リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

コンサート

2008-05-19 02:04:35 | チェコ共和国
ドブリーデン!

5月13日(火)、「プラハの春・国際音楽祭」に行ってきました。

下の写真は会場の市民会館です。
「のだめカンタービレ」の撮影にも使われたところです。


市民会館全景


市民会館正面出入り口

この音楽祭は今年で63回目で毎年チェコが生んだ偉大な作曲家スメタナの命日の5月12日から始まり約3週間続きます。
オープニングの12日は大統領も出席され全員起立をして国家演奏からはじまります。
このコンサートはでも生中継されていました。

オープニングはスメタナの「わが祖国」で始まり最終日はやはりチェコの偉大な作曲家ドボルザークの曲で終わります。数年前まではベートーベンの交響曲「第九」で終わっていたそうですがこの変更はチェコ人のみならず誰もが納得しています。
 
 


上の写真は私が座っている席からスメタナホールの天井と舞台に向かって右側の席を撮ったものです。

コンサートは勿論ですがこの会場を見るだけでも大満足です。
コンサートは夜8時からなので早めに行って地下のレストランで食事をしました。
このレストランがまた素敵なのです。

一階のレストランはとても高いのですが地下は普通でした。
私は「オムレツとライス、ベジタブル付き」(もしかしてオムライスかも?)にしましたがとても美味しかったです。

このレストランは写真付きメニューで横に数ヶ国語で書かれています。珍しく日本語もありました。(チェコでは日本語メニューは珍しい)

チェコに来たら生演奏付きのこのレストランで食事をすることをお勧めします。
いつも混んでいますが夜6時前ならすいています。

それではおやすみ~





散歩の途中で

2008-05-11 02:01:44 | チェコ共和国
ドブリーデン!

プラハも初夏の香りがする今日この頃です。
最高気温も20℃前後で穏やかな毎日です。

今年の始め旧市街広場まで夫と散歩に出かけた後の帰る途中、ホットワイン1杯30kc、2杯50kcと書かれたウインドウを発見。

広場から少し離れたところですが随分安いのでびっくりです。
勿論ホットワインをgetして温まりながらトラムの駅に向かいました。

それからはこの広場まで来ると必ず寄り道をしてこのカフェでホットワインをgetして帰っていたのですがある日看板がこんなに綺麗になっていたのです。
今までは汚い手書きだったのです。

前からちょっと気になっていた飲み物があったので席に座って飲んでみました。
「hot apple」と「hot pear」です。(気になりません?)
暖かいりんごジュースと暖かい西洋なしのジュースです。

1回目「hot apple」を飲んでみました。
りんごジュースをただ温めただけではありませんでした。
ホットワインに似たいろんな香辛料が入っていてなかなかgoodでした。

その翌週「hot pear」を飲んでみました。「う~ん。まずい!」 さすがにもう一杯とは言えません。
こちらもやはり同じような香辛料が入っていたのですが洋なしとは合いませんでした。

チェコに来てアルコールがダメな人は是非この「hot apple」を飲んでみてください。お勧めです。


参考までにこのメニューを少し説明しておきます。

TAKE AWAY=持ち帰り用。TAKE OUT(米語)と同じですがヨーロッパではほとんどこの英国の英語を使っています。

Hot wine=ホットワイン。ホットワイン用のワインに8種類の香辛料を入れて暖めたワイン。

Punch=パンチ(ポンチ)。ワインに水(湯)、砂糖、レモン、香料などを入れた飲み物。

Grog=グロッグ。ラム酒など強いお酒を水(湯)で割った飲み物。

Tea=紅茶。(ほとんどのお店で茶葉を指定できる)

Hot apple=暖かいりんごジュース。シナモンなどいくつかの香辛料が入っている。普通のりんごジュースより美味しく癖になりそう。

Hot pear=暖かい洋ナシ(ラ・フランス)のジュース。 いくつかの香辛料が入っている。(いまいちと言う感想)

Hot chocolate=暖かいチョコレート(日本で言うココア)

Espresso=小さなカップに注がれた濃厚なコーヒー。日本で飲むような普通サイズは「エスプレッソ・ダブル」と言う。かなり濃くコーヒー好きの私ですがこれはちょっと飲めません。

Cappucino=カプチーノ。エスプレッソ・コーヒーに蒸気で温めて泡立てた牛乳を混ぜたコーヒー。


日本はまた3月くらいの寒さに戻ったと先ほどのニュースで言っていました。
風邪など引かないように気をつけてください。
それではまた。







缶ビール

2008-05-06 02:25:36 | チェコ共和国
ドブリーデン!




この写真は私が良く利用しているスーパーマーケットの缶ビール売り場の一角です。(撮影は一応許可をもらっています)

上の写真の上段(黒い缶)は日本でも見かける500ml缶です。
中段は5リットル缶です。
下段は何と20リットル缶です。

最初に見たときはこんなのどうやって冷やすんだろう? 川辺でのバーベキューの時川の水で冷やすのかな? なんて思っていました。

しかしよく見ると驚いたことに
トップの栓を左に回すと60分で5℃にまで冷える。
そしてその温度を12時間キープすると書いてあるのです。
20リットル、40杯分(チェコでは500mlが普通サイズ)
とても経済的ですと書いてありました。
確かに経済的です。値段も790コロン、約4,800円弱なのですから。

因みに5リットル缶は約1800円、500ml缶は約100円(この銘柄は高い方)です。

どうにか練習投稿は成功のようです。まずは一安心。しかし何もビールじゃなくて綺麗な花や景色にすればよかったと今思っています(笑)

雑学

2008-05-01 03:33:44 | チェコ共和国
ドブリーデン!

チェコに来てチェコにまつわる「へ~そうなんだ~」と思ったことが多々あったので今日はそのいくつかあげてみます。

「新世界より」で有名な作曲家ドボルザーク(DVORAK)はチェコ人です。
名前のRとAの上には記号が付きますが「ドヴォジャーク」と読みます。
チェコでドボルザークと言っても通じません。

遺伝の研究で有名なメンデルもチェコ人です。

広島の原爆ドームを設計したヤン・レツルもチェコ人です。

映画「アマデウス」の監督ミロス・フォアマンもチェコ人です。
この映画はプラハで撮影されました。
コンサート会場は1月にオペラ「夕鶴」が上演されたエステート劇場だそうです。
1月にUPした「オペラ鑑賞」の写真を参照ください。

アールヌーボーを代表する画家アルフォンス・ムハ(ミュシャ)もチェコ人です。

1957年にコンタクトレンズを発明したオットー・ウィフテレもチェコ人です。

1907年に血液型を見つけたヤン・ヤンスキーもチェコ人です。

ロボットと言う単語はチェコ語から来ていて「労働」という意味だそうです。

ギネスブックに載っている世界で一番難しい発音はチェコ語のジュ。
Rの上に小さなvが付いている字です。
巻き舌をしながら「ジュ」と発音するそうですがこの発音が綺麗に出来るようになるまでに5~6年かかるそうです。
小学校に上がる前までに出来ない子供は矯正のための塾のようなところに通うそうです。
名前にこのRを持つドヴォジャークは自分の名前を綺麗に発音できたのかな?なんて思いません?

チェコ語で犬のことを「pes(ペス)」と言います。
そういえば小さいころ家で飼っていた犬の名前はペスでした。
ペスって名前の犬、日本には多いですよね。

今日は少し勉強をしていただきました。
それではまた