本に掲載のこの方が、ゴットリービン・ディトゥスです。 父ブルームハルトの墓(奥にある小さな墓はゴットリービンのもの)。子のブルームハルトも社会的に大きな働きをなして、時代に大きな影響を与えました。
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カール・バルトの全集を殆ど訳された井上良雄先生が書かれた、『神の国の証人ブルームハルト親子』から、誰でもが本当だろうかと思うような実話をかいつまんで抜粋してきました。20世紀最大といわれた神学者カール・バルトにも非常に影響を与えた事件だった。
子のブルームハルトも当時のドイツで社会的に大きな働きをなした方です。今も働き給うと言われる神の言葉に、我々は何を学ぶべきか。
特に、奇怪な面白おかしい物語、当時の多くの人が見て、周囲の町々の人も押しかけるような事件に、我々は何を学ぶべきだろうか。
今では、その事件は女性特有のヒステリーだったというかもしれない。しかし、現代も、病名を特定したとしても、直せるだろうか、否、だろう。
殆どの病気とはそもそもそうだろう。最終、神が与える治癒力によってであり、人はそのサポートしているだけにすぎないのだから。
素直に僕らは、イエスを信ずるとはどういうことかと、今もなお一層、考えて見なくてはいけない。イエスは、聖霊として、今も生きて働いて、求める人々の側におられるというのだから。
親子が体験とその時代において教えてくれるのは、あらゆる知識、あらゆる学問を超えても、最終、いっさいの介在物を除いて、素直に神の言葉を受け入れることなのであることを教えてくれている。(これが、なかなか難しいんだけれどもねぇ!)
彼(イエス)を信じるとき、その本来、障害は一切ないのだけれども、それは罪深い我らが自ら作っていたものなのである、ということなのだろうと思う。
「自分を捨て、我に従え。」このイエスの言葉を、こういうことか、と自分なりに理解するにはかなりの時間が掛かりましたねぇ。
・・・謙遜を失いつつあるとき僕はいつもこの本を読み直すだろう。 終わります。