こんにちは。
先日、外国人が好きな日本の食べ物ベスト40というようなタイトルのテレビ番組を観ました。
一番人気はラーメンで2位がお寿司でした。
なる程、なる程と観ていました。意外だったのは小豆系の饅頭やぜんざいなどがベスト40に入っていたことです。
以前(40数年前~最近まで)外国人にとって豆は食事として食べるものであって決してスイーツとして食べることはありませんでした。
少なくとも私の知る限りの外国人でぜんざいやお汁粉を好きだと言った人は一人もいませんでした。好きではない、気持ち悪いとさえ言っていました。
モンゴル人留学生の女の子が正月休みに日本人の友人の家に遊びに行った時、おばあさんがぜんざいを作ってくれたそうです。
一口食べて甘かったので「ゲッ! 不味い!」と思いお腹がいっぱいでもう食べられないと言ったけれど遠慮していると思われて何度も、何度も、食べなさい、食べなさいと言われ本当に困ったと思い出して涙を浮かべていたのを思い出しました。
このような話はいろんな国で多くの人から聞いていました。豆類が甘いのは予想外でショックなのだそうです。
最近の外国人がぜんざいなどを好きだと言うのは事前に甘い食べ物と知っていて食べているのだろうと思います。
また、インタビューを受けていたデンマーク人が「日本のケーキは甘さ控えめで本当に美味しい!」と言っていたのに私は驚きました。
40年くらい前の話ですが2人のデンマーク人にデンマーク刺繍を習っていたことがありました。
ある時日本人の友人が次回は我が家で・・・と言って当日ケーキを作って出しました。私にはとても美味しかったのですが彼女たちは
「日本のケーキは歯医者さんお勧めのケーキね。ちっとも甘くないわ。」とあまり美味しくはないと言う顔で言っていたのです。
それが今では甘さ控えめで美味しいと! 変われば変わるものです。
日本茶を出したらお砂糖が欲しいと言って角砂糖を2個も入れて飲んでいました。
あの頃は日本茶をお出しすると必ず砂糖を入れて飲んでいましたよ。コーヒーには入れないのですけれどね。
デンマーク人のコーヒーはとても濃くて私たちはお砂糖を入れていましたがそれが可笑しいと言ってよく笑われたものです。
今ではあまり見かけませんが、当時日本には角砂糖があって贈答用に花の形をしたものなどがあったので我が家でもお客さん用にいつもストックしていました。
彼女たちはコーヒーには入れませんでしたが可愛いと言っていつも持ち帰っていました。
日本茶はこのデンマーク人に限らずやはり多くの外国人が砂糖が欲しいと要望するか我慢して飲むか、味を知ってる人は手をつけませんでした。
以前は日本食と言えば、すき焼き・しゃぶしゃぶ・天ぷら・焼き鳥くらいしか知られていませんでした。
お寿司や刺身は日本人でも海外ではほとんど食べる事はできませんでした。生の魚があまり手に入らなかったからです。
タンザニアに住んでいる時は当時の首都ダル・エス・サラームがインド洋に面していたので魚は比較的楽に手に入りました。
しかし魚を手に入れてもコレラなどの心配もあったので生で食べる事はほとんどありませんでした。
初めて魚屋さんに連れて行ってもらった時はかなりのショックで私は魚を買う事が出来ませんでした。
魚屋さんは海岸の浜辺にありました。
人(男の人ばかり)は沢山いるのに魚はどこにも見当たらないのです。
買い物客が来ると急いで砂に埋めていた魚を掘り出して海水で洗い私たちの所に持って来ます。
そして「新鮮だよ。いくらで買う?」と聞いて来ます。
いろいろ交渉をして買っていました。流石に鮮度は良かったです。
内臓は既に取り出していますがそこには砂が沢山ついているのです。
慣れるまでは本当に魚を買う事はできませんでした。
小舟で漁から帰って来ると内臓処理をし、冷蔵庫や氷水などは無いので、直射日光を避けるために砂浜に穴を掘ってそこに魚を並べて埋めているのでした。
どのくらいたってからかは覚えていませんがいつの間にか私も普通にそんな魚を買って食べていました。
先日、外国人が好きな日本の食べ物ベスト40というようなタイトルのテレビ番組を観ました。
一番人気はラーメンで2位がお寿司でした。
なる程、なる程と観ていました。意外だったのは小豆系の饅頭やぜんざいなどがベスト40に入っていたことです。
以前(40数年前~最近まで)外国人にとって豆は食事として食べるものであって決してスイーツとして食べることはありませんでした。
少なくとも私の知る限りの外国人でぜんざいやお汁粉を好きだと言った人は一人もいませんでした。好きではない、気持ち悪いとさえ言っていました。
モンゴル人留学生の女の子が正月休みに日本人の友人の家に遊びに行った時、おばあさんがぜんざいを作ってくれたそうです。
一口食べて甘かったので「ゲッ! 不味い!」と思いお腹がいっぱいでもう食べられないと言ったけれど遠慮していると思われて何度も、何度も、食べなさい、食べなさいと言われ本当に困ったと思い出して涙を浮かべていたのを思い出しました。
このような話はいろんな国で多くの人から聞いていました。豆類が甘いのは予想外でショックなのだそうです。
最近の外国人がぜんざいなどを好きだと言うのは事前に甘い食べ物と知っていて食べているのだろうと思います。
また、インタビューを受けていたデンマーク人が「日本のケーキは甘さ控えめで本当に美味しい!」と言っていたのに私は驚きました。
40年くらい前の話ですが2人のデンマーク人にデンマーク刺繍を習っていたことがありました。
ある時日本人の友人が次回は我が家で・・・と言って当日ケーキを作って出しました。私にはとても美味しかったのですが彼女たちは
「日本のケーキは歯医者さんお勧めのケーキね。ちっとも甘くないわ。」とあまり美味しくはないと言う顔で言っていたのです。
それが今では甘さ控えめで美味しいと! 変われば変わるものです。
日本茶を出したらお砂糖が欲しいと言って角砂糖を2個も入れて飲んでいました。
あの頃は日本茶をお出しすると必ず砂糖を入れて飲んでいましたよ。コーヒーには入れないのですけれどね。
デンマーク人のコーヒーはとても濃くて私たちはお砂糖を入れていましたがそれが可笑しいと言ってよく笑われたものです。
今ではあまり見かけませんが、当時日本には角砂糖があって贈答用に花の形をしたものなどがあったので我が家でもお客さん用にいつもストックしていました。
彼女たちはコーヒーには入れませんでしたが可愛いと言っていつも持ち帰っていました。
日本茶はこのデンマーク人に限らずやはり多くの外国人が砂糖が欲しいと要望するか我慢して飲むか、味を知ってる人は手をつけませんでした。
以前は日本食と言えば、すき焼き・しゃぶしゃぶ・天ぷら・焼き鳥くらいしか知られていませんでした。
お寿司や刺身は日本人でも海外ではほとんど食べる事はできませんでした。生の魚があまり手に入らなかったからです。
タンザニアに住んでいる時は当時の首都ダル・エス・サラームがインド洋に面していたので魚は比較的楽に手に入りました。
しかし魚を手に入れてもコレラなどの心配もあったので生で食べる事はほとんどありませんでした。
初めて魚屋さんに連れて行ってもらった時はかなりのショックで私は魚を買う事が出来ませんでした。
魚屋さんは海岸の浜辺にありました。
人(男の人ばかり)は沢山いるのに魚はどこにも見当たらないのです。
買い物客が来ると急いで砂に埋めていた魚を掘り出して海水で洗い私たちの所に持って来ます。
そして「新鮮だよ。いくらで買う?」と聞いて来ます。
いろいろ交渉をして買っていました。流石に鮮度は良かったです。
内臓は既に取り出していますがそこには砂が沢山ついているのです。
慣れるまでは本当に魚を買う事はできませんでした。
小舟で漁から帰って来ると内臓処理をし、冷蔵庫や氷水などは無いので、直射日光を避けるために砂浜に穴を掘ってそこに魚を並べて埋めているのでした。
どのくらいたってからかは覚えていませんがいつの間にか私も普通にそんな魚を買って食べていました。