リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

驚きのニュース

2013-07-02 23:44:42 | 異文化
サェンバイノー!

今日は久しぶりに雲一つ無い青空で少し風もありとても気持ちの良い天気です。
窓の外の温度計は現在45℃、家の中は24℃です。
歩いている人は長袖、半袖、ノースリーブといろんな服装をしています。
さすがにコートを着ている人はいません。
乾燥しているので汗をかくこともなくむしろ家の中は肌寒く感じます。

今日は先日スイスに行っていたときに知った驚きのニュースを一つお届けします。
それは「パリジェンヌの服装規定」についてです。

パリジェンヌは今年の1月まで法的にズボンを履いてはいけなかったそうです。

1800年11月17日に施行された法律で女性はズボンを履いてはいけないと決まりました。
もしズボンを履くときは地元の警察の許可を取ることとなっていました。

その後1892年と1909年に一部改定され、自転車や馬に乗るときは警察の許可を取らなくてもズボン着用が認められました。
しかしそれ以外のときはズボン着用は禁止に変わりありませんでした。

フランス革命のときにも女性のズボン着用を認めるようにという運動があったそうですのでそれ以前から法律で定められていなくても女性がズボンを履くのはご法度だったのでしょう。

当時のフランスは男性優位の社会でした。(現在もそうらしい?)女性がさまざまな職に就いて社会進出をしないようにというためだったそうです。
それにしても200年以上も前の法律が未だに残っていたとは驚きました。

男女平等といわれる昨今でもまだまだ女性は差別されていると言うことで昨年就任したオランド大統領は公約どおり「女性権利省」を創設し35才の女性を大臣に起用しました。また閣僚34人のうち17人を女性にしたそうです。

今年の1月国会で野党議員にこの時代遅れの法律について質問をされたときこの「パリジェンヌ、ズボン着用禁止例」の撤廃を宣言し法的にズボン着用が認められることになったそうです。

現代では「みんなで履けば怖くない?」と言う感じだったのが今年からフランスの女性は安心してズボンを履いて出かけられることになったそうです。











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4 コメント

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暑いです (さー)
2013-07-09 09:55:33
こんにちは
梅雨明けして 猛暑です
UBも過ごしやすいようですね

私はほぼ普通に会話が出来るようになりましたので お知らせします 
いろいろなアドバイスやエールをありがとうございました

気分も晴れて 久々に塩谷さんのコンサートに足を運びました
懐かしい名前でしょ
お元気に活躍されていますよ
帰国されたら一度 お誘いしたいと思います

ズボンをはけなかったフランス人のブログ内容のは
本当に驚きでした
にわかに信じられないと言いますか?
詳しい内容をを読み ーーーそれにしても長かった!
と思ってしまいました

この10年 ほとんどスカートをはいていないおばちゃんコメントでした 今日はこの辺で失礼いたします


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さーちゃん (リョウ)
2013-07-09 18:50:32
普通に会話が出来るようになったとのこと良かったですね。まずは一安心しました。今度日本に帰ったときまたおしゃべりできそうですね。良かった、良かった。

日本の連日の猛暑のニュースを見ているだけで大変だな~と思います。その点当地の夏は快適です。

塩谷さん元気にご活躍なんですね。帰国したらまたコンサートに足を運びたいです。

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Unknown (宮崎の恵子)
2013-08-27 13:22:58
嘘でしょ? 本当なんですね。
信じられない、びっくりです。
天下のフランスがねぇー。

私なんかスカートを履かない暮らしなので 最近ちょっと反省しています。
女を捨てたのか?自問自答しているのです(笑)
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宮崎の恵子さん (リョウ)
2013-08-31 00:22:24
本当なんですよ。とても驚きました。
野党から質問を受けた女性大臣がその場で「パリジェンヌ・ズボン着用禁止令」の撤廃を宣言し、何の異議もなくすんなりと法律が変えられるということもすごいですよね。
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