marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(18回目)

2016-06-08 20:12:57 | 日記
◆世界のベストセラー聖書を読む◆ 同志社大の神学研究科を出られた佐藤優さんは、「神学は役に立つ!」、「神学は人生を変える!」(いずれもNHK出版)と本の帯に述べられています。写真掲載します。それから、「神学部とは何か」(新教出版社)も出されてますね。で、岩波現代文庫から「獄中記」なども出しています(その他沢山)。    今日は、本の紹介などではなくて、彼が聖書を読む(購入する)のであれば、索引、引照つきをお勧めしますと言っていることなのです。引照つきというのは、16回目の中央部に聖書の見開きページを掲載しましたが、とじ目の左右に、小さな文字が書かれていますが、それは、その見開きの節の数字のテキストに関連する、旧約や新約聖書の他の箇所が書かれてますよ、ですからそこも読んでねということを示しているのです。特別に16回目の写真は、いのちのみことば社(です、ます調文のもの)で出版のチェーン式(これが写真下の文字での説明が他の箇所とつながっているのでその説明を書いているのが売り?)という厚い高い本ですが、大切なのは引照の意味。日本聖書協会から「口語訳 聖書 引照つき」の持ちやすいのも出ています。立ち読みOKのところもありますが、子ども向けの聖書の物語ではなく、きちんとイエスの言葉が「」で掲載されているものですよ、読まれるのは。いままで聖書を自分の言葉で読みなさいと奨めてますが、我等、此の国の者にとりましては、それまでの神の民の歴史を知らない異邦人の国の者でありますから、いきなり聖書を読みましても、入り込めないところがありますが(でも、理解できることもある・・・これも内容は神学論争で言われて来たことだ、これについてはいずれ)その引照を読むと、過去何千年もの昔に(当然、それぞれの著者は異なるのだが)今、読んでいる聖書の箇所を示していたのだ?? という、永遠のパラダイスから離れてしまった人間が、神の深い底を流れる水脈を堀起こしているという思いにさせられるのですね。例えば、イエスは、「自分はアブラハムが生まれる前からいるのだ」という言葉など、聖書の最初、創世記にでてくるアブラハムですよ。イエスのその箇所を見ると、引照に旧約聖書のその箇所が、示されているということです。そのように、今読んでいるヨハネ伝の中にから、イエスの言われた言葉、群衆が今まで我々は先祖伝来こう聞いているなどの箇所があった場合、その引照をみると過去に言われた聖書の箇所が示されていることになるのです。イエスの生まれる前の先理解が無い我々もそのように、自分の言葉で引照を探ることによって、バックトー・ザ・フューチャーになった思いにさせられるのですね。そのように、イエスは、聖書は私について書いてあるのだと言われ、当時、聞いていた群衆、そして論争した祭司などは何を先理解していたのかは、引照を調べることにより理解出来るようになって来るのです。・・・Ω

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