リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

新おばあちゃん

2010-06-28 05:03:41 | その他
サェンバェノー!

6月26日(土)初孫が生まれました。
男の子です。
名前は決まっていますがまだ許可をもらっていないので(こんな時間ですし)お伝えできませんが愛情がこもったとてもいい名前です。(既におばあちゃんバカ)
12時間近く陣痛に苦しんだようですがこの夜7時半ごろ無事に出産したようです。
母子共に元気なようでホッとしています。
婿さんのご両親にも感謝の気持ちでいっぱいです。

この週末キャンプに行っていたのでなかなか連絡が取れず私が知ったのは誕生から4時間後でした。現地に着いたとき電波が届いていないのを知り夕方電波状態の良いところに行って電話をしてみました。その時はまだでしたが10時半ごろもう一度行って息子に電話をして生まれたことを知りました。

出発の前日に”今夜入院をする”と聞いていたのでずっと気になっていました。
先日下見をした場所より少し奥のベストポジションだったのですが生憎電波は届いていませんでした。
家に帰りパソコンを開くと何度も電話をしたけれど連絡が取れないのでと婿さんから無事出産のメールも届いていました。そしてその後娘と赤ちゃんの写真もメールで届いていました。
直ぐにでも抱き上げたい気持ちです。久し振りに感動の涙を流してしまいました。

ピカピカのおばあちゃん1年生より先ずは第一報です。










乗馬初体験

2010-06-23 23:41:17 | その他
サェンバェノー!

キャンプ地の下調べが無事に終わった後は皆でお昼ごはんを食べることになっていました。しかしこの辺りにはそれらしきお店はどこにもありません。心配していると「今から食べに行きましょう。そして乗馬でもしませんか?」と聞かれ私は即「やりた~い!」と手を上げました。勿論今まで乗馬の経験は全くありません。それでも大丈夫とのことです。

「今電話でお昼ごはんを10人分頼んでおきましたので大丈夫です」と夫と私の心配を軽く跳ね除けてくれました。それにしてもこの大草原で携帯の電波が届いていることにちょっと驚きです。直ぐ近くかと思いきや延々と1時間くらい走ってやっと辿りつきました。
そこは彼らがいつも利用しているところのようです。

場所はUBから東北東に直線距離で50kmの所にある一番近い静かな保養地です。
UB市街地や草原とはまた違った風景で樹木の緑がいっそう濃く(これが普通かも?)林や小川があったりでここは本当にモンゴルなのかなとふと感じます。かろうじて時々目にする観光客用の白いゲルがモンゴルだと主張しているようです。

ゲルの中がレストランです。最初に”スーテー・ツァイ(ミルクティー)”と言う飲み物を出されとても美味しくいただきました。皆は直ぐに外に出て行きましたが私はのんびり座っていると「先に馬に乗りましょう」と呼びに来てくれました。”え~ご飯はどうなったの~?”と独り言をつぶやき外に出ると乗馬をする7人はもう馬を選んで乗っています。

私は始めてということを伝えていたので一番おとなしいという馬を残しておいてくれました。
乗馬と言うと乗馬用の靴や帽子など何となく気になるものですがここではそんな物は無用です。私だけ長靴代わりか着脱式の皮でできた物をすねに巻いてくれました。
みんなジーパンにスニーカーです。何もつけてはいません。
あぶみに足の先は届きましたが一人では乗れなくて手を借りてどうにか乗ることが出来ました。
乗り方や注意することなどの話もなくいきなりの乗馬です。ここでは皆小さい頃(5~6才)から馬に乗るそうですがみんな私と同じようにいきなり抱え上げられて馬に乗り落ちないようにしっかりつかまっていることから始まるのだそうです。

私が乗馬すると同時に皆それぞれ走り始めました。「え~~チョット待って~~誰か私に付いていてくれるんでしょう~?」と叫んでしまいました。
ちゃんと話は付いていたようでここのゲルのお兄さんが別の馬に乗って終始私の手綱を引いてくれました。

最初は必死にただつかまっているだけでしたがだんだん慣れてきて景色を眺める余裕も出てきました。林の中では木の枝に咲いた白い花のいい香りがし、下を見ると緑の芝生の中に黄色い小さな花が一面に咲いていたり綺麗な水が流れている小川を渡ったりちょっと深くて流れの速い小さな川を渡ったりしました。途中で少し小走りしたり本当に楽しくてあっという間の1時間でした。

私以外は皆モンゴル人でした。彼らはやはりとても馬が好きなようで童心に返ったようなとてもいい笑顔でした。とても楽しそうに雑談をしながら乗っているのですが広いところに出ると一斉に馬を飛ばして走って行きます。でも必ず誰か一人は私の側に居てくれるのです。
モンゴル人は年寄りをとても大事に扱ってくれます。これはいつも感じていることですがこのときもそれを強く感じました。側に知っている人が居てくれるだけで安心しますからね。
彼らは時々馬に「チュッ、チュッ」と話しかけていました。

戻った時ちょうど食事が出来上がったようです。
「ホルホグ」と言うモンゴル料理でした。お祝い事やお客さんをもてなす時に出すのだそうです。これは鍋に羊の肉とジャガイモ、人参、玉ねぎなどの野菜に熱く焼いた石を数個一緒に入れ鍋をダンボールで包むようにして蒸し焼きにしたものだそうです。
肉が柔らかくてとても美味しくいただきました。野菜も野菜本来の味がしてこれまた美味しかったです。

料理がお皿に取り分けられている時皆一斉に席を立って鍋の所に行きます。そして熱い石を持っています。隣に座っている人が私に一つ持って来てくれました。この熱を体に取り入れると幸運がやってくると言われているそうです。
触れないくらい熱いのですが私も何とかしっかり熱を取り込んでおきました。

















































































































































キャンプ地の下調べ

2010-06-21 02:44:30 | その他
サェンバェノー!

車が使えるようになって最初の土曜日(12日)に夫の職場の仲間やその家族、総勢10人で来週(26・27日)に予定している草原キャンプの下調べに行ってきました。
チンギスハーン・モニュメントがあるところより少し先です。(モンゴルではジンギスカンではなくチンギスハーンと言います)
周りには牛や馬、羊、山羊などが草を食んだり、水を飲んだり、寝ていたりとのんびり大自然に溶け込んでいました。
青い空に白い雲、気温は27℃でしたがとても爽やかでモンゴルの夏は話には聞いていたけれど本当に素晴らしいとしばし幸せな気分に浸りました。

その後少し離れたところにある観光客用のゲル(移動式住居)があるところに行き値段や当日空き部屋ならぬ空きゲル状態などを聞いていました。その後彼が私たちの所に来て「空きゲルはあるそうですがどうしますか?」と聞くのです。どうしますかって聞かれても、他の人はどうするの?」と言うと皆テントに寝るとのこと。(キャンプなんだからあたりまえか~)夫は選択は私に任せると言います。

実は自然の中でのキャンプなのでトイレの設備などはないのです。他の人たちはそれでもOKなのですが皆は私のことを心配してゲルホテルの近くの場所をキャンプ地に選んだそうなのです。この日の下見と言うのは私がどちらに決めるかの下見が大きな目的だったそうなのです。夫は事前にそれを知っていたようですが。

見た目では近いことは近いのですが直線距離で1kmくらいでしょうか?(もっとあるかも)車で移動すると2~3kmくらいありそうです。
せっかく皆で夜遅くまで楽しもうとキャンプに行くのに盛り上がったところで「ではホテルに戻ります」ではしらけるし翌朝また迎えに来てもらうのもね~と考えてしまいます。
ゲルにも泊まりたいけれど観光客用のゲルはあちこち沢山ありいつでも利用できます。しかし皆でキャンプとなるとそうはいきません。

下見をした設営地の周りは樹木が沢山あり人目を気にせず用は足せそうだったしガイドブックで得た知識もあったので意を決して皆とキャンプの方を選びました。大自然の中で童心に返る、モンゴル人になると言う言葉が頭をよぎりました。
皆は私がどちらを選択するか固唾を呑んで見守って(私にはそう思えましたが)いたようですが日本語を解せないはずのモンゴル人達が私の返事を聞いてどっと笑ったのです。「トイレ」「大丈夫」と言う単語だけ分かったのでしょう。
私たちが皆と一緒に過ごすことが決まりとても喜んでいるような笑顔が嬉しかったです。





新しい車

2010-06-13 23:59:16 | その他
サェンバェノー!

今週は先週とはうって変わって雨が降ったり止んだりの肌寒い日々でした。
気温も10℃前後で先週より20℃も低い日々でしたがその雨のお陰で四方の山々も一段と緑が濃くなりました。

ところで待ちに待った新しい車がやっと使えるようになりました。
先日一時帰国したとき中古のランクルを購入してモンゴルに送ってもらったのです。
予定より3週間近くも早く到着したので喜んでいたのですがいろんな手続きに時間がかかり結局6月9日(水)の午後から使えるようになりました。その間約1ヶ月です。

今までの車はあちこち調子が悪くアメ車だったので部品も手に入らなく危なくて郊外には出られない車でした。これからは郊外にも行くことができます。
10日(木)に早速郊外(UB市内から東に約60km)のチンギスハーン・モニュメントがある所まで行ってきました。

今までの車は左ハンドル、これからは右ハンドルのため運転手に慣れてもらうためでもあります。と言っても彼の私用車は日本車で右ハンドルなので慣れてはいるのですが今度の車は少し大きいので早く慣れてもらいたくて。(ただ単に自分が行きたかっただけかも?)

この日の天気予報は一日中雨。でも何となく午後から晴れるのではないか、晴れて欲しいと願いつつ午後1時45分に雨なら郊外には行かないで買い物、雨が降っていなければ郊外に行くと決めました。
1時40分になんと雨は止んで薄日まで差してきました。(微笑)勿論郊外に行くことが出来モンゴルに来てやっと草原に出会いました。








国際マラソン

2010-06-07 02:28:50 | 催事
サェンバェノー!

6月5日(土)に「第1回 モンゴル・ウランバートル国際マラソン」が開催されました。
前日までの心地よい気候と違って生憎の曇り空、スタート時間には雨まで降ってしまいました。
フルマラソン、ハーフマラソン、5kmラン&ウォークの3種目です。

日本人の最高位は8位で3時間8分だったそうです。彼は芸能人だそうですが彼の完走後の感想は「普段見られない景色、草原の中を走るのは気持ち良かった。羊の群れの前を通り過ぎたんですが、折り返して、戻ってきたらその羊たちがけんかしてたんですよね。ちょっとした時間に彼らの間で何があったのか気になりましたね。」と余裕のレースを振り返った。

という事を某有名テレビ局のニュース記事で知ったのですが私は彼のこのコメントの方が気になりました。
なぜかと言うとこのマラソンはウランバートル市の街のど真ん中を走ったのです。コースの周辺には草原なんてどこにもないし道路も封鎖されていたと言うのに・・・。
私の家の前の通りもコースの一部になっていました。

芸能人には入賞インタビューにまで台本があるのでしょうか?
皆そうだと思いますが自分が知らない人でも日本人と言うだけで応援したくなるのものです。
スポーツなんですから素直な気持ちで事実を語って欲しかったですね。




砂嵐

2010-06-04 23:47:05 | その他
サェンバェノー!

このところ30℃を越す気温が続いていましたが(昨日は34℃だったとか)今日からまたしばらく涼しくなるようです。今日の最高気温は22℃となっています。

昨日はお昼頃砂嵐になりました。はじめて目にする砂嵐はちょっと怖かったですが家の中にいたのでよかったです。
最初は山が霞んできたので雨でも降るのかなと思っていましたがそうでもなく西側の窓辺に行ってはじめて砂嵐だとわかりました。
空は青空も見えているのに遠くの景色は全くみえません。
手前の樹木は全然ゆれていないのでここは大丈夫なのだと思いしばらく眺めていました。

その内砂煙がこちらに近づいているような気がして近くの樹木を見ると少し揺れていました。少しだけ揺れている感じだったのに目を戻すと砂煙の壁(壁のように感じました)はもうすぐ側までやって来ています。
ちょっと怖かったのですが私は家の中にいるんだから大丈夫と思い慌ててカメラを取りに行きました。


下の写真の左は4月20日に撮ったもの。右は5月31日に撮ったものです。
 


下の左の写真は上の写真と同じ所を同じ場所から撮ったもの。右は南側の窓から撮ったものです。
 

上の砂嵐の写真は壁のようなものが既に過ぎ去った後の写真です。


3時から買い物に行く予定だったのでキャンセルしようかなと迷いましたが砂嵐は30分程で過ぎ去りました。
買い物に出たときは気温34℃。そよ風が吹いていて汗をかくこともなくとても気持ちよく買い物ができました。