リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

スーパーマーケット

2009-10-31 04:55:59 | その他
ドブリーデン!



上の写真で解るようにチェコのスーパーマーケットではレジの人は皆座って仕事をしています。
チェコだけではなくヨーロッパの多くの国ではスーパーのレジの人は座って仕事をしています。
30年前のデンマークでもあたり前のように皆座っていました。

今思い返せばチュニジアでも座っていました、がシンガポールでは2店とも日系だったからなのか立って仕事をしていました。

お客は前の人が清算している間に、買い物籠から商品を出してベルトコンベア付きの台に乗せ自分の番を待ちます。
レジを通した商品はその場でお客が袋に入れていきます。

日本に留学していたことがある友人に、どうして日本のスーパーではレジの人は立って仕事をしているのかと聞かれ返事に困りました。
本人なりに分析したところ、日本人はお辞儀をするので座っていたら丁寧なお辞儀ができないからだと思う・・・とのことです。(座っていても丁寧なお辞儀はできるんですがね)

座って仕事をするので疲れが軽減される。そのため高齢者の雇用も可能です。
また車椅子生活の人でも働けるので障害者が働ける職場が増え、障害者の雇用促進にもつながり、年金支出も抑えられ、いいことばかりのような気がするのですがどうして日本では立ちっぱなしで働かなければいけないのか良くわかりません。

それに背の低い私は重い買い物籠を台の上に乗せるのはけっこう大変なのです。
座ってレジをすると台も少し低くなるのでとても楽です。

写真のスーパーはレジが50ヶ所あり、カート専用、手提げ籠専用、クイック専用(商品が10点以下)と別れていて少ない買い物の時は並ぶ時間が短縮されて便利です。

いいことばかりではありませんがここではやめておきましょう。

別のスーパーでの話ですが先日目の前で万引きを見てしまいました。
レジで並んでいるときです。
直ぐ前に並んだ親子連れ。お母さんが台に商品を乗せているとき、レジの横に置いていた台からチョコバーを2本取って自分のコートのポケットに入れたのです。
こんな光景を見たのは初めてです。まるで自分がやったかのように胸がドキドキしてしまいました。(心臓に悪いです)

子供と言っても20歳は過ぎていると思われますが、ちょっと知的障害があるような人でした。
でも悪いこととわかっているように思えました。ポケットに入れる前に辺りをキョロキョロ。
入れた後、直ぐ後ろの私の顔を見ました。一瞬目が合ってしまった私は直ぐ目をそらせていました。その後はドキドキ、ドキドキでした。




引越し

2009-10-20 17:11:50 | その他
ドブリーデン!

10月の下旬というのに日本ではまだ「夏日」の所もあるようで驚いています。
穏やかな秋という感じでしょうか?

それにしても新型インフルエンザに感染した人が先週だけで64万人だったとか・・・。健康体の人でも死者が出たそうで心配ですね。

チェコでは全くそんな話は耳にしません。
チェコ語がわからないのではっきりしたことはわかりませんがテレビのニュースでも特に何も言ってないようですし・・・。

さて、私もチェコに来て12月で丸3年になります。
そろそろ引越しの時期かなと覚悟はしていましたが今日10月20日付けで夫の転勤が決まりました。
行き先は「モンゴル国」です。

モンゴルといえば「朝青龍」・「チンギス・ハーン」・「大草原」くらいしか頭に浮かばないという人が多いのですが私もその一人です。

何となく「次は暖かい国」をイメージしていたので少し残念ですがなんと言っても日本に近いということは精神的に楽なような気がします。

未知の国への新たな船出(いや飛行出)ですが、なぜか何の不安もありません。
不思議な気持ちです。
不安よりはむしろ何も解らないだけに探検にでも行くようなワクワクした気持ちの方が大きいようです。

子供を同伴していた頃は学校のこと、病気のことなど何かとそれなりの不安はありましたがそれがないのも大きな要素かもしれません。

チェコ語は最初から諦めていたので今回は少し頑張ってみようかなと思っています。
「東京の鷲」さんに急遽持って来てもらったモンゴル語の本で少し勉強しています。
先日モンゴル人の知り合いに覚えたての言葉で話したら通じました。
やはり嬉しいです。これからも楽しんでいこうと思っています。

インフルエンザにかからないように体調には十分お気をつけください。


初雪

2009-10-15 11:29:10 | その他
ドブリーデン!

今シーズン初めてのが降りました。

昨夜は雪という予報が出ていたので夜中に外を覗いて見たのですが降ってはいなく朝一番に外を見てもいつもと同じく何の変化もありませんでした。
ところが夫が家を出ようとしたときから雪が降り始めました。
そして今(午前11時過ぎ)も降っています。

しかしなかなか積もらないのです。
当地も温暖化の影響で雪が積もるほど降らなくなったそうです。
昨年はスキー場も人工雪を降らせていました。
スキーの国際大会でも滑るところだけに雪があって応援している人の所は芝生のままだったのが印象的でした。

プラハ城の雪景色を是非自分のカメラに収めたいのですがなかなかチャンスがありません。
九州育ちの私は雪にとても憧れています。
写真などで見るあの銀世界、あたり一面真っ白、雪のプラハ城、カレル橋、どうぞ私にチャンスを与えてくださいと最近神様に祈っています。
大げさではありません。これマジです。

習慣の違い

2009-10-13 04:54:02 | その他
ドブリーデン!

気がついたら前回の記事から1ヶ月が過ぎていました。病気ではありませんのでご心配なく!

先日郊外のショッピングセンターに買い物に行った時のことです。
買い物を済ませタバコを買うためにサービスカウンターに行きました。
ここではタバコをカートン(10箱入り)で買えるのです。

夫の好きな銘柄を告げ人差し指を立て「ワン・カートンください」と言ったのです。ところが2カートンが目の前に置かれたました。
「いえ、ワン・カートンです」ともう一度しっかりと人差し指を強調しました。

すると「(想像ですが)あ~わかった」とにっこり笑って2箱だけ持ってきました。
「いやぁ~ そうじゃなくって~・・・ 2カートンでもいいんですけど~ 買い物したあとだし~ お金が足りるかどうか~」とお財布の中を確かめギリギリで2カートン買って帰りました。

1・2・3くらいの英語も解らないのかな~? いやカートンがわからなかったのかな~? とちょっと解せませんでした。

そういえば似たようなことがあったのを思い出しました。
友人と2人でランチをしたときです。

友人がやはり人差し指を立て「ワン・○○ピザ」と注文したのに何とそのピザが2つもきたのです。
2人で、注文したのは1つだと言っているのに店員さんはピザの種類が違っていると指摘されていると勘違いしてらちがあきません。

抗議は諦めて2人で大きなピザ2枚とスパゲティー1皿を頑張って食べました。
その時私は彼女のオーダーに続けて「○○スパゲティー、for me(私に)」と言って数字は言わなかったので1皿だけですみました。

その時彼女も1・2・3くらいの英語覚えててよ。ここは観光客が沢山来るところなんだから~とぼやいていました。

後日、習慣の違いから意思の疎通が上手くいかなかったのだとわかりました。

日本人は指で数字を表す時「1」は人差し指を使います。
チェコ人は親指を立てて表します。「2」は親指と人差し指を立てます。

人差し指が立っているときは当然親指も立っていると思っているのです。
これはチェコ人だけではなく多くの国でも同様です。

またある国では「1」から順に親指、人差し指、中指と折っていく数え方をするところもありました。
指で示しながら「2個ください」と言ったら、いきなり「2?」と指を折られて現地語で確認され返事に困りました。(店員さんも困っていたでしょうが)

こんな些細なことでも知っているのと、知らないのとでは不快感やトラブルも少しは解消されると思います。


明日の最高気温は6℃だそうです。今シーズン初めて1桁に突入です。
風邪引かないように気をつけま~す。