リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

娘夫婦の訪チェコ

2007-07-28 11:20:38 | チェコ共和国
ドブリーデン!

7月21日(土)、モロッコの首都ラバトに住んでいる娘夫婦が遊びに来ました。
前日は夫も私も寝付けず あそこに連れて行こう、ここにも行こうといろんなコースまで考えました。
しかし最後には彼らが来てから考えようという結論に。しかししばらく時間がたつとまた同じことを考えているのです。そんなこんなでベットに入ったのは朝5時になっていました。

彼らは予定通り無事到着。そして見る物、口にする物すべてに感動しています。
ラバトも良いところだがチェコはそれ以上とのことです。

「痩せたと言ってたけどどこがやせたの?」にはがっかり!
「もっとげっそり痩せてるのかと思ったけど本当にやせたの? それともまたその後太ったの?」と言う。 
「友達はこの辺とこの辺が痩せたと言ってたよ」と言うと「いや、娘はシビアーだから本当のことしか言わない」との事です。
どうやら見た目はそれほど変わらないのかもしれません。

毎日量っていた体重は娘が来てから1日目に1kg増え、2日目にはまた1kg太っていました。この調子でいくと娘が帰る時までに元に戻ってしまいそうです。気をつけなければ。

それではまた。

初めての在外選挙

2007-07-20 08:37:56 | チェコ共和国
ドブリーデン!

今週月曜日の送別ランチの後、初めての「在外選挙」に行ってきました。
場所はレストランからカレル橋を渡ってすぐ近くにある日本国大使館です。

閉ざされた大きな扉の前に行くとガードマンがチェコ語で何か話しかけてきましたがぜんぜんわかりません。
たぶん選挙に来たのかと聞いているのだと思い適当にうなずくと扉を開けてくれました。
中に入るとまたガードマン。同じ事を聞かれましたが今度は適当にうなずくわけにもいかず「選挙のために来ました」と言うと「エレクション?(選挙)OK」と英語での返事。(なんだ、英語わかるじゃ~んと思う)無線で連絡するとアルバイトの女性が迎えに来てくれました。

10mくらい奥の小さな部屋に通されると8人のアルバイトの人たちがきちんと座っていて一斉に私に視線を向けます。部屋の中はシーン。一瞬面接試験を受けに来たのかと錯覚しそうでした。

「入って右側の席にお座りください」(投票に来たのに座るの?と驚き)座って選挙人登録カードと身分の確認、選挙をするための手続きや説明を受け選挙区の選管宛の封筒に記入したりとかなり面倒です。

おまけにその日は39℃。時間は午後3時。一番暑い時です。汗がポタポタと流れ落ちます。部屋にはクーラーなんてありません。(大使室にもないそうです)

隣に移って確認、説明、投票用紙をもらって記入後それを封筒に入れ係りに渡します。
また隣に移り今度は出発前に住んでいた東京都の比例です。確認、説明、用紙をもらって記入後また封筒に入れ係りに渡し、審査官のような人がおもむろにその2つの封筒を最初に記入した大きな封筒に入れて終わりです。

2~3分で終わると思っていたのに10分くらいかかりました。
記入台も狭く衝立に当たるとぐらぐらと台がゆれその度に「すいません!」と小声でつぶやき(それでも聞こえるくらい狭い)汗もポタポタ落ちて最悪でした。
正直もう行きたくない!と思いました。(でもまた行くでしょうが)

今日は何人くらい来たのか聞くと私は6人目だったそうです。
ちょっと税金の無駄使いじゃないの~と思いましたがまだこの制度は始まったばかりでこれからいろいろ反省しながら変えて行くそうです。
こう言う問題定義をするためにもやはり行って良かったのかなと思いたいです。

今日も暑かったです。このところ連日30℃以上あります。ではまた。



昨日は

2007-07-18 01:14:40 | チェコ共和国
こんにちは!

7月16日(月)は日本では海の日と言うことで休日だったようですね。
朝起きて日本のTVのニュースをつけたら新潟・長野で大地震、震度6強と放送していました。3年前とほぼ同じ所だそうでびっくりしました。

友人や友人の家族の方達は大丈夫だったかな?と心配しています。
夫の職場の人が休暇で新潟の実家に帰ったのに東京で足止めされホテルに泊まっているとの連絡があったとか。彼女の実家が心配です。

また昨日はチェコの記録を更新する猛暑でなんと最高気温39℃でした。39℃ですよ 北海道よりも緯度は高いのです。信じられないくらいです。

出産のため帰国することになったK夫人の送別ランチがあり今回は私が幹事です。
カレル橋のふもとのフレンチレストランにしました。
「Mlynec」ムリーネツと読みます。食事はまぁまぁですがデザートの種類が豊富でどれも美味しいそうです。初めて見るような物もあるので何度も行ってみたい所です。

試食に行ったときは有料だったコーヒー・紅茶をサービスとしてくれましたがその分をチップにするとかなり高額なチップになるので会費の一部を一人ひとりに返金ということにしました。(それでもチップはかなり多めでしたが)

私が選んだデザートは「warm chocolate & vanilla ice cream」。暖かいチョコレートって耳にしたことはあったのですが食べるのは初めてでした。
一見ブラウニー(チョコレートケーキ)のようですが中は暖かくトロ~とした美味しいチョコレートでした。
大満足です。

この日は私にとって別のイベントがありましたが長くなるので次回に・・・。
 
  アホーイ!  











旅の途中

2007-07-15 16:39:10 | 旅行
ドブリーデン!

まだ旅は続いていますが気になっていることを聞いてみました。
ベロニカさんが食事中にいつも飲んでいるワインの事です。
レストランで飲み物を注文する時ドイツ語なのでわからないのですが彼女のだけ特注なのか会話が複雑なのです。

「それは何?」 「白ワインの水割り」 「えっ?!」と言う驚いた顔を見て説明してくれました。
白ワインと水を5:5で割った物とのことです。安いワインはこうして飲むのが美味しい。良いワインでも酸化させてしまったらこうやって飲むと美味しく飲めるそうです。
また 「炭酸割り」 というのもあるそうです。
6:4という割り方もあるそうですが「私はこれ5:5が好き」と嬉しそうな顔をしていました。

ついでに気になっていた「ホットビール」についても聞いてみました。
ホットビールはビール好きが冬の寒い時でもビールを飲みたくて考え出された物で今ではそれ専用のビールがあるとのことです。

原材料にさくらんぼやハーブが使われているそうです。
暖めても低温で飲むと臭くて美味しくないけど50~60度くらいまで暖めると甘くて美味しくなるとのことでした。
また昔から 「風邪をひいた時に飲むと良い」 と言われているそうです。

ビール党の方、真冬の寒い時期にお試しあれ! 早く試してみたいと言って風邪などひかないように!
「甘い」 と言うのがちょっと気になりますが私も試してみたいと思います。

ちなみにヤーン氏は全くアルコールはダメで 「ドイツ人だからといって誰もが飲むわけではない」と強調していました。



シュツットガルト2日目

2007-07-11 08:52:10 | 旅行
ドブリーデン!

6月17日(日)朝起きて1番に外を見たら夜中のどしゃ降りの雨がうそのように空は雲一つない青空で気持ちの良い朝でした。

しかし実はプラハを出発する時からMさんが軽い腰痛になりSさんが持っていたベルトを借りて巻いていたのですが痛みがひどくなったようで座るのも辛いという状態でした。

前日も午後からはホテルで休んでもらっていたのです。
1日中ホテルに残すのも心配なのでこの日は一緒に移動しそのつど見学するか車に残って横になっているかすることにしました。
幸いヤーンご夫妻は我々のために8人乗りのワゴン車を3日間借りてくれていたのです。

10時にヤーンご夫妻が迎えに来てくれ午前中は3つの小さな町(村?)を訪ねました。
まず「Hessigheim」という所です。ここはあたり一面ぶどう畑。ワイン工場は休みで見学はできませんでしたが1件だけあるワインバー?で試飲させてもらいせっかくだから夫へのお土産にと1本買いました。

先週ベロニカさんからメールが届き「週末にワインを飲みに行ったらあの時のおじさんが私たちのことをとてもフレンドリーな人たちだと楽しそうに話していました。」と書かれていました。
そのおじさんにとって私たちが初めて見る日本人だったそうです。観光スポットではない山の中なのでそうかもしれませんね。

次は「Besigheim]と言う所です。ここは中世の街並が今もそのまま残っていて人が住んでいるのです。
この日は夏祭りでフリーマーケットのお店がいくつも並んでいました。
めぼしい物を見つけ帰りに買って行こうと思っていたら帰りは別の道を通ることになり買えなくて残念!

最後は「Bietigheim」と言う所です。ここは「草津」と姉妹都市と言うことで日本庭園がありました。
メイン通りの1つ手前の一人しか通れないような小さな道に入っていったので近道するのかと思ったらここは「魔女」が通る道と言い伝えられているそうでちゃんと「魔女通り」と通りの標識もありました。どの家も玄関に魔女の人形を飾っていましたが魔よけだそうです。

ランチにヤーン氏お勧めの白いソーセージを食べました。皮をはいでいただくのですがこれがまた美味しくてクセになりそうです。
チェコでも白いソーセージを見るのですが食べたことはありませんでした。

その後は・・・。長くなったので次回にします。

写真は2つ目の町の写真です。町の名前はそのつど聞いたのですがドイツ語なので難しくて書き留められませんでした。ごめんなさい。

シュツットガルト(ドイツ)への旅

2007-07-05 09:31:30 | 旅行
ドブリーデン!

6月16日(土)4時起床。日本の時間では午前11時のためか皆目覚めは良いようです。
すでに外は明るく快晴。徒歩5分のバス停から20分で空港に到着です。
4泊5日のドイツ、オーストリアの旅が始まりました。

この日はドイツのシュツットガルトに行きました。
シュツットガルト空港から20kmのところに住んでいるドイツ人ご夫妻を訪ねるためです。
彼らは昨年12月まで山形に住んでいたのです。
空港に着いたらヤーンさんご夫妻で日の丸の旗を持って出迎えてくれました。
私と他の2人は初対面でしたが彼らはとてもフレンドリーでまる3日間朝から晩まで私たちをいろんな所に案内してくださいました。
まさにVIP並みのフルアテンドでした。

まずは自宅に案内してくださりベロニカさん(夫人)の手作りのランチを頂きました。
今が旬のホワイトアスパラガスを茹でて自家製のクリームソースでいただきましたがそのソースがとても美味しくて忘れられません。

その後希望していた場所の1つ「メルセデス・ベンツ・ミュージアム」に行きました。ここは最近リニューアルオープンしたばかりです。
最初の車「馬車」から始まり歴史的名車~F1のレーシングカーまでベンツのすべてがわかるミュージアムです。
昭和天皇が使っていたモデルや故ダイアナ元妃の使っていたモデルなどもありました。
すべて実物を展示してありすぐそばで見れるのでかなり迫力がありました。

車好きでもそうでなくても楽しめるところです。
日本語のイヤホン・ガイドも無料で貸してくれます。このホルダーも記念に持ち帰っても良いようでご主人ヤーン氏がわざわざはずしてくれました。(みんなはそのまま返していましたが)

その後市街地を車で案内していただき古くからある人気のドイツ料理店でドイツ料理をご馳走になりました。
美味しいのですが量が半端じゃなく多いので見ただけでお腹が一杯になる感じでした。

シュツットガルトは暑い1日でした。

*画像は実物のレーシングカーです。ミニカーではありません。


ヴルタヴァ川クルージング

2007-07-02 01:04:12 | チェコ共和国
ドブリーデン!

先週のブログではいろいろご心配をおかけしましたが今はもう大丈夫ですのでご安心ください。

30年以上前からいろんな国でいろんな出会いと別れを経験し「今度はまた地球のどこかで会いましょう!」を合言葉にして笑顔で別れていたのに今回のように涙で見送りをしたのは初めてのような気がします。

娘がモロッコに旅立った日も、息子を一人東京に残して自分たちが旅立った日も、寂しさの中にも何か次に来る再会の時やお互いの成長を再確認できる嬉しさ、楽しさなども重なって涙は見せなかったように思います。

娘も息子も大丈夫。今度は自分が一番心配という気持ちが1番大きかったように思います。

今回は若かりし頃、同じ学生寮で青春の苦楽を共にした友人達と10日間をまた一緒に過ごせたことは大きな喜びでした。
何も気を使うこともなく、ありのままの自分でいられることがこんなに楽しかったなんて・・・。

皆が帰ってからはパソコンの前でただ呆然と座っているだけの私でした。
でも今はもうリセットできましたので本当に大丈夫です。
心配かけてごめんなさい。
ブログを見てくれている人たちがいて私は幸せです。

話がそれてしまいましたね。本題のクルージングに行きます。

昨日の土曜日夫の職場の人たち7家族と5人の独身者の計21人でヴルタヴァ川クルージングを楽しみました。
小さな船を貸切、13時~15時の2時間、軽食付きです。
このクルージングはカレル橋を挟んで上流と下流を1往復するのです。

カレル橋の近くに堰(せき)が設けられているのですがこのクルージングではここを通過するために水位調節をしているのです。
パナマ運河と同じ方式でこの段差を通過するのです。

以前「ビオレッタ」さんがパナマ運河を旅した時の話を聞いたときから興味津々で1度行ってみたいと思っていたのです。
そしてその水位調節をシカとこの目で見てきました。

こんなことをよく思いついた人がいたものだと思うと同時にパナマ運河はこれよりも何倍もスケールが大きい物だと思うとやはり今度はパナマ運河そのものを見てみたいとまた興味が湧いてきました。

パナマ運河は遠くてなかなか行けそうにありませんがここプラハではパナマ運河方式が体験できるので興味のある方は是非プラハに来て体験してみてください。
気温24度、晴れ、そよかぜ、とても気持ちの良い一日でした。