リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

図書館(4)読書(4)

2016-06-29 18:10:35 | NZにて
ハロー!

5月下旬にまた図書館に行ってきました。
今回も返却するための本を持って行き直ぐに返却手続きが済まされることを願ってランチタイムが始まる前に行きました。
返却口にスタッフがいるかどうかわかりませんが取り敢えずポストに入れてから今日借りるための本を探しに行きました。

日本語の本は幅4m X 5段くらいの棚にしかありませんがいつも日本人が1人か2人本を探しています。
韓国語は日本語の倍くらいあり中国語はもっと沢山3~4倍くらいありますがいつも誰にも会いません。

探す本も少ないので選択の余地はなく借りる本は直ぐに決まります。
今回は返却ポストの向こうに(壁があって見えませんが)人の気配を感じたので私が返した本は返却手続きは終わっていると思いました。

いつものように5冊借りることにして機械で操作しました。今日は順調です。本のバーコードも順調に読み込んでいきます。
4冊目に来たところで「本のタイトルがありません」とでてきました。そんなばかな~? 何度やっても同じです。
仕方なく今日もカウンターに並びました。5冊中2冊がタイトルなしなのです。

私の番がきたのでこの2冊がノータイトルとなってしまう旨告げるとニヤリと笑って(そんなはずはないとの含みと感じた)手続きを始めました。私と同様3冊はまでは大丈夫、しかし4冊目も5冊目もノータイトルになります。
ちょっと待ってと言って奥に行ってしまいました。時間がかかっていたので私の返却状況を確認しに行ったのか?と思い彼女が戻って来た時に「30分くらい前に5冊返したよ」と言ったら「分かっている」と言われました。

バーコードを手で何度もさすって何とか1冊分読み込みました。そして借りた本の情報をプリントアウトしてくれ本と一緒に5冊とも渡してくれたのでもう1冊まだ読み込んでないことを告げたけれど「もう済んだ大丈夫」と言うのです。

横のテーブルに持って行ってリストを確認するとやはり1冊登録されていません。
カウンターに行って再度この本はリストに記載されていないと言うと「失礼」と言ってまた何度も何度もバーコードを読み込もうと必死です。
私は「もういい。今日はこの4冊だけ借りることにします」というと「そうしてくれるとありがたい。時々こんな風にノータイトルと出ることがあるのよね」と言って嬉しそうに笑っていました。

便利な機会が少なくとも6台はあるのに誰も利用していなくていつもカウンターに5~6人並んでいるのがわかりました。私も次回からは並んで手続きしようと思いました。



5月下旬の読書(クリックすると大きくなります)
① 清須会議             三谷幸喜著   株式会社幻冬舎
② 史上最強の大臣 THE CABINET2  室積光著    株式会社小学館
③ とにかくうちに帰ります      津村記久子著  株式会社新潮社
④ 異国のおじさんを伴う       森絵都著    株式会社文藝春秋
⑤ 知恵の話             池田克彦著   立花書房

①は本能寺の変で織田信長が討たれた後の織田家後継者選びと領土の配分を決める家臣が集まった会議を年齢に合わせた現代風の言葉に置き換えてそれぞれの心の内や駆け引きなどが書かれていて面白かったです。歴史が苦手な人も面白く読めると思います。

⑤は元警視総監が訓示や祝辞、何かの会などで話したことなどが書かれ多くの人の前でスピーチをする機会の多い人は参考になることが多々あるかと思いました。




親切なバスの運転手さん

2016-06-25 18:53:51 | NZにて
ハロー!

先週の金曜日、日本人のお宅に招かれてお昼をご馳走になり時間の経つのを忘れるくらい話が弾み楽しい1日を過ごしてきました。

場所は街の中心から南に約15㎞くらい行った郊外です。バスで郊外に行くのは初めてで下車する場所がわかるかどうか少し心配でした。なぜならNZには基本的に下車するバス停には名前がありません。比較的乗降客が多い所にしかバス停の名前はないのです。

友人から得た下車する場所の情報は「757番バスに乗って左側に〇〇カレッジの赤レンガの塀が見えたらその次のバス停、時間は約20~25分くらい」というだけです。バスに乗ったら携帯にメッセージを送信すると到着する時間を見計らってバス停まで迎えに来てくれるとのことでした。

勿論それだけでは心配なのでネットでいろいろ調べてみました。日本のSuicaカードやPASMOカードのような公共交通機関で利用できるATカードというものを持っているのでホームページで調べてみました。乗換案内のようなサイトがあります。そこには出発地の住所と目的地の住所や時間を入れるようになっています。

家から最寄りのバス停までの地図や経路と時間、バス停の番号、バスの番号、下車するバス停の番号、下車して目的地までの地図と経路と時間が表示されていました。到着時間も入力したので出発時間も書かれていました。

バス停には番号があるのを私は知っていましたが私の周りにいる人は誰も知りません。私は自分が利用するバス停でバスを待っているとき必ず番号が書かれているのを見てきっとこれはバス停の番号だなと思っていたのです。

散歩がてら総合案内所(家から徒歩5分)に寄って一応再確認のため聞いてみました。出発時間が5分違っていましたが後は同じでした。そして私がネットで調べたサイトと同じものをコピーしてくれました。バス停も確認しておきました。

前置きが長くなりましたが親切な運転手さんの登場はここからです。

当日早めに行ってバスを待ちました。始発ですので少し余裕があります。運転手さんに〇〇通りの〇〇カレッジの次で下車したいのですがというとOKの返事。お昼前なので乗客はそれほど多くはありません。

20分経ったので運転手さんの近くの席に移動しました。レンガ塀が見えてきてそのバス停で学生さんが2人乗ってきました。この次だなと思い下車のボタンを押しました。左に曲がり止まった所には誰もいません。何だか違うような感じ。運転手さんにバス停の番号を確認すると「自分はバス停の番号は分からない」と言うのです。え~!と思ったのですがここは〇〇カレッジなのかと聞くと「そうだよ。この辺り全部〇〇カッレジだよ」と手で示します。違うような気はしましたが仕方なく下車しました。バスはドアを閉じてゆっくりスタートしました。

私は目の前の電柱に「BUSSTOP」と書かれたプレートに番号が書かれているのを見つけ近づいて行きました。バスは足場の良いところに止めてくれたので少し離れていたのです。
バスはその電柱の所に再び止まって私が近づくのをドアを開けて待っています。そして私にバス停の番号はここに書いてるよと教えてくれ走り去って行きました。お礼を言って番号を確認すると一つずれていました。下車する場所は一つ先でした。

次のバス停に向かって歩いていると友人が手を振って近づいてきます。
友人がバス停で待っていると誰も乗り降りしないのにバスはわざわざ止まって「貴女は友達を待っているの?」と聞くので「そうよ」と答えると「その友達は一つ手前で降りたよ」と教えてくれたのでこちらに迎えに来たとのことでした。

親切な運転手さんに感動しました。運転手さんが教えてくれなかったら彼女はとても心配したと思うのですがその心配はなかったようです。

それにしてもなぜバス停を〇〇カレッジの次だと思ったのかというと彼女がバスを利用するときは私が下車したバス停では乗降客が誰もいないのでバスは通過してしまいます。車内放送もないので彼女はそこにバス停があることを知らなかったのです。〇〇カレッジには南門の前と東門の前にバス停があったのです。

最近は市内の中心を走っているバスは放送があったり(もちろんない時が多い)運転席の後ろにカーナビが付いているバスも時々見かけます。
全てのバス停に名前が付いているというのは日本の良さですが、これからは外国人が分かりやすいようにバス停にもアルファベットや番号などで示すようにするとより分かりやすいだろうと思いました。都内のバスはどうなのかわかりませんがJRや地下鉄はアルファベットや番号を使っていますね。これは外国人にはわかりやすくてとても好評です。




NZの基本情報

2016-06-21 17:37:53 | NZにて
ハロー!

遅くなりましたがニュージーランドの基本情報の改訂版が出版されましたので内容を抜粋してお届けします。


〇 国土面積
 約27万平方キロメーター、日本の約4分の3、本州と九州を合わせたくらいにほぼ匹敵する。

〇 人  口
 約463万5千人(2014年11月17日現在)

〇 地  理 
 南半球に位置し日本と同じく地震帯・火山帯の上にある島国。海岸線はかなり複雑で国土の75%は海抜200メートル以上にある。 北島は火山性で、オークランドでも火山活動によって形成されたとみられる起伏がかなりある。
 島の中央部の火山の麓では地熱活動が活発で温泉も点在する。
 南島は火山活動によって形成されてきておりフィヨルド、急激な山岳、氷河、湖沼、急流河川、などが見られる。
 山脈のサザンアルプスには360もの氷河がある。

〇 気  候 温帯性気候に位置し平均気温は北島で23.7℃(夏)7.1℃(冬)、南島で18.9℃(夏)0.9℃(冬)
       また日本の冬は乾燥しているのに対しNZの冬は多雨で湿気が多い。

〇 時  差 日本との時差は夏場は4時間、冬場は3時間となる。(現在は冬時間なので時差は3時間)

〇 首  都 ウエリントン
 
〇 元  首 エリザベスⅡ女王を国家元首とするがニュージーランド政府が任命する総督が任務を代行する。

〇 政  体 立憲君主制で国会は1院政。3年に1度改選される。
       
〇 言  語 英語、マオリ語(先住民の言語)、ニュージーランド手話が公用語となっている。

〇 在留邦人 1万6,705人(2014年10月現在)、半数以上(52%)が永住者である。

〇 通  過 ニュージーランド・ドル  1NZ$=74円(2016年6月21日現在)

下記の資料を参考にしました。

   ニュージーランド概要
     2015-2016
オークランド日本経済懇談会(二水会)
   




図書館(3)読書(3)

2016-06-13 23:20:39 | NZにて
ハロー!

前回機械を使って自分一人で本を借りる手続きができたので今日はためらうことなく機械の方に行きました。カウンターには5人ほど並んでいたので幸いです。
まず「英語」→「チェックアウト」→「図書カードをかざす」(ここまでは順調に) →「本のバーコードをかざす」???
何度やっても読み込んでくれません。 あれ~??? 機械が壊れているのかな? 
隣の機械に移って同じことをやりましたが同じところで先に進めなくなります。 おかしいな~???
仕方なくカウンターに並んで待ちました。

順番が来たので「これらの本を借りたいのですが~ 機械でチェックアウトしようとしたけれど途中で反応しなくなるのです。」
と言って係りの人にカードを渡すと黙ってパソコンを操作し始めました。そして同じところでストップします。私と同じようにもう一度トライ。でもダメです。「返却していない本があるのでは?」と言うので30分くらい前に5冊返却した事を告げると「OK」と言って確認もしないで私が借りた本に返却済みのチェックを入れ再度本をかざすと無事に手続きは終わりました。

私は前回借りた本をまず返却ボックスに入れてまた5冊借りてくるのです。
返したと言う私の言葉を信じてくれたんでしょうが確認しなくてもいいの良いのでしょうかね。



5月上旬の読書
① グランドマンション      折原一 著     光文社
② 望郷              湊かなえ 著   文藝春秋   
③ バイリンガル         高橋さわ 著    光文社   
④ 奇跡はつばさに乗って   源和子 著     講談社
⑤ 叔母さん応援団       曾野綾子 著   株式会社河出書房新書

1~3はサスペンスでした。




近くのリゾート アイランド

2016-06-11 21:31:36 | NZにて
ハロー!

こちらでは6月からカレンダー上 冬に突入です。最高気温は15℃~20℃くらいです。
オークランドの冬は毎日雨が降るそうで雪にはならないと聞いています。30年住んでいるという日本人が一度だけ霙(みぞれ)を経験しているそうですが雪は一度も経験がないと言っていました。

冬が近いせいか5月は雨の日が多かったです。そんな中5月15日(日)ここから17㎞北にあるワイヘキ島という所に行ってきました。フェリーで35分です。夫の仕事関係の人たちと一緒に4人です。
4月の終わり頃から連日雨ばかりだったのにこの日は雨もなくとても良い天気で歩いているとうっすらと汗をかく程の陽気でした。

ワイヘキ島(Waiheke Island)は東西約20㎞、南北最長約12㎞、面積は約92平方キロメートルでハウラキ湾に浮かぶ小さなリゾートアイランドです。
人口約8,000人でブドウやオリーブの栽培、観光業に携わっている人、また毎日オークランド本土まで通勤・通学している人も多いそうです。アーティストが多く住む島としても有名なのだそうです。

世界最多発行部数を誇る「ロンリー プラネット」という旅行ガイドブック(日本に来ている多くの外国人が手にしているのを見かけます)の「ベスト イン トラベル」で昨年5位に選ばれ世界的にも注目を浴びているそうです。
ニュージーランド人も一生に一度は訪れたい憧れの島だそうです。

近年はワインの産地として知られるようになり島内には大小のワイナリーが30か所あるそうです。
特に赤ワインは国際的に高い評価を得ているそうです。

私たちは10時に出向するフェリーで島内に入りバスで島内の中心辺りにあるワイナリーに行きワインとNZ産のビールをテイスティング(味見)できると言うのでそこでビールも飲んで来ました。全てを飲んでみると自分好みの味がわかるものですね。ビールによってこんなにも味が違うのかと知り面白かったです。後日知ったのですがここはワイナリーなのですがとても小さなビールの醸造所があり大きなビール会社が半日で作る量を1年かけて作っているそうです。ビールの工場も見学できるツアーもあります。
その後、隣にあるこのワイナリーのレストランに歩いて行き(隣と言っても登り坂10分くらい)昼食を取りました。

のんびり昼食を取った後は小さな町に行きアイスを食べたりお店を覗いたりしてバスが来るのを待ちました。
お土産に夫はワイン3本、私はオーガニックの石鹸(オレンジフレーバー)と新鮮なオリーブのエキストラ・バージンオイルとおつまみ用オリーブ、チーズを買いました。

ガイドブックによるとこの島は美しいビーチ、大小30のワイナリー、アートギャラリー、オリーブ園、森林、マウンテンバイク、シーカヤッキング、セイリング、トレッキングなどができると書いてあります。中にはサーフィンもできると書かれた本もありましたがここは内海なのでそれは無理だと思います。波はいつも穏やかです。

帰りは予定より1時間早く島を出発したため偶然にも夕日を見ることができました。
5時半頃に到着し皆で日本人経営の居酒屋さんで飲んで食べておしゃべりをして帰りました。
ここで名前に惹かれて「ウサギのダンス」という濁り酒のオンザロックを飲みました。甘くて美味しかったです。
久しぶりに楽しい楽しい1日でした。
写真はクリックすると大きくなります。

      ワイヘキ島の地図

      ニュージーランドの商船用国旗

      予約していた人気ワイナリーでランチ。牡蠣のシーズンです。

      少し雲がかかってしまいましたが船上から見る夕日









修学旅行

2016-06-06 10:20:37 | NZにて
ハロー!

昨日買い物から帰る途中ホテルの前に大きな観光バスが止まっていました。
電光掲示板には小さく「JTB」と書かれていました。こちらにもその旅行代理店の支店があります。
ちょっと気になってどういう団体さんなのかとよく見ると埼玉県浦和市の高校生の修学旅行のようでした。
生徒さんたちは既に降車していて誰もいませんでしたがなんだかとても懐かしく嬉しく思いました。
このホテルには今日本人が沢山いるのね~っていう感じです。知った人が居るわけでもないのにたったこれだけで嬉しいのですから普通なら笑てしまいますよね。(約10日夫以外の日本人と話をしていません。日本人恋しい病?みたいです)
修学旅行でニュージーランドとはいいですね。沢山のことを学び体験して良い思い出を沢山持って全員無事に帰国していただきたいと思います。
きっと日本の良さも再発見することでしょう。

このホテルは「スタンフォード プラザ ホテル(5つ星)」で日本人がよく利用するホテルです。
日本人スタッフもいます。
もしかしてこの記事を読んでいる人の中にもこのホテルに泊まった方もいらっしゃるのでは?と思っています。