先日の野球観戦の帰り、電車の中で起こった出来事です。
私が座っていた目の前で口喧嘩が始まりました。
男性客が向かい側のつり革につかまっていましたが誰が見ても酔っぱらっているのが分かります。体が大きく揺れるたびに私の目の前に立っている女性の背中に、たすき掛けした男性のカバンが当たるのです。何度か振り向いていましたが酔っぱらっているのが分かると、その女性は前に持ち替えていた大きめのリュックをまた背負ってカバンが直接背中に当たらないようにしたのです。
電車はそれ程揺れてはいませんが男性がフラフラしているので今度は男性が女性のリュックに当たりました。普通に立っていれば全く当たらない距離です。それなのに男性が文句を言い始めました。
「おい! お前のリュックが当たって痛いんだよ!」(無視しているとさらに声を荒げ同じことを言う)
「アナタのカバンが先に私に当たったんですよ! 痛いのは私の方です!」
「そんなはずはない! 俺のカバンが当たるわけがないだろう! このバカ!」
「普通に立っていたら当たるはずはない距離ですけどアナタは酔っていらっしゃるようでフラフラしているから当たるんですよ!」
「あ~ 確かに俺は飲んできたから酔っぱらっているかもしれんけど! 第一、そんな大きなリュックを背負っているのはマナー違反だよ! 電車の中ではマナーを守らないといけないんじゃないの? えっ⁈ そうだろう?」
「アナタの方こそマナーを守りなさいよ! そんな大声を出すと他のお客さんに迷惑でしょ? 降りて頭を冷やしたらどうですか?」
・・・こんな調子でだんだんヒートアップしていきます・・・
私は胸がドキドキしてきました。女性もかなり強気で言っています。男性はリュックを背負っているのが悪いと何度も何度も言うのです。この女性は迷惑な酔っ払いが居るのでリュックを背負い直したという事を私は知っています。女性がそれを言っても信じていません。口では女性が勝っています。口で負けている男性があわや手を出すんじゃないかと思うほどヒートアップしてきました。
私は最初から見ていたことをこの男性に説明してわかってもらった方が良いのか、それとも喧嘩にはかかわらないで見て見ぬふりをした方が良いのかドキドキしながらずっと考えていました。
そして私は意を決して男性に言いました。最初から見ていた本当の事を。すると男性は予想に反して
「あ~ そうですか。わかりました。見ていた状況を第3者の方に説明して頂いて良くわかりました。ありがとうございます。」
と言うと2人とも急に静かになりました。何事もなかったかのように急に辺りはシ~ンと静まりかえりました。女性から「ありがとうございました。助かりました。」と耳打ちされ私もホッとしました。 ホッとしたのもつかの間5~6分経った頃、男性が女性に
「自分は降りて頭を冷やすから一緒に降りて飲みませんか?」 と言い出し、勿論断ってはいましたがずーっと誘っているのです。自分はあと2駅で降りるので(私と同じ所)一緒に降りようと言うのです。 しかし2駅先が来ても男性は降りませんでした。その間何度も何度も飲みに行こうと誘っています。私は下車する時、家まで追って行くかもしれないので気を付けるように言って別れました。
女性は大丈夫と言っていました。かなり芯の強い人のようだったので何となく大丈夫だろうとは思いましたがそれにしてもこのような酔っ払いは嫌ですね。
私が座っていた目の前で口喧嘩が始まりました。
男性客が向かい側のつり革につかまっていましたが誰が見ても酔っぱらっているのが分かります。体が大きく揺れるたびに私の目の前に立っている女性の背中に、たすき掛けした男性のカバンが当たるのです。何度か振り向いていましたが酔っぱらっているのが分かると、その女性は前に持ち替えていた大きめのリュックをまた背負ってカバンが直接背中に当たらないようにしたのです。
電車はそれ程揺れてはいませんが男性がフラフラしているので今度は男性が女性のリュックに当たりました。普通に立っていれば全く当たらない距離です。それなのに男性が文句を言い始めました。
「おい! お前のリュックが当たって痛いんだよ!」(無視しているとさらに声を荒げ同じことを言う)
「アナタのカバンが先に私に当たったんですよ! 痛いのは私の方です!」
「そんなはずはない! 俺のカバンが当たるわけがないだろう! このバカ!」
「普通に立っていたら当たるはずはない距離ですけどアナタは酔っていらっしゃるようでフラフラしているから当たるんですよ!」
「あ~ 確かに俺は飲んできたから酔っぱらっているかもしれんけど! 第一、そんな大きなリュックを背負っているのはマナー違反だよ! 電車の中ではマナーを守らないといけないんじゃないの? えっ⁈ そうだろう?」
「アナタの方こそマナーを守りなさいよ! そんな大声を出すと他のお客さんに迷惑でしょ? 降りて頭を冷やしたらどうですか?」
・・・こんな調子でだんだんヒートアップしていきます・・・
私は胸がドキドキしてきました。女性もかなり強気で言っています。男性はリュックを背負っているのが悪いと何度も何度も言うのです。この女性は迷惑な酔っ払いが居るのでリュックを背負い直したという事を私は知っています。女性がそれを言っても信じていません。口では女性が勝っています。口で負けている男性があわや手を出すんじゃないかと思うほどヒートアップしてきました。
私は最初から見ていたことをこの男性に説明してわかってもらった方が良いのか、それとも喧嘩にはかかわらないで見て見ぬふりをした方が良いのかドキドキしながらずっと考えていました。
そして私は意を決して男性に言いました。最初から見ていた本当の事を。すると男性は予想に反して
「あ~ そうですか。わかりました。見ていた状況を第3者の方に説明して頂いて良くわかりました。ありがとうございます。」
と言うと2人とも急に静かになりました。何事もなかったかのように急に辺りはシ~ンと静まりかえりました。女性から「ありがとうございました。助かりました。」と耳打ちされ私もホッとしました。 ホッとしたのもつかの間5~6分経った頃、男性が女性に
「自分は降りて頭を冷やすから一緒に降りて飲みませんか?」 と言い出し、勿論断ってはいましたがずーっと誘っているのです。自分はあと2駅で降りるので(私と同じ所)一緒に降りようと言うのです。 しかし2駅先が来ても男性は降りませんでした。その間何度も何度も飲みに行こうと誘っています。私は下車する時、家まで追って行くかもしれないので気を付けるように言って別れました。
女性は大丈夫と言っていました。かなり芯の強い人のようだったので何となく大丈夫だろうとは思いましたがそれにしてもこのような酔っ払いは嫌ですね。