リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

黄色いワイン パートⅡ

2007-09-24 18:10:38 | チェコ共和国
ドブリーデン!

1週間に1度のペースでと始めた書き込みですが先週は何かと予定が入りPCに集中できませんでした。
具合が悪いわけではありませんのでご安心を

以前このブログに書いたあの美味しい「ブルチャーク」を飲んでみたいとコメントやメールを頂いたので日本で手に入るかどうかまた日本に送れないかといろいろ調べてみました。
そしてやはり日本では売っていないしチェコからも送るのは無理だとわかりました。残念

醗酵途中のワインを「フェーダーヴァイサー」と言うのですがブルチャークは醗酵が始まりかけた時のものなのでボトルに入れて栓をすると破裂してしまうのだそうです。
そのため道端で売っている時もペットボトルに入っていますが蓋は乗せているだけです。それでもペットボトルはパンパンになってきます。
購入後すぐに飲むのが最適ですが家に着くまで時間がかかる場合は途中で時々ガス抜きをするのです。
蓋を開ける時は「そーっとゆっくり開けるように。今日か明日中に飲んでしまわないとまずくなる」と必ず言われます。少しづつガス抜きをしてから開けないとふきこぼれるそうです。
そのため日本に送るのは無理でした。

日本でも「生ワイン」として売られているということを聞いたので調べてみました。
以前私は「生ワイン」を飲んだことはあるのですがジュースでもなくワインでもなくその中間?「口当たりは悪くないので普通に飲める。へーこれが生ワインというものかー」と言った感想でした。
お酒好きの夫は「ごめん! 悪いけどこれ飲めない。あとは全部飲んでくれない?」でした。

なぜこんなに違うのかと言うとこの生ワインは醗酵がほぼ終わった段階のもので、したがって瓶詰めも可能なのです。アルコール度も10%前後になっていてろ過や熱処理などをしてワインとなるそうです。

どちらもワインになる前の段階の物ですが醗酵の始まりと終わりの頃と言う違いでした。ちなみにブルチャークはアルコール度4%前後です。

ブルチャークを飲んでみたい人は是非9月~10月始めにチェコまで足を運んでください。
またドイツでもフランス、オーストリア、ポーランドなどでも呼び方は違うけれどこのようなワインがやはりその時季に道端で売られるようです。 

もう一つの国際音楽祭

2007-09-14 22:42:18 | チェコ共和国
ドブリーデン!

夫と2人で興奮しながら弾んだ気持ちで帰ってきました。
「やっぱり違うね~うまいね~」「迫力があるね~」「綺麗な音だよね~」などと口々に言いながら・・・。

9月12日~10月1日までの「プラハの秋・国際音楽祭」が始まりました。
そのオープニングは「VIENNA RADIO SYMPHNY ORCHESTRA(ウィーン・ラジオ放送交響楽団)」です。これを聴きに行ってきました。

ヨーロッパを代表する「プラハの春・国際音楽祭」は今年で62回目という伝統ある音楽祭ですが、それに対してこの「秋」は今年で17回目です。ベルリンの壁崩壊後自由主義社会になってから始まりました。
ドヴォジャーク(日本語的にはドヴォルザーク)ホール(チェコフィルの本拠地)でいろんな国のオーケストラが日替わりで演奏します。

とにかく「すごい うまい きれい」でした。
クラッシック音楽初心者ですがこれからは病みつきになりそうな予感です 
聞くところによるとこのオーケストラはベートーベンやバッハなどのクラッシックだけではなく幅広いジャンルを何でもオーケストラ風にこなすそうです。すっかりファンになりました。

このオーケストラにはアジア系と思われる人が3~4人いました。
その一人は確かに日本人。時々コメントを頂いている「やえもんさん」の娘さんです。
知り合いの娘さんと言うことを抜きにしてもここに1人の日本人が活躍しているということをとても誇りに思いました。感動をありがとう

コンサートはまだまだ続きます。チェコフィルはもちろんイギリス、フランス、ドイツ、オランダ、ロシアなどなどが控えています。

昨日からまた気温が20℃くらいに戻りました。暖房はしばらくお休みにします。




9月にして早くも暖房

2007-09-09 09:16:08 | チェコ共和国
ドブリーデン!

タイトルを見て驚きました? 私も驚いています
8月の終わりに涼しくなったなと思っていましたが半袖でもまだ大丈夫でした。
9月3日(月)から急に寒くなり暑がりの私もさすがに半袖では寒くこの日から長袖にしました。

翌日の夜のコンサートの帰りはとても寒いと思っていたら気温6℃でした。
夫はその次の日からバックスキンのハーフコートを着て出勤しています。

月曜日から暖房を入れたと言う友人が数人いましたがそれはちょっとやりすぎじゃない?と思っていたら夫の職場でも水曜日から暖房が入ったとの事。それを聞いて我が家も木曜日から暖房をいれました。

半袖から1週間の間に一気に暖房です。全く信じられませんよね。こんな事。この時期にこの気温というのは異常なのだそうです。
先週は最高気温が15℃までいかない日々で、最低は5℃前後でした。

7日のコンサートには日本で真冬に着ていたウールのコートを着て出かけました。この日は防寒対策はばっちりでした。

風邪などめったにひかない私が水曜日からのどが痛く鼻水も出てきて少々風邪気味。前日の夜がいけなかったのだと思います。
コンサートの最中に咳が出ては大変と思ったので軽いうちに薬を飲み1日でよくなりました。お陰で7日のコンサートでは迷惑をかけることも無くゆったりした気分で満喫して帰りました。

この日のコンサートも最高でした。長くなるのでそれについてはまた後日に  

国際音楽祭

2007-09-06 09:07:37 | チェコ共和国
ドブリーデン!

毎年夏の終わりに始まる「国際音楽祭・ヤングプラハ」に行ってきました。
この音楽祭は世界の若手音楽家の育成と国際交流を目的に日本とチェコの共同文化活動として1992年に始まりました。

今年で16回目ですが今まで30カ国以上の国々の人たちが招待されています。
日本からは約70名が「ヤングプラハ」の舞台を経験し今では世界の檜舞台で活躍しているそうです。
主に日本企業がスポンサーとなり実行委員会のボランティア活動で続いている珍しい国際音楽祭だそうです。
今年は8月25日~9月11日まで開催されています。
今年のロシア「チャイコフスキー国際コンクール・ヴァイオリン部門」で優勝した神尾真由子さんも2001年にこの「ヤングプラハ」を経験しているそうです。

私は9月4日の田中泰子さん(トランペット)、野田悠子さん(チェロ)、チェコ人(ヴァイオリン)の3人がそれぞれプラハ室内交響楽団と共演したのを聴きにいきました。
女性のトランペットを聴いたのは初めてでしたがとても上手で女性ならではの味(優しさ?)があったように思いました。
またチェコ人のヴァイオリンもすごく上手でした。

5日は日本人は出ませんでしたがチェコ人のジャズを聴きに行きました。
こちらの会場は五つ星ホテルのコーヒーラウンジでコーヒーを飲みながら聴くという設定です。(当然ですが飲み物代は自分もち) 期待が大きかったためか私にはちょっと物足りない感じがしました。

この後は7日、11日(最終日)にも行く予定にしています。
その後も別の音楽祭が続きます。
12日・13日は「やえもん」さんのお嬢さんが所属する「ウイーン・ラジオ・オーケストラ」のコンサートもあります。
皆さんごめんなさい 楽しさを独り占めして

美容院 パートⅡ

2007-09-02 13:14:09 | チェコ共和国
ドブレラーノ!(おはようございます)

29日の水曜日に近くの美容院に行ってきました。
4つ星ホテルの中にあるので少々高いのですが我が家から5分足らずで行けるので便利です。6月に1度行った時そんなにストレスを感じなかったので今回も一応予約を入れて行って来ました。
そして後悔をして帰ってきました。
2日後に大事なパーティーがあるのでその前に少し伸びてきた髪を切っておこうと出かけたのに。

この美容室の椅子は普通の事務用の5本足の車つきの椅子です。
でも高さ調節はできません。
私には何とか足の先が床に届くのでそれだけでも快適です。
最初にシャンプーです。
ここでも普通の椅子に座って首を45度くらい後ろに傾けるだけです。
両耳の横を何かが触れます。水受け用のトレイです。
シャンプーが始まり、シャワーで流す時耳に水が入るのでそのことを告げると「大丈夫、じっとしていれば奥には入らない」とのこと。確かにそうですけど~・・・(前回は肩をもんでくれたけど今回はなし。チップもなしでいいかな?と頭をよぎる)

カットが始まりました。2cmくらいと言ったのに左右を見ながらどんどん切っています。左右が揃わないのでまたカット、カット、カットです。
もう十分ですと英語で言ったけど通じていません。

チェコ語も適当な言葉がわかりません。
仕方なく「ポチケイ、プロスィーム!」(ちょっと待って下さい!)と大きな声で言ったら驚いていました。
「気に入ったからもうこれでいいよ」と言ってしまいました。
ハサミを置いたのでこの英語は理解したようだと思いました。(気に入ったなんて言ったらチップを弾まなければいけないかもと頭をよぎる)

「最後にスプレーをしますか?」と言ったのだと解釈して「アノ!」と答えたらまたハサミを手にして整え始めるのです。
(???そうじゃなかったらしい)
私が気に入らないという顔をしているからかもしれないと思い、鏡の中で精一杯の引きつった笑顔で満足の意思表示をしました。
そしてやっとスプレーになりました。ファ~疲れた、疲れた。

料金は前回より安く3600円くらいでした。チップは一応気に入ったと言ったこともあり少なめにして渡しました。
マッサージが無かった分安かったのか技術が低いので安いのかわかりません。
前回いた背の高いお姉さんは夏休み中とのことでした。
今回もストレスをためて帰ってきました。