リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

図書館(読書1)

2016-04-29 12:59:32 | NZにて
ハロー!

オークランド市立中央図書館には日本語の本があるということを聞きネットで調べてみました。
数は少ないですが確かに日本語の本もありました。ここに住んでいる人は登録をすると借りることもできます。それでは利用しようと思い早速行ってきまいた。ネットで登録しコード番号を控えて受付に持っていくと登録カードを発行してくれました。

そして色々説明がありました。本、雑誌、CD、DVDなどが一度に35点まで借りれます。借りれる期間は物によって少し違いはありますが1週間~4週間です。新刊本や新作のCD、DVDは1~2週間といった感じです。

だいたい日本の図書館と同じような感じですが大きな違いが一つあります。返却期間を過ぎた場合は1日につき1NZドル~2NZドル(現在75円~150円)徴収されます。登録カードをなくしたときの再発行は約160円です。

日本のモード雑誌や漫画の本(英語版もあり)も別のコーナーにありました。
そして私は早速下の5点を借りてきました。興味をそそられるという物は残念ながらありませんでしたが暇つぶしには最適です。何しろ日本語ですから嬉しいです。(写真をクリックすると大きくなります)

4月の読書

① 杉下右京の冒険             碇卯人(いかりうひと)著  朝日新聞出版 
② ホテル・コンシェルジュ          門井慶喜著   文藝春秋
③ こんなわたしでごめんなさい      平安寿子著   実業之日本社
④ キウイ・トーマスの道           岡添純子著   東洋出版株式会社
 先天性脳性麻痺で生まれたニュージーランド人のトーマス親子と乳がんを患いまた自閉症の孫を持つ著者がマラソンで知り合い生きることの素晴らしさを描いたノンフィクション(自分史)です。
⑤ バチカン奇跡調査官・ラプラスの悪魔    藤木稟著     角川書店

1月
ニュージーランドを知るための63章        青柳まちこ編集   明石書房
2月
ひめゆりの沖縄戦 - 少女は嵐の中を生きた -   伊波園子(いはそのこ)著  岩波ジュニア新書  

アンザック・デー

2016-04-26 15:03:49 | NZにて
ハロー!

4月25日はアンザック・デー(ANZAC DAY / Australian and New Zealand Army Corps の略)と言う国民の祝日です。

この日は第1次世界大戦の時オーストラリアとニュージーランドの軍隊が連合して戦い1915年4月25日にトルコのガリポリに上陸した日なのだそうです。この戦いでANZACの人たちには多くの戦死者や負傷兵を出してしまいました。
その後第2次世界大戦の時にも多くの犠牲者を出しました。初めての戦争で多くの犠牲者を出した4月25日をANZACの日として戦争で犠牲になった人たちを追悼する日として1969年に国民の祝日と定めました。
今ではその後の戦争(イラク戦争など)で犠牲になった人たちも追悼するようになったそうです。

この国はANZACの日が近づくと小学校の低学年から年齢相応に戦争について教えたり話し合ったりするそうです。そして学校では国旗掲揚と国歌斉唱、黙祷をして花を捧げるそうです。

アンザック当日は皆朝早くから教会に行ってお祈りをしたり広場での記念式典などに参加して犠牲者を追悼するそうです。また基本的に午前中はどのお店も休まなければいけないと法律で決まっているそうです。

このアンザックの日が近くなると多くの人がフエルトで作られた赤いポピーの花を胸につけています。日本の赤い羽根運動のように募金をしているそうです。
なぜ赤いポピーの花なのかと言うとガリポリに上陸したとき辺り一面に赤いポピーの花が沢山咲いていたというところからきているそうです。

ANZAC Dayはオーストラリアでも祝日でいたるところで追悼式典をしているそうです。

下の写真はアパートの直ぐ近くのセント・パトリック教会の前の広場です。新しくできた墓標にはポピーの花が飾られていました。


栗ご飯

2016-04-21 12:03:36 | NZにて
ハロー!

3月末生まれて初めて自分で栗ご飯を作りました。
イースターホリデーに栗拾いに行ったという人から生の栗を沢山いただいたのです。

私は栗ご飯は大好きです。しかし夫が好きではないと思っていたので今まで一度も作ったことはありませんでした。栗ご飯を食べる時はいつもレストランでした。

昔豆ごはんを作ろうと思ったら夫は好きではないと言い、炊き込みご飯などいろんなものが入っているのは好きではないと言ったことがあったのです。ご飯は何も入ってない白いご飯がいいと。
当然栗ご飯も好きではないと思っていました。

しかし夫は子供のころ近くにあった栗林に行って栗拾いをしていたと言うのです。そして栗ご飯は大好きで小さいころよく食べていたと懐かしそうに話すのです。普段無口な夫なのにこの日はよくしゃべりました。そして皮の剥き方まで教えてくれました。結婚して40年ですがこんな夫を始めてみました。

当然私はこの栗をどのようにして栗ご飯にするの知りませんでしたがインターネットという頼もしい友達がいます。クックパットでいろいろ調べて格闘しました。(正に格闘と言う言葉がふさわしい)
生の栗を茹でて皮を剥き、渋皮を剥くところまでが大変な作業なんですね。

2家族から沢山頂いたのですが偶然にも両方合わせてちょうど100個でした。
この家に備え付けの一番大きな鍋は直径が20㎝、高さ13㎝の方手鍋です。大・中・小の鍋やボールを使って一晩水に浸し、茹で、少し冷まして皮を剥く。簡単そうですがかなりの時間と腕力が必要でした。幸い時間だけはたっぷりとあったので暇つぶしには最適でしたが。

冷凍も可能と書いてあったので少し冷凍し全て美味しくいただきました。見た目も味もレストランで食べるようにはいきませんでしたがなかなか美味しかったですよ。夫も美味しいと言ってくれたので(本気?)満足です。


皮を剥くときあまりにも固いので夫は日本の栗と種類が違うのではないかと言っていましたがやはり少し違っていました。日本や中国の栗は大きいですがNZの栗は小ぶりです。

日本では既に皮を剥いた栗が売られていますよね。それを使えば簡単に栗ご飯が作れますね。今度日本に帰ったら自分で栗ご飯を作って食べようと思いました。


熊本の大地震

2016-04-18 13:08:25 | NZにて
ハロー!

14日からの熊本の大地震、大変驚きました。お亡くなりになった方、そして被災された方全ての方にお悔やみとお見舞い申し上げます。

私の父は宮崎県出身、しかも熊本県との県境に近い所ということもあり熊本県と宮崎県には親戚が大勢います。第1報を聞いたときはとても驚き心配しました。

今回は大手テレビ局が地震関係のニュースをインターネットで LIVE 配信していたのでオンタイムで状況が分かり大変ありがたかったです。
画面をパソコンいっぱいに大きくし音声も大きくして1日中見ていました。まるで日本でテレビを見ているような感覚でした。今日はもう配信はしていませんが緊急の時は見れるということがわかり良かったです。とても便利な時代になったことと放送局が無料で配信してくれていることに感謝しました。

北九州市に住む親戚にメールをし宮崎や熊本の親戚が無事でいることがわかりひとまず安心しましたがこれからもまだまだ大きな余震が続くとのことなので目が離せません。心配です。

いつもコメントを入れてくれる友人の”宮崎の恵子さん”は太平洋側に住んでいるのであまりひどくはなかっただろうと勝手に思っていましたがやはり揺れは大きかったようで眠れないとのことです。

私を含め九州はあまり地震は起きないという気持ちがどこかにあり あまり地震に対しての備えはしていなかったように思います。
九州の方だけでなく日本全国の方々、明日は我が身かもしれません。改めて防災グッズをそろえるだけではなくもしもの時の心の準備もお忘れなく!
家の中にいる時だけではなく普段よく行く場所で大地震が起きた時のことなども想定して家族や親戚との連絡の取り方なども決めておくといいですね。

5年前の東北大震災の時私はモンゴルに住んでいました。息子となかなか連絡が取れなくて心配しました。そして北九州に住む母に電話をしたら我が息子から地震直後直ぐに無事という連絡があったと知り本人と直接連絡は取れなくても少し安心しました。
阪神淡路大震災の時、もし自分たちにこのような事が起きたら取り敢えず無事ということを九州の母の所に第1報を入れようと話し合った事を息子は覚えていて母に連絡をしたそうです。私はそれをすっかり忘れていてとにかく息子の安否が気になり息子の携帯にばかり電話をしていたのです。電話がつながらなかったのでそれはかなり心配しました。
主人の実家は同じ関東なので難しいのですが。

今更改めて言うことでもありませんが皆様十分お気をつけて生活してください。

紀香さん結婚

2016-04-15 13:09:31 | NZにて
ハロー!

3月30日に藤原紀香さんが結婚しましたね。
友人として心から「おめでとうございます!」の言葉をお届けします。
友人としてと言う言葉を使ったのは 私がモンゴルに住んでいるとき彼女が撮影のためモンゴルに来ました。そのときモンゴル人の友人に頼まれて彼女のお世話をすることになったのです。
その時のことは当時のブログに書きましたが、なんと彼女も当時のブログに私のことを書いていたのです。
ブログ書いているので暇なとき覗いてみてくださいと言われたので一行が帰国した後覗いてみました。
すると私のことを友人と書いていたのです。ちょっと恥ずかしいけれど光栄です。友人と言ってもただのミーハーから今は遠くから応援しているというだけの立場ですが・・・

日本人なら多くの人がその名前を知っているように私も名前は知っていました。世界の環境問題や世界の子供たちに対しての慈善活動をしていることも知っていました。
その程度でしたが実際に彼女と数日一緒にいて彼女は嫌みのない本当に素敵な女性だと思いました。テレビや雑誌で見る印象よりももっと素敵な女性でした。

とても気さくで周りの人たちにも気配りができマネージャーさんやスタイリストさん、メイクさんとも仲が良く和気あいあいと言った感じです。その中に数日一緒に居て私はずっと前からの知り合いだったかのような気持ちになりました。
夕食に韓国料理をご馳走になったのですが私の運転手にも一行がチャーターした運転手にも一緒に食べましょうと声をかけていただき運転手たちも喜んでいました。

しかし残念なことにテレビのワイドショーやネットでいろいろ悪口を言われたり書かれたりしています。
言ったり書いたりするのは自由ですが憶測だけで人を非難するというのはどうかな~と思います。
自分が逆の立場だったらどう感じるか少し考えてから発言・発信してほしいものだと思います。

それにしてもマネージャーさんの仕事って大変だな~ってしみじみ思いました。

紀香さんの記事は2010年7月10日「女優さんと一緒に」・17日「チャンス」と同じ年の9月24日「チャンス撮影現場」にも書いています。興味があれば覗いてみてください。
下の写真はNHKドラマ「チャンス」の撮影現場です。


JAPAN DAY

2016-04-13 15:46:25 | NZにて
ハロー!

4月10日(日)に「JAPAN DAY」 が開催されました。
当日は午後から雨が降った時間もありましたが来場者は昨年をやや下回る5万人弱だったそうです。
この人数もボランティア30人が交代でカウントしているそうです。


今年の見どころは日本から「津軽三味線の山口ひろし」さんをお迎えして演奏していただきました。NZ国歌も演奏してくれたのでみんな大喜びで大盛況でした。

そのほかにもフランス人落語家シリル氏の独演会、元プロ野球選手清水直行氏(元侍ジャパン日本代表)とキャッチボールとトークショー、ラグビーワールドカップ2015の南アフリカ戦で試合間際に劇的なトライを決めたカーン・ヘスケス選手のトークショーがありました。

秋葉原ホコテン大使のMiCHEL.SEA ホコテン体験、オタク文化大集合
ヨサコイ踊り、盆踊り、お神輿、餅つき、氷の彫刻(製作者は世界大会で優勝したことがある人)、お茶、生け花、盆栽、折り紙、書道、将棋、カラオケ大会、日本舞踊、和服体験、和太鼓のパフォーマンス

ラーメンストリート、日本の屋台大集合、日本酒テイスティング、
キッズコーナー、そのほかにも盛りだくさんでした。

毎年5万人くらい来場者があるとは聞いていましたがやはりすごかった!

私はボランティアとして登録し当日だけのお手伝いでしたが午前9時から夕方6時までお手伝いをしてきました。
甚平を売るコーナーです。10時~5時までなのですが4時前に完売しました。
この甚平は当初10NZ$(ニュージーランドドル)日本円で約750円で売るようにと言われていたのですがチームリーダーの判断で15ドルで売り、もし売れなかったら10ドルに下げようと言うことになりました。しかし午後から休む暇もないほど飛ぶように売れ結局値下げをしないまま売り切りました。買ってくれた人は皆外国人です。日本に行ったことがある人たちもいて安い、安いと言っていました。彼らはもっと買いたいようでしたがサイズがなくて残念がっていました。

この日は朝から晩まで日本語でいっぱい話ができたので(販売中は英語でしたが)私はとても楽しかったです。久しぶりに本来の私でした。

夏時間終了

2016-04-06 22:30:31 | NZにて
ハロー!

ここNZでは先週の土曜日で夏時間は終わり本来の時間に戻りました。そのため時計の針を1時間戻しました。
この日から日本との時差は3時間になりました。
最近はとても便利になりテレビとパソコンは自動でマイナス1時間になりました。それに合わせて腕時計や目覚まし時計をセットしました。
日本は一時期夏時間を採用したことがあったでしょうか? そんな話が持ち上がっただけでした?

世界では夏時間を採用している国は沢山ありますが国によってその開始日は異なっています。
NZでは毎年9月の最終日曜日に始まり4月の最初の土曜日に終了します。
日本では日の出、日の入りの時間が夏と冬でそれほど大きく変化するというわけではないのであまり効果はないのかもしれませんが緯度の高いところはかなりの違いがあるので夏時間を採用した方が良いことが沢山あります。夏は夜10時・11時頃まで明るいし朝も場所によっては3時頃夜が明けるところもあります。白夜の所もありますね。
早く仕事を始めて早く終わりその後スポーツや娯楽を楽しむのです。
例えば午前9時(本当は8時)~午後5時(本当は4時)まで仕事をしてもその後5~6時間はまだ明るくいろんな事ができるのです。時間を有効に使えるのです。

またあまり知られてはいませんがスワヒリ時間というのもあります。
こちらは主にアフリカの東部の赤道に近いところです。緯度が低いため一年中ほぼ同じ時間に日の出を迎えます。夜が明けて太陽が昇る頃の午前7時を1時と言うのです。そこから一日が始まるという考え方です。


ちょうど今から40年前(1976年4月)私たちはタンザニアに住むことになりました。
お手伝いさん(名前はマリア)を雇ったのですがスワヒリ語しかできません。契約の時はスワヒリ語のできる人に入ってもらっていろいろ説明をしていただきました。
朝8時から午後3時ころまでという内容でした。翌日時間通りに来てくれました。帰る時私は覚えたてのスワヒリ語で「明日8時に来てください」と言うと「わかりました」と言ったのです。しかしその時間には来ませんでした。夫が2時頃帰ってくると(タンザニアでは午前8時~午後2時までのランチなしが通常勤務)マリアは玄関の前にいました。そして直ぐに掃除や洗濯などを始めています。翌日も8時に来るように言ったのですがやはり来ません。でも夫が帰る頃には玄関に居るのです。私も時々玄関を開けて確認するのですが来るのは午後2時頃なのです。時間にルーズなことにストレスがたまり3日後契約の時に来てもらった人に話をしたところこのスワヒリ時間を教えていただきました。

私が直接話をしなければ予定通り8時に来ていたのでしょうが私がスワヒリ語で8時と言ったのでマリアは午後2時に来たというわけでした。午前7時が1時なので私は2時に来てと言わなければいけなかったのです。

これからケニアやタンザニアなどに出かける方はこの時間間隔をちょっと頭に入れておくと良いかもしれません。