リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

ホームステイのおばさん・その後

2016-11-21 17:08:54 | NZにて
ハロー!

先週1通の手紙が届きました。
あの時(10月25日の記事)のホームステイのおばさんからです。


国内線に乗り継ぐときに荷物を預ける場所がわからないと言って不安そうにロビーをキョロキョロしながら行ったり来たりしていたので声をかけたのでした。

外に出る前にその場所はあるらしいのですが既に出て来てしまっていたのです。
国内線だけを利用する人が手荷物を預けるためのカウンターがあるのでそこを利用するようにとアドヴァイスをして隣の建物が国内線ターミナルだと教えました。

少し大きな文字で自分の住所と電話番号を書いたメモを1枚いつも持っていたのでそれを渡し、困ったことがあったらいつでも電話をくださいと言っていたのです。

電話がなかったので無事に目的地までたどり着いたんだろうとは思っていましたがまさか手紙をくれるとは思ってもいなかったので正直とても嬉しかったです。

彼女は東京の杉並区に住んでいるSおばあちゃんだと自己紹介がありました。お礼の言葉の後に
「無事、クライストチャーチに到着、先ずは第一目標達成です。バンザーイ!!」とあり素直な人だなとこのSさんを好きになりました。

ステイ先のファザー、マザーがとても暖かく迎えてくれ直ぐに打ち解けホームステイのスタートです。
しかし問題はコミュニケーション。スピードが速く何を話しているのか???
それでもどうにかバスの乗り方を教わり、一人で博物館や公園、買い物などに出かけそれは想定外で自由に散策できて楽しかった。

(途中長いので省略しますが)滞在中ファザーが71才の誕生日を迎え、子供さんやお孫さんが来てくれて一緒にお祝いをしたこと、皆さんを紹介してくれいろんな出会いを作ってくれたこと、皆フレンドリーで優しく話しかけてくれたのに英語力がもっとあればもっと理解が深まったのにできなかったのが残念だったことなどが書かれていました。

そして最後に「今回のホームステイは英語を勉強するというより英語をもっと勉強するきっかけになったように思います。これからも英語を話す機会を作ってもっと話せるようになりたいです。ほんとに頑張らなくっちゃ!」と書かれていました。

私も随分刺激を受けました。私も頑張らなくっちゃ!!

観光地のゴンドラに一人で乗っている写真が同封されていました。観光地で写真を撮ってくれるサービスのような絵葉書大の写真です。
そのゴンドラの中に「Hanmer Springs(ハンマー・スプリングス)」という小さな文字を見つけました。

このハンマー・スプリングスというのは温泉で有名な所なのですが今回の地震の震源地でもありました。
今回の地震は人的被害は死者が2人出ましたが、山が崩れたり道路に亀裂が入ったりということの方が大きく5年前のクライストチャーチのような大惨事にならなくてそういう意味では良かったです。
お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。

数日前孤立していた牛3頭が無事救出されたとニュースで言ってました。



読書(6)

2016-11-18 12:31:48 | NZにて
ハロー!

6月下旬から9月までに読んだ本です。
図書館以外からお借りした本も数冊あります。
読んでとても良かったお勧めの本も沢山ありましたが人によって思いは異なるので敢えてその本のタイトルは書きませんが気になる物がありましたら読んでみてください。
私も内容は分からなままに借りたのですが全てが読んで良かったと思う本ばかりです。(除く1冊)
実は時間の無駄だったと思える本も1冊あったのですがそれが何故なのか自分で辛口コメントしたいくらいです。しかしそれは敢えてこの場では控えておきます。(画像はクリックすると大きくなります)

6月下旬に読んだ本
① 海外で暮らす   布井啓次郎著   (株)ビジネス社
② 外交官の仕事   河東哲夫(あきお)著 草思社
③ ニュージーランドのことば   イー・ゴードン & ティー・テヴァソン共著
    ーニュージーランド英語完全解剖ー 
   沢田敬也(よしなり)・小原(おはら)純子共訳 オセアニア出版社
④ コーパス練習帳  投野由紀夫著    日本放送協会
⑤ やさしい英語がなぜ聞こえないの?  杉山洋二著    東洋経済新報社
⑥ 県庁の星     桂望実(のぞみ)著  (株)小学館
⑦ 大好きなことをやって生きよう!  本田健著  フォレスト出版
⑧ ある殺人者の回想 勝目梓著       (株)講談社
⑨ 神君家康の密書  加藤廣(ひろし)著  (株)新潮社
⑩ 赤い追跡者    今井彰著     (株)新潮社



   
7月に読んだ本
① かげゑ歌麿       高橋克彦著     (株)文藝春秋
② 人生賛歌        小檜山博著     (株)河出書房新社
③ 運命のバーカウンター  高橋仁著      (株)幻冬舎メディアコンサルティング
④ 三途の川で落しもの   西条奈加著     (株)幻冬舎
⑤ 黄金の庭        髙橋陽子著     (株)集英社


8月に読んだ本
① ぼくの最高の日     はらだみずき著    (株)実業之日本社
② 武士道ジェネレーション 誉田哲也(ほんだてつや)著 (株)文藝春秋
③ 大地のゲーム      綿矢りさ著   (株)新潮社
④ 大事なことほど小声でささやく  森沢明夫著  (株)幻冬舎
⑤ 暗殺者たち       黒川創著       (株)新潮社   
⑥ あなたがパラダイス   平安寿子(たいらあすこ)著  朝日新聞社
⑦ さきちゃんたちの夜   よしもとばなな著   (株)新潮社
⑧ 江(ごう)姫たちの戦国(上)  田渕久美子著  日本放送出版協会(NHK出版)
⑨      〃     (中)    〃           〃
⑩      〃     (下)    〃           〃





9月に読んだ本
① 美しい家        新野剛志著   (株)講談社
② フロム・ミー・トゥ・ユー   小路幸也(しょうじゆきや) (株)集英社
③ 明日の記憶       萩原浩著    (株)光文社
④ モンスターU子の嘘    越智月子著   (株)小学館  
⑤ 至高の営業       杉山大二郎著  (株)幻冬舎
⑥ 外交官         孫崎 亨(うける)著  (株)あいうえお館






  

もしかして地震?

2016-11-14 12:08:13 | NZにて
ハロー!

11月14日(月)(NZ時間)に日付が変わった直後、南島のクライストチャーチの北93㎞のカイコウラという所で大きな地震がありました。マグニチュウド7.8だそうです。

私のアパートでも揺れたのですが最初はミシミシという家がきしむ音がかすかに聞こえてきました。
最初は何の音なのか分からず壁や天井に目をやっていましたがその音が誰にも気づかれないようにそ~と音を立てているような感じだったのでちょっと不気味でした。

夫はシャワーを浴びていたので一人で緊張して音の出所を探っていました。音はだんだん大きくなり玄関からも聞こえて来るのです。
もしや泥棒?と思いドアが開かないうちに行かなければとそっと近づき覗き穴から覗いてみましたが誰もいません。
それで少し安心したものの何だか体が揺れているように感じるのです。一瞬めまいかな?と思いましたがこんな経験は初めてです。ものすごく大きく体が揺れ始めました。
壁伝いに居間に行くと一つだけあるおしゃれなランプが音もなくものすごく大きく揺れているのであっ!地震だ!とその時気が付きました。かなり大きな横揺れでした。

直ぐにテレビをつけたのですがしばらくたっても地震の情報は何もありません。
娘に電話をして状況を話ここからは少し離れていると思うけど震源地はどこなのか分かったら教えてと電話をしました。
直ぐ携帯に娘からメッセージが届き震源地がわかりました。さすが日本は情報が早いですね。それ程近くではないので安心しました。その後息子や親戚からも連絡がありみんな取り敢えず安心したようです。

そんなわけで私たちは無事ですし、今の所日本人に被害はないようなのでご安心ください。
私は地震よりこのアパート大丈夫なのかと心配です。


日本で眼科医に

2016-11-12 10:17:16 | NZにて
こんにちは!

NZはなかなか暖かくはなりませんが寒くもありません。冬特有の雨が毎日降っています。降っている時間は少なくなりましたが気温は17~18℃くらいで冬とあまり変わりません。

先日日本に帰った時眼科にかかりました。6月頃から気になっていたのです。
本を読んだりパソコンをしたりゲームをしているとなぜか涙がポロポロと出てくるのです。
別に悲しい本を読んでいるわけでもないのにです。なぜだろうと思いながらも切りの良いところまでと思い、涙を拭きながら本を読んでいました。

涙は普通のさらさらした涙ではなくちょっとベタベタした涙なのです。涙が出ていても痛くはないのでずっと本を読んでいると益々ポロポロ、ポロポロととめどなく溢れてきます。
きっと読書は止めて早く寝なさいということなのねと独り言を言いながらベットに入ったものでした。

9月に入って今度は目が充血してきました。
これは大変だと思いネットで調べると糖尿病からくる目の病気で失明することもあると書かれている項目もあります。私は糖尿病で現在薬を飲んでいます。

その心配事を人に話したら「もしかしたら花粉症じゃないの? 今スギ花粉が凄いらしいよ!」と言われちょっと戸惑いました。そうだここは今春なんだと、私の頭はまだ季節の感覚がイマイチ分かっていないようです。

ベトベト涙のせいか朝起きると目ヤニで瞼がくっついていることもありました。視力はそれ程変わってはいないと思っていましたが。
ベトベト涙と真っ赤な充血、どちらも痛みはないのですがとても不安でした。

日本に帰って直ぐ眼科に行きました。いろいろ検査をした後、結果を聞くと思いがけない診断結果でした。
何と「ドライアイ」ですって!
涙はとてもたくさん出てくるのですが・・・? と聞いてみるとドライアイというのは涙が出なくなるというのではなく体が目の危険を察して保湿を保つためにドロッとした(ベタベタした)涙を作って出すとのことでした。
簡単に言うと化粧水でも最近は保湿成分を保つために以前と比べて水っぽくなく少しトロッとしているのと同じなのだそうです。なるほどと思いました。
目の充血の方は日本に帰ったら全くなくなり先生も判断できないとのことでしたのでやはり花粉症だったのかなと思っています。(こちらに戻って来てからはまた充血しています)

とても心配していましたが解決して安心しました。一時は糖尿病からきている目の病気かとかなりビビっていました。

今までは確かに目を酷使していました。これからは少し意識して目を疲れさせないようにしようと思っています。

花火解禁日

2016-11-08 11:12:18 | NZにて
ハロー!

タイトルを見て えっ!どういう事? と思ったでしょう?
NZでは11月5日を「ガイ・フォークス・デー(Guy Fawkes Day)」と言って祝日ではありませんが花火をしても良いという日なのです。

実はここNZは花火禁止国なのです。なぜなら火事になるから、家畜や野生の動物が怖がりストレスを与える事からそれらを避けるためということだそうです。

しかし毎年11月5日は個人で花火をしても良いという日なのです。その3日前から販売しても良いとの事でスーパーやホームセンターで花火が売られていました。
正確には花火を買える日が1年の間この3日間だけということで法律では一応いつ花火をしても良いことにはなっているそうですが、現実はいつまでも保管するのは大変なのでこの日にみんなで楽しむそうです。
先週の土曜日(11月5日)は暗くなる9時少し前からあちこちで花火が上がっていました。私のアパートの周りは公共の場所ばかりなので花火の音は聞こえませんでしたが入り江の対岸ではみんなで楽しんでいる様子が見えました。

法律ではコンクリートの上で行う、公共の場所ではやってはいけない、花火を買えるのは大人だけ、18才以下の子供に花火を売ってはいけない(身分証明書の提示が義務付けされている)、花火をするときは必ず大人がいること。この条件が守られる人は花火をしても良いとのことです。消火用の水の用意は特にないそうですが。

なぜこの日なのか調べてみました。
それは約400年も前の英国の歴史にありました。

時は1605年、当時のプロテスタント信者のジェームズ1世はカトリック教徒を弾圧していました。
多くのカトリック信者が虐殺され、家や教会を焼き討ちされていたそうです。
そのため「ガイ・フォークス」という人が仲間12人と一緒に国王と貴族議員たちの一斉暗殺を計画しました。

国会の開会式の日に爆弾を爆発させるため地下トンネルを掘り貴族会館の地下に爆弾を仕掛け当日まで彼が爆弾の管理をしていました。
しかしその計画は直前に密告者によって通報され彼は逮捕されてしまいました。それが11月5日だったそうです。彼とその仲間は裁判後市中引き回しされ公開処刑されたそうです。

国民は王様が暗殺されなくて良かったと祝杯をあげて喜びました。
そしてこの事件を忘れないためにと翌年から「ガイ・フォークス人形」を作って火で燃やし祝杯をあげお祭りとしていたそうです。いつの頃からかこの日に花火もするようになりなりました。
それがこの「ガイ・フォークス。デー」の始まりとのことです。
NZは英国からの移民が多く彼らがそのお祭りを引き継いでいるのです。

しかし今では少なくともNZではただ単に花火をしてみんなで楽しむということだけのようですがたった1日だけというのはよくわかります。(実際には1週間くらい花火をしているようですが)
危ないのです。線香花火のような物もあるらしいのですが大多数の人は打ち上げ花火をするのです。しかも庭先で。花火を大量に買ってじぶんで改造してより大きな物を作ったりしている人もいるようです。

知人が子供と線香花火をしていたら燐家から打ち上げ花火の一つが横に飛んできて芝生が焦げ、その後その2つ先の家から同じく横に飛んできた花火が車のタイヤに直撃したとのことでした。
マナーが悪いので最近は禁止にするべきとの意見も出ているようです。

この日はあちこちで火災が起こるのは当たり前で消防署員は大変そうです。
チェコの年越し花火も似たような感じで辺りかまわず打ち上げるのでとても怖かったです。

余談ですが英語では「男・奴・友達」と言う単語の「ガイ(guy)」はこのガイ・フォークスという人を指す言葉が始まりで英国ではあまり良い意味では使わないそうですが現在のアメリカ英語では全く良い、悪いに関係なく普通に使われているそうです。