょうどこの時期大病をし、写真を撮っていたもののUPすることが出来ずみんなをがっかりさせてしまいました。
今年こそはと楽しみにしている人たちのために遅ればせながらUPすることにしました。

Xmasと言えば日本ではXmasケーキ、フランスではブッシュ・ド・ノエル、アメリカでは七面鳥というのが一般的ですがチェコでは「鯉」なのです。
チェコのXmasは今まで私達が知っているXmasとは全く違っていました。

Xmasイヴには伝統的な鯉料理(鯉のスープに鯉のフライ)とポテトサラダを食べるそうです。
そして食後にクリスマスツリーの下に置いている沢山のプレゼントをもらうのだそうです。
子供達はプレゼントは幼児キリストが運んでくると信じているそうです。
最近はテレビのコマーシャルでサンタクロースを見かけることはありますが街でサンタさんの姿を目にしたことはありません。

鯉と同じように忘れていけないものがクッキーです。
Xmasにはお母さんが数種類の手作りのクッキーを作るのも伝統なのだそうです。
この時期はあちこちでどんなクッキーを作ったとか何種類作ったと言うのがもっぱらの話題だそうです。
ギフト用に箱詰めされたクッキーもあちこちで売られています。


街のあちこちで見られる臨時の鯉売りのお店。
この交差点の近くでは4軒のお店が出ています。


3年前はまだ木製の桶(直径2mくらい)が多かったのですが今年目にしたのはプラスチック製の桶ばかりでした。


鯉はその場でさばいてくれます。


旧市街広場のXmasマーケット。


4時を過ぎると辺りはもう真っ暗です。
この日は3週間前だったためか人もそんなに多くはなかったのですが日ごとに混雑が増し20日に行ったときはものすごい人で歩くのも人を掻き分けながら歩きました。
ホットワインは全てのお店で3週間前より25円くらい値上げされていました。


今年のツリーは高さ22m。
数年前に強風で倒れたことがあるそうで今はマンホールの蓋を開けてその中に収めています。旧市街のツリーは特別のようで山から木を選んでここに設定するまでをニュースでも取り上げていました。

今年のツリーは少し凝っていて白く点滅していると思ったら急に明かりが消えたので故障かな?と思ったらそうではなく白い光が上から下に流れるように灯るのです。そして下の方から少しずつ点灯していき、雪が降って積もっているような演出なのです。
とても素敵でしばし眺めていました。


我が家のクリスマスツリー。
手前は昨年Xmasマーケットで買ったものです。


テーブルクロスとお菓子の家とツリー型のバスケットに入ったドライフルーツ。
昨年はいろんな場所のXmasマーケットに出かけて行きそれぞれ別の場所で買ったものです。
今年は飲んだり食べたりです。





聖ミクラーシュの日

2008-12-11 03:12:50 | チェコ共和国
ドブリーデン!

チェコでは毎年12月5日は「聖ミクラーシュの日」と言ってクリスマス前の大きなお祭りがあります。
聖ミクラーシュという人を知らないという人は多いと思いますが(私もその一人でした)聖ニコラス(聖ニコラウス)と言えば聞いたことがあると言う人も多いでしょう。 そうです、セント・ニコラ(ウ)スです。サンタクロースのモデルの人だと言われています。
チェコ語ではミクラーシュと言います。
この日は夕方から聖ミクラーシュと天使と悪魔に仮装した3人が一組となって街を歩きます。
子供達は聖ミクラーシュにこの1年良い子であったか悪い子であったか自己申告します。
良い子だったら天使からキャンディーがもらえます。悪い子だったら悪魔からジャガイモしかもらえません。または顔に灰をつけられます。
5日の夕方、私は聖ミクラーシュたちを探しに街に出かけてみました。



第一ミクラーシュ発見
申告していたのは3才くらいの男の子。
ちょっと怖いのかお母さんに隠れるようにして申告。
キャンディーを頂いてやっとにっこりでした。
おばあちゃんらしき人も身を乗り出して一生懸命申告のお手伝い?

第二ミクラーシュ発見。
小学生の女の子。
キャンディーと灰の両方でした。

4才の男の子。
真剣な顔付きで一生懸命申告しているのがとても可愛いらしい。
質問にもちゃんと答えていてなかなかしっかりした子供でした。
どんな会話なのかわかりませんが4才だけはわかりました。
キャンディーを手にして嬉しそうでした。


その後2組のミクラーシュに出会いました。
時刻は4時過ぎですがもう辺りは真っ暗です。





初雪

2008-11-24 23:33:40 | チェコ共和国
ドブリーデン!

22日の土曜日、プラハに今シーズン初めて雪が降りました。
最高気温は0℃。
去年より2週間くらい遅いようです。

前日の夜から雪の予報が出ていました。
何だか嬉しくて夜中に何度か窓の外を確認したけれど雪は降ってはいません。
朝起きて一番に外を見たらほんの少しだけ降っていました。
こんな降り方では積もらないなと思っていたら2時間くらいでしっかり積もっていました。
もっと沢山積もって欲しかったのですがそれでも感激です。
早速を持って写真を撮りに庭に出ました。
2・3分だったと思うけれど(5分くらいだったのかな?)8枚写真を撮っただけで手足がかじかんでしまいました。
それもそのはず素足に長袖シャツのみ。雪は止んでいたので部屋着のまま出て行ったのです。
外はマイナスだったはずです。

「さむさむさむっ!」と言いながら急いで家の中に入ったら頭が痛いような重いようなはじめての体験をしました。
北海道出身の友人がいつも言っていた「寒いと頭が痛くなる」とはこのことかと実感。
体の中の血液まで凍りそうになっているような感じです。
急いでヒーターの前で熱いコーヒーを飲みながら、一緒に外出する時いつも聞かされる夫からの一言を思い出しました。「外は寒いよ!(そんな格好で寒くないの?)」
外は寒かったです。

長期予報では「今年は寒い冬だが期間は短い」と言っていたそうです。
すでに私は今までにない寒さを実感しています。


冬はリビングルームから丘の上の豪邸が見えます。


正門から玄関に続く石畳


正門から見た東側。
夏場は見えなかった隣の空き家も今は丸見え。
ここは時々テレビののコマーシャルやドラマの撮影に使われています。


車用の門から見た西側。
こちらの家も夏場はほとんど見えません。


可憐(枯ん)なバラの花の根性咲き(?)



我が家に到着

2008-11-17 12:15:50 | チェコ共和国
ドブリーデン!

11月12日(水)無事我が家に帰ってきました。
成田を午後12時30分に出発し翌日の午前3時(日本時間)過ぎにはもう我が家に到着していました。
現地時間の午後7時過ぎです。
約15時間で我が家です。早いものです。
32年前初めてタンザニアに行ったときは33時間かかりましたからそれから比べるとあっという間に着いた感じです。

何だか庭がすっきりしたな~と思ったら樹木の葉っぱが落ちてしまったからでした。
屋根しか見えなかった西隣の家が姿を現し、東は隣の庭越しに建物が見えるようになり、南は丘の上の豪邸も姿を見せてくれています。
冬のどんよりとしたこの寂しい季節は民家が見えると少し落ち着いた気持ちになります。

3週間の間に人事異動があり友人家族はケニアにそしてその後任は中国の大連から着任していました。

今週からはいよいよ年末に向けてのいろんな行事が目白押し。
体調管理をしっかりやらなくてはと思っています。


検査帰国

2008-10-22 17:34:21 | チェコ共和国
ドブリーデン!

明日23日、春に見つかった腫瘍の経過を見るため一時帰国をします。
今年3月に検査のために帰国した時、副腎に腫瘍が見つかり今回はそれが大きくなっていないかの検査です。
3cm以上になると癌になる可能性が高いので定期的に検査をすることになっています。3月には直径1,5cmの大きさでした。
大きくなっていないことを祈りながらの出発です。

今回は私の帰国にあわせてオーストラリアにいる弟夫婦も一時帰国することになっています。(あっ! 今頃はもう日本に到着しているはずです)

日本の気候が気になっています。
どんな服装が妥当なのか、九州は最近まで25度なんてところもあってそれって夏日じゃない?
荷物は少なくしたいし、洋服は何を持って(着て)行くべきか悩んでいます。
コートはいらないでしょうね? 長袖?or半袖? あぁ~~。







秋の庭

2008-10-15 11:57:15 | チェコ共和国
ドブリーデン!

1週間前に撮った我が家の庭、東京では味わえなかったとても贅沢な眺めです。



ゲストルームから見た東側の眺め



ゲストルームから見た南側の眺め



食堂から見た南東側
食堂の前には美味しそうなりんごが今年も沢山実りました。
写っているのは直径5cmくらいのりんごですが日当たりの良い方はこの4倍くらいの大きさです。



リビングルームから見た南側の眺め



この日は曇り空でしたが「それはそれでまた良し」と言う感じです。

息子、目の手術

2008-10-12 03:04:15 | チェコ共和国
ドブリーデン!

9日息子が左目の手術をしました。(受けました)
白内障のためです。

最初に聞いたときはとても驚きました。
そして病院を変えて検査をしてもらっても間違いなく白内障とのことです。

最近は若い人の白内障が増えているそうですが息子もその部類です。
アトピーの人、目の怪我、ステロイド系の薬剤、などで発症するそうです。

そういえば息子はアトピー性皮膚炎でステロイド系の薬を使っていたことがあります。
また帯状疱疹にかかったときは今回手術をした目の辺りが一番ひどく、記憶は定かではありませんがその時ステロイド系の抗生物質の点眼薬を差していたと思います。
かなりひどくて失明も覚悟してくださいと言われていました。

それが原因かどうかはわかりませんが手術は早い方が良いとのことでその場で日程を決めたようです。
簡単な手術と言われていますがやはりメスを入れるのですから何かと心配でした。
親も姉も遠い外国暮らし。簡単な手術とは言っても一人で心細かっただろうと思うと胸が痛みました。

手術の前に父親、母親、姉からそれぞれメールが来たそうですが3人のメールを見て「チョウうけたよ~、爆笑だよ~」と笑っていました。
私が書いたのは「始まる前に一度大きく深呼吸をして落ち着いて手術を受けてください」と言うような心配メール。
姉からは全く逆の楽観メール、父親からは頑張ってという励ましメールだったそうです。
立場が違うとこうもメッセージの内容が違ってくるのかと笑っていました。

「何はともあれ今は順調に快復しているようなのでご心配なく!」です。
今、午前3時の(時計の)音楽が流れました。慌てて寝ます。





3週間で25本

2008-10-05 01:21:35 | チェコ共和国
ドブリーデン!

今日の記事のタイトルを見て何これって思ったでしょう?
信じられないくらいの数に私は言葉が出ませんでした。

娘が引越しをして3週間目の9月29日再び連絡がありました。
いつものように元気そうです。

今は大雨季で毎日滝のような雨が降ったりやんだり。
家は2階建ての1軒家、広いけれどトタン屋根、雨が降り出すと隣にいても話し声が聞こえないくらいだとか。

突然の断水2日目、貯水タンクは水漏れしていて修理を頼んでいるのに未だ来ない。
もうその水もなくなりそう。でも自分で作った水がまだあるから大丈夫。
停電はしょっちゅうあるけれどかなり優れものの自家発電機があるので問題ない。

と、まぁここまではアフリカだからね~と納得。

パソコンがいつもOFF状態なのでまだまだ忙しいんだろうと思っていました。
ところが・・・・。

「早速、カメの洗礼を受けたよ~」と笑っているのです。
「あ~そうなの~、しっかり洗礼を受けたんだ~(笑)」と私。

洗礼を受けると言うことは、つまり途上国に行ってその土地の水になれる前に誰もが1度は必ずかかると言われている下痢や腹痛をおこすことです。

最初は笑っていた私も唖然としました。

破傷風などの予防注射を5本。(たぶん最初の1週間で)
その後カメルーンでの洗礼を受けて2週間に20本もの注射を打ったと言うのです。

幸い素晴らしい日本人のドクターがいて随分お世話になったそうです。
途中で注射液の在庫がなくなったそうですが、その後もそのドクターがいろいろ考えて手を尽くしてくださったそうです。
とても有難いことで感謝しています。

今は快復していると思いますが(たぶん)やはり途上国に行くと病気が1番の心配事です。
笑ってる場合じゃなかったと反省です。