ハロー!
今週からやっと秋らしくなったと実感しています。最高気温も20℃を切るようになりました。
風も夏の北風から冬の西南風・南風に変わってきました。
さて以前UPしましたワールド・マスターズ・ゲームズ2017が30日に無事終了しました。
本来なら雨の多いこの時期なのですが暖かく穏やかな日々が多かったので関係者はホッとしていることと思います。
圧倒的にNZ選手が多いのですが日本からは約400人が参加したそうです。
10㎞マラソン(60才~65才の部)で曽野政男氏(63才)が日本人最初の金メダリストになりました。タイムは38分28秒、総合で24位だそうです。おめでとうございます!(日本人参加者は約370名)
ウエイトリフティング(50才~55才の部)で武井澄夫氏(55才)が金メダルを獲得しました。
彼は決勝でモスクワ・オリンピックの金メダリストと対戦、記録は170㎏(スナッチ75㎏、ジャーク95㎏)です。おめでとうございます!
名の知れた人達もエントリーしていました。
その一人は鈴木大地スポーツ庁長官です。
彼はソウルオリンピックの水泳の金メダリストでしたが10㎞マラソンに出場しました。
タイムは1時間2分3秒(覚えやすい)で完走したそうです。
毎日6~7㎞のジョギングはしているそうですが10㎞は初めての挑戦だったそうです。
鈴木長官は次回開催の日本の組織委員会の関係者たちとオープニングセレモニーに出席のため当地を訪れていました。
いつの時代でも多くの議員さんは懇談会やセレモニーが終わるとさっさと帰っていく人たちが多い中、鈴木長官は自らこの大会にエントリーして完走し日本での次期開催をアピールしていました。
清水直行氏、彼は元日本のプロ野球の選手でアテネ・オリンピックやWBCで日本代表として活躍しました。
彼は2014年からNZ野球連盟のGM(ジェネラルマネージャー)の補佐と野球のNZ代表のコーチに就任しています。
この大会では日本人とNZ人の混成チームを作って投手として出場し、惜しくも決勝で敗れたようです。
それとは別にゴルフにもエントリーしたそうですが残念ながら決勝には進めませんでした。
武井壮氏がスカッシュのエキシビジョンマッチで世界選手権で5回も優勝した事のあるオーストラリアの元選手と対戦し前半はイケイケの感じで頑張りましたが最後に追い上げられ負けてしまいました。
彼はこの日のために一度練習しただけの初心者だったそうですがそれにしては凄い活躍だったと思います。
もう一人、杉村太蔵氏がテニスのエキシビジョンマッチで元プロテニスプレイヤーと対戦し勝利しました。
とても見ごたえのあるいい試合だったようです。
彼は途中負けている時にもかかわらず審判に自分の今の球は入ってないと言って判定を覆しスポーツマンシップを評価されています。日本人らし良い印象を残しました。
忘れてならないのがインド人の101才のおばあちゃんが陸上で4冠を達成したそうです。
① 100m(100才以上の部)で1分14秒
② 砲丸投げ(95歳以上の部/2㎏)2.10m
③ 200m(90才以上の部)2分58秒
④ やり投げ(95歳以上の部/400g)5.12m
* すべての記録は101才としての世界新記録と推定されるとのコメントもありました。
出場した選手たちは皆いい顔をしていました。
そして試合後はお互いに国境のない会話を楽しんでいる人たちを多く見かけました。
オリンピックに負けず劣らずのいい大会でした。
登録さえすれば誰でも参加できるので次回の関西大会(種目によってはその近隣で)には何か挑戦してみてはいかがですか?
私も何か挑戦してみようかな~~~? ボランティアでもいいかな? と思っています。
左の写真は開会式や閉会式のほかパーティーやイベントなど毎日行っていました。右奥の方に見える水色のバルーンゲートがマラソンや自転車競技のゴールです。我が家から徒歩5分。
右の写真は関西の組織委員会の方々が日本や関西をアピールしていたブースです。試飲用の美味しい日本酒をいただきました。
(写真をクリックすると大きくなります)