リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

孫に会いに・・・

2011-11-30 11:37:09 | 旅行
サェンバイノー!

突然ですが11月8日(火)からスイスに来ています。
9月に遊びに行く予定にしていたのに急用でスケジュールを大幅に変更せざるを得ず11月になってしまいました。
ウランバートルからジュネーブに行くにはルート的にも金銭的にも大変ですが納得のいく格安航空券を見つけました。
しかしルートは結構大変です。孫に会いたい気持ちがそれを吹き飛ばし私は全く気になりませんでした。

ウランバートル → ソウル → パリ → ジュネーブ で同日(約24時間後)に到着するというルートです。

7日の早朝5時45分に家を出て20分後に空港到着。
チェックインの受け付けはされていないのに案内ボードは予定通りとなったままです。
数人の係の人に聞き12時30分に変更という事を信じて一旦家に帰りました。
再度空港に行くと今度は15時00分出発となっています。航空機材のトラブルとのことなのでもうこの日の出発はないと思い旅行代理店に直行して翌日のチケットに変更してもらいました。
その日のチケットを一旦キャンセルして翌日の同じフライトを購入することができました。
キャンセル料を払おうとしていた丁度その時、航空会社からその代理店に電話がかかってきて「本日のフライトはキャンセルになったので日にちの変更は無料で・・・」とのことでしたのでキャンセル料は取られませんでした。ラッキー!

気を取り直して翌日の早朝に再出発、今度は予定通り8時過ぎにウランバートルを出発しました。
約3時間でソウル着、乗り継ぎ時間は約2時間、ソウルからパリまでは約12時間のフライトです。長時間なのでミネラルウォーターを買って乗り込みました。

大韓航空の機内食で美味しいと評判の「ビビンパ」を食べてみました。辛さの調節は自分でするようになっています。程良い辛さで評判通り美味しかったです。
キャビンアテンダント(客室乗務員)も皆奇麗(男性はイケメン)でとても親切です。
長時間だからなのか座席にはミネラルウォーター(350mm)が既に配られていました。
途中何度も水やジュースのサービスをしてくれます。
結局搭乗前に買ったお水はそのまま口をつけずに降りました。
とても喉が渇いていたのですが先に乗り換えの手続きを済ませてからお水を飲もうと思っていたのに手続きと同時に荷物の検査をされ水は没収されてしまいました。(乗り換えだから大丈夫だと思っていました)
素直に渡してしまいましたが渡す前に一口飲んでから渡せば良かったと後悔しました。残念!

パリからジュネーブまでは約1時間。あっという間にジュネーブに到着です。
やっとここまで来ました。もうすぐ孫に会えると心ウキウキしていました。
しかしそう簡単に孫には会えませんでした。

私の荷物が到着していないのです。
話にはよく聞いていましたが自分の荷物が到着しないということは初めての経験です。
オフィスに行くと既に1家族が荷物が届いていないと言って手続きをしていました。
しばらく待って私の番。先ず最初に聞かれたのは普段何語で生活しているのか?でした。
日本語と言うととても申し訳なさそうに自分は日本語はできないのでフランス語か英語にしてくれと言うのです。最初からそう言えばいいのにとちょっと笑っちゃいました。
ホテルの名前を聞かれたので娘の家だと言うと今迎えに来ているならここに連れてきてくれとのこと。この言葉を聞いて私はホッとしました。娘たちが帰ってしまったらどうしようと気が気ではなかったからです。

1日前の同じ時間の頃娘から電話があり「今どこ?」「今チェックインしてるところ」「まだパリなの?」「いや、ウランバートル」という会話をしたのですが私の携帯はここでは使えません。ちょっと焦っていました。(出発が1日延期になったという連絡が確実には取れていなかったのです。時差7時間の影響もあり)

一旦ゲートを出て娘たちをオフィスに連れて行き後は娘に任せて事務手続きをしてもらいました。
荷物は現在パリにあり、翌日の早朝自宅まで届けてくれるということでした。

それにしても孫に会ったとき私は一番に「しょうく~ん」と言って孫を抱き上げるイメージでいたのに娘を見つけると一番に「荷物が届かないのよ~・・・」となり翔くんが後になってしまったのがちょっと残念。
荷物は翌日無事に届きました。


*途中まではスイス滞在中に書いたので少し文章が???って思うところもあるかもしれませんがあまり気にしないで読んでください。









今日で丸2年

2011-11-30 10:11:25 | その他
サェンバイノー!

当地に来て今日(27日)で丸2年になりました。あっという間の2年でした。
人恋しくて辛い日々も多々ありましたが何とか頑張っているというのが正直な気持ちです。
辛い原因は何といっても日本語での気楽なおしゃべりが出来ないというのが一番だと思います。
当地の日本人は単身赴任の人が多く、在住している夫人たちもしょっちゅう日本に帰っているのでなかなか親しくなれません。
日本語ができる現地の人は沢山居ますが皆仕事をしているので昼間に気軽に声をかけて食事やお茶などはできません。
モンゴル人の友人や知人は沢山出来ましたが会話はすべてモンゴル語か英語です。
年も年ですからその時はそれなりに楽しいのですがやはり疲れるのものです。

そのてん子供たちと遊ぶのは心からリラックスできて楽しめます。
現在とても私になついている子供が3人います。10才、3才、1才の子供です。
時々その家に遊びに行っています。私のことをエメー(おばあちゃん)と呼んでくれています。
その家に行くとずっと私にまつわりついて喜んでくれます。私には孫のような感じです。

そして私は今月8日から本当の孫に会いに行ってきました。昨日帰ってきたばかりです。
最初は2週間の予定でしたがその後1週間延長してしまいました。勿論夫には申し訳ないと思いましたが・・・。
娘のところからブログを書いていたのですがパソコンの調子が私の家のものよりも悪く(カメルーンの砂埃が沢山入っているためらしい)途中で何度もフリーズしてしまいとうとう帰るまでに完成しなくて諦めました。

現在の孫とはまだおしゃべり相手とはいきませんが本当に可愛いものです。
ママ、マンマくらいしかできませんが自分が怒っているときは一生懸命何か言って(赤ちゃん語と言っておきましょう)抗議していることがわかります。それがまた可愛いんですね。

音楽が聞こえると体を左右に動かして聞いています。
「むすんで、ひらいて」を教えたら私の顔を見るとその動作をしてアピールするので歌って一緒に遊びました。
この3週間で何度この歌を歌ったことでしょう。

近くに住んでいたらどんなに良いかと思いながらも今までは行きたくてもなかなか行けなかったのですからそれを思うとたま~には行ける所なので良かったと思うことにします。

孫家族に会えて本当に心も体もリフレッシュして帰ってきました。
またこれからも当地で頑張れる気がします。
婿さんと夫に感謝・・・です。

握手しました

2011-11-03 22:28:54 | 異文化
サェンバェノー!

以前「面白い習慣」と言う記事を書きましたが覚えていますか?
足を踏んだり蹴ったりしたら握手をするという習慣のことです。(2010年11月11日の記事参照)

ついに私も経験しました。
ショッピングセンターに入るときドアを押したら開かなかったので手前に引きました。
その時後ろから来ていた運転手の足を踏んでしまったのです。
でも運転手は何事も無かったように握手もしてきませんでした。

「ねぇー こんなときモンゴル人は握手するんじゃないの?」
「そうですね。よく知っていますね。」
「じゃーどうして今握手しなかったの?」
「いえ 私はしません!(ちょっと戸惑った顔)」
「なぜ?私が外国人だから?」
「それは違います。私はしません。それはあなたが決めます。」
「ん??? あ~踏んだ人が握手するの?」
「そうですね。」

というわけでそれではと手を差し出しおもむろに握手をしました。
踏まれても外国人だとあまり気にはならないようですがモンゴル人だとやはりすっきりしないとのことです。

その後あるパーティーでテーブルを少し移動させよういうことになり立ち上がるとき隣の人の足を踏んでしまいました。
私が思わず両手で相手の手を取って「ごめんなさい」と言ったら「あら モンゴル人みたいね」と言って笑われました。
私は握手をするつもりではなくよろけそうになったので思わず相手のにつかまっただけなのです。
体制を整えようとしただけなのですが彼女が反射的に手を差し出したので結果的に握手をしたような感じでした。

こんなこともありました。小さなお店が沢山並んでいる市場でのことです。
洗剤を買おうとしたとき同じ容器に入ってラベルも同じなのですがフタの色だけが異なる2種類がありました。
説明はモンゴル語なので運転手にどう違うのか聞いてみました。
運転手は奥に居たその店の人(中年のおばさん)に聞いていましたがその人も分からないようです。
運転手はそれぞれを手に持って説明を読み比べていました。

しばらくするとその店の人は運転手に何か話しかけ出て行きました。
そのおばさんは彼の横を通るとき彼の顔を見て少し笑みを浮かべて手首をギュッと握って行ったのです。
私はちょっとびっくりしました。
でも彼は何事も無かったかのようにただ説明書きを読んでいます。

「今の人知ってる人?」
「知らない人です」
「じゃーなぜ今手を握って行ったの?」
「あ~それは足です」

運転手の両手がふさがっていたのでおばさんは手首を握って行ったようです。
その後おばさんは何て言ってたのか聞いたところちょっとトイレに行って来るから
自分が戻ってくるまで店番をしていてくれと言ってたそうです。笑ってしまいました。


握手は「ごめんなさい。悪気はありませんので。」という意思表示で、もしそれをしなかったら将来その人と敵同士になると信じられているそうです。
なかなかいい習慣だと思うのですが肩や体がぶつかっても「ごめんなさい」の一言も無いのは納得いきません。
握手までしなくてもいいのでごめんなさいくらいは言って欲しいものだと思います。