リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

ホームパーティー

2010-05-29 03:47:23 | その他
サェンバェーノー!

先週の金曜日(21日)に我が家でホームパーティーを開きました。
お招きしたのはいつもお世話になっているモンゴル人10人と日本人2人。モンゴル人の中の3人は日本語がペラペラです。

先ず招待状はどうしようか?英語?それともモンゴル語?
英語が分かる人は誰もいません。かといって私はモンゴル語はできません。結局日本語にしました。
しかし全て日本語では心が伝わらないと思いせめて封筒だけでもモンゴル語で書いてみようと思いちょっと頑張ってみました。

    招待状
         ○○○○様
          
              △△△△より

という感じです。
モンゴル語の先生に教わりながらの手書きです。
かなりいい感じに出来上がりました。(マンゾク、マンゾク)
モンゴル語が分かる人に内容を説明してもらいました。

次はメニューの決定。夫とも相談しながら前菜からデザートまで10品を決め後は買出しです。ここまでは順調にルンルン気分でした。

ところがある日突然レンジの1つが使えなくなりました。大小4つあるうちいつも使っている大きな方です。見てもらったらショートしていました。他の3つは使えるから大丈夫だと言われたのですがパーティーの時は困ります。
翌日部品を買いに走りました。運転手さんにどこに売ってるか聞くとわからないと言うのです。しばし考えていましたが彼はそれを作っている工場に行ったのです。交渉して出来立てをGETして帰りました。頼れる運転手です。

3日後に取り付けてもらい一安心。
ところが、ところがです。使っているとき何か変な臭いがすると思ったら新品で付け替えてもらったばかりのレンジから煙がもうもうと出ているのです。驚きました。怖いのでこれは使わないことにしました。

当日まであと1週間という時午後から夕方まで停電になりました。停電はよくあるとは聞いていましたが我が家では初めてです。翌日も午後から8時まで停電でした。まだ明るい内なのでロウソクを点けることはなかったものの我が家のレンジは電気なのです。当日停電になることも頭に入れておかなければいけません。当日停電しても大丈夫なようにメニューを少し変更しました。

普段使っていないゲスト用のトイレも掃除をしなければと電気を点けたら点かない
私たちが引っ越したとき電球は新しいものに取り替えたばかり。まさか~
グローランプが悪いのかもしれないと思い翌日蛍光管とグローランプを持ってホームセンターに。

お店の人はテスターで検査をしてどちらも悪くない。他の部品が悪いのだと言われ違う部品を買って帰りました。ところが形が違ってそれは使えないのです。
いつもメンテナンスをお願いしている人に来て見てもらったらなんと単なる接触不良だったようです。今度もし点かなかったら少し動かしてみて!と言われました。ついでにレンジの上の電気が点かなくなったのも見てもらったらやはりコードを少し触ったら点いたのです。(笑)
日本人は何でこんな不良品ばかり・・・と思うのですが、こちらの人から見たら点かなくなったらなぜ少し触ったり叩いたりしないのかと不思議に思うようです。たったそれだけで直ぐに良くなるのに・・・。確かに・・・。
ここではパーティーそのものよりそれ以外の事でかなり疲れます。

当日は停電もなく無事料理も出来上がり、ちょっと段取りが悪く自分ではもう少しきちんとできたはずなのに・・・という思いはありましたがみんな喜んでくれたので私も嬉しかったのは言うまでもありません。

乾杯をした後一人の人が皆を代表して一言と言って立ち上がりました。

「△△さんがリビングの広い家を探していると聞いていましたが今日その理由が分かりました。私たちを呼んでくれるためだったんですね。私は日本人と20年一緒にここで働いていますが自宅に招かれたのは初めてです。今日はみんなとても感激しています。そして感謝の気持ちで一杯です。これからも皆で仲良く楽しく仕事が出来るよう皆で頑張ります。

との言葉がありました。(通訳後)その言葉を聞いてこちらが感激し感謝の気持ちで一杯でした。
皆、お腹一杯で全部美味しかったと言ってくれ、そばで見ていてもみんな幸せそうに帰って行ったので私も本当に嬉しかったです。
また一つ大切な思い出ができました。





新たな挑戦

2010-05-19 03:09:28 | その他
サェンバェノー!

先週は+20℃前後まで気温が上がり道端の雑草も緑色に変わってきて確実に春が近づいてきています。と思っていたら17日雪が降りました。最高気温+5℃。また冬に?と心配していたら翌日からまた20℃以上です。
暖房も5月15日で終了しました。地域暖房なので一斉に終わりです。
冬の間中断していた道路の補修や工事も新たに始まり街は一段と活気を帯びてきました。
建設中の国内初の遊園地も7月からオープンするそうです。
気持ちもウキウキしてきます。

さて最近の私は4月の最後の週より本格的にモンゴル語の勉強を始めました。
1回2時間を週2回です。

先生は現在日本語を勉強している19才の女子大生。火曜日と木曜日は小さい子供に日本語を教えているとのことで曜日も時間も彼女の希望通り。

5月から始めようと思っていましたが彼女は「来週からやりましょうよ」とかなり気合が入っています。
「モンゴル語を教えるのは初めてですが自分にとっても良い経験になると思うのでとても嬉しいです。一緒に頑張りましょう!」と流暢な日本語で言ってくれました。
彼女の張り切っている姿に私も「頑張るぞ!」と気合が入ってきました。


「活字体」の大文字と小文字

ちょっと説明が難しいのですが読み専用とでも言ったら良いのか自分で書くことはない文字とのことです。
その内自然と読めるようになるので気にしなくてもいいそうです。
当然のことでしょうが皆書き方はわかりません。
主にテレビやお店の看板、記事のタイトルなどに使われています。



「斜字体」の大文字と小文字

活字体と同様に読み専用の文字。
主に新聞や図書などで使われています。
読みは順番に活字体と同じですが全く違う文字もあります。



「筆記体」の大文字と小文字

人が書くときだけの文字です。
当然のことながらパソコンには出てこないので先生が書いてくれました。
この筆記体にも上記の活字体や斜字体と全く違う文字があります。


自分の身分証明書をもらったとき「あっ!名前が間違ってる!」って言ってしまいました。
英語と同じ文字でも発音が全く違うのです。
来たばかりの頃、人の名前がなかなか覚えられないので手帳に書いてもらっていました。
横にカタカナで読みを書いていたのですがなぜこの文字でそう読むのか全然わかりませんでしたが今はちゃんと読めるようになりました。
手書き専用の文字があることを知らなかったので辞書も思うように使いこなせませんでした。
英語と同じ文字でもアルファベットの順番が違うので辞書を引くのも大変です。



小学1年生と2年生だけが使うノート。
文字の書き初めと書き終わりは特に大切で徹底的に指導されるそうです。


モンゴル語ではこう書きます。
PECMOPAH (レストラン)
MAKCU (タクシー)






窓からの景色

2010-05-05 03:15:10 | その他
サェンバェノー!

日本は今ゴールデンウイークの真っ最中なんですね。
みんな今頃いろんな形で休暇を楽しんでいるのでしょうか?
こちらはいつもと変わりない静かな生活を送っています。

最近とても暖かくなったとしみじみ思います。
今日の最高気温は13℃となっていましたが数日前は何と20℃もありました。しかも今日の最低気温はマイナスではなく0℃だったんですよ。
数値を聞いただけで嬉しくなってきます。

私たち日本人は春が大好きと言う人は多いと思いますが、現地の人たちは多くの人が嫌な季節だと言うのです。

春になると根雪がなくなり凍りついていた地面が少しの風でも砂埃を巻き上げ強い風だと砂嵐になるそうです。
南部のゴビ砂漠からの黄砂も多くなり目も開けていられなくなるそうです。

また冬に酔っ払って家に帰れなくなり物陰やマンホールなどで寝てしまった人が誰にも発見されずにそのまま凍死し、暖かくなるとその腐敗臭がしてくるのだそうです。

日曜日に近くのスフバートル広場まで夫と歩いて行って来ました。
ポカポカ陽気で広場は多くの家族連れで賑わっていて平和なんだな~としみじみ感じていました。
しかしこのウランバートルの中心地を往復(約1km)する間に蓋の開いているマンホールを3つもよけて通りました。(危ない!危ない!!)


日曜日の午前中、通る車もほとんどなくまったりとした感じです。



引っ越してきた1月はちょうどこの写真の真ん中辺りの山に沈んでいた夕日は
現在写真をはみ出てずっと右側のビルの間に沈みます。(8時半頃)



あの寒い冬の間も建設ラッシュは続いていました。



上の写真の観覧車と左の建設中のビルの合間に突如現れたチンギス・ハーンの肖像画?
帰国前は雪で覆われていたため全く見えませんでした。
写真集か何かで見たことはあったのですがまさかこんな近くにあるとは思ってもいませんでした。
感動! 近い内に近くまで行って見たいです。