今週末の海上自衛隊観艦式とそれに伴うイベントが盛り沢山な「FLEET WEEK」の一環として護衛艦DDH183「いずも」が横浜大さん橋客船ターミナルにて公開されているというので見てきました。
それにしてもひどい空模様です。
雨が降っていないのが不思議なくらい。
ここ山下公園から大さん橋までの足取りが重いのは、さっきまで妻娘とオーダーバイキングの中華街大飯店でたんまり食べてしまったから。
やっと着いた客船ターミナル横にそびえる大きな壁。
さすが海上自衛隊最大の艦だけあってやはりでかい。
空港と同じレベルの金属探知機などの保安ゲートを通る列で25分位ならびましたが、その人の多さに反して案外スムーズに艦載機格納庫へ上がるランプドアにたどり着きました。
うへへへへ……
招待していただいた引き渡し式・自衛艦旗授与式の時には艦内に入れなかったし、外には掲示されていなかったので今日やっと見ることができました。
ドッキリではなかったようです。
もちろん各媒体で写真も見ましたし、プラモのデカールにもプリントされているしグッズも販売されているけれど、採用された事に対して未だ実感は無かったんですね。
でも今日ようやく確信できました。
ああっ…… みんな写真を撮ってる……
恥ずかしい……
乗組員みなさんのネームプレートにもマークが付いている。
もう心臓が破れそう。
それに……手直したい……
スタンプも潰れてしまっている……
八岐大蛇をもう少しシンプルなデザインにすればよかった……
もちろん今更言っても遅いですが……
恥ずかしさで過呼吸になりそうにながらもここ艦載機格納庫を船首側に向かい歩を進めます。
上からエレベーターが降りてきました。
見学が終わった人がたくさん乗っているようです。
艦載機をこの格納庫から飛行甲板に上げるためのエレベーターで上に連れて行ってもらいますよ。
格納庫内は白く明るかったのですがこのエレベーター部が黒いのは光が外に漏れにくいようにしてあるそうです。
戦闘艦ですからね。
ものすごくでっかいロックピンです。
本来艦載ヘリを上げ下げするものなので我々人間がいくら乗っても軽すぎて揺れてしまう恐れがあるので中央に寄ってくださいと言われました。
でも、思ったよりずっと静かで衝撃もほとんど無くそして速かった。
ここで頭のなかに鳴り響くのは「サンダーバード」か「トップガン」か…
ぼくの場合は「KiRa-KiRa Sensation!」……
広い……
満艦飾を実施しているのでまるで運動会をしているグラウンドみたい。
飛行甲板が広いので小ぶりな艦上構造物がちょこんと乗っかっているようにも見えますが、実は他の護衛艦と比較しても全く小さいということはなく、船体がデカいんです。
艦載機のSH60Jシーホークが計7機(格納庫に1機、うち1機はハンドリング訓練用途の用廃機)も載っていました。
母港の横須賀などで一般公開をする際、艦載ヘリは本来のベースである館山に帰ってしまっているので、何機もヘリが載っているところを見られるのは観艦式前ならではということなのかな。
航海中の飛行甲板上はかなりの強風となるのでローターブレードを止めておくにもかなり大掛かりなもの。
艦載機等を固定する為のフック受けも見学者が躓かないようカバーがしてある。
その数1000個以上あるとのこと。
ごくろうさまです。
滑り止めが施されているので走って転ぶと自分の体でもみじおろしを作ることになりますと脅されました。
広大なので消防車装備です。
横浜港の主「氷川丸」
空の色がますます怪しい。
近接防御火器CIWS「ファランクス」
そして同じく近接防御用の「SeaRAM」の横に「ファランクス」っぽい何かがいる。
まぁCIWSというよりNO MORE映画泥棒って感じにも見えますが、よく見るとちゃんと6砲身になって結構凝っていますよ。
エレベーターの上げ下げをコントロールしている隊員さんの側でずっと注目を浴びていました。
時間は自由なのでなんだかんだで1時間ほどいました。
艦尾の艦載機整備区画はシャッターが閉まっていたけど横の少し開いていた部分から覗くことができました。
あちこち至る所に隊員さんはいるし、写真撮っていても何も言われなかったので大丈夫だよね?
自衛艦初の装備であるデッキサイド式エレベーターはシャッターが開いています。
こちらでは機体尾部を外にはみ出させることができるのでSH60ヘリよりもっと大きなMV22オスプレイやF35戦闘機?も載せることもできる大きさ。
下船して今度は客船ターミナル屋上に行きます。
飛行甲板と同じ高さからじっくりと舐めまわし見ることが出来ました
デッキサイドエレベーター開口部を外から。
航行時はシャッターを閉めておかないと波がザブザブ入ってくるそうです。
細部にわたり写真も300枚以上撮ったのでこれでプラモ制作が……細かいところまで分かっちゃった為に余計に進まねぇ……
もうあれ、完成しないかもな……
客船ターミナル向こうに停泊している「いずも」がそのターミナルのデザインと一体になってまるで宇宙船みたいに見える。
14日、17日にもこうして一般公開があるそうです。
かなり混むけど、入り口のランプドアは大きいし、艦内はとんでもなく広く、ラッタルで移動ではなく巨大エレベーター使用なのでそれほどにはストレス無く見学できますよ。
大桟橋を離れ赤レンガ側の埠頭では潜水艦救難艦ASR403「ちはや」と訓練支援艦ATS4202「くろべ」も公開されてるので移動。
戦闘艦では無く浮上できなくなった潜水艦乗員を救助するために大きな深海潜水艇を装備しており、艦の真ん中に開いたセンタープールからそのまま降ろすことができる異色のフネです。
その機能と艦名から
「群像、私が沈んだら助けてくれる?」
「あたりまえだろ。 お前はオレのフネだからな」
と妄想がががが…… キモいですがキモいですか?
その潜水艇DSRVのスクリュー。
多くの現役軍用潜水艦のスクリューのカタチは機密扱いなのですが、さすがにこれは戦闘用ではないのでこうして見ることができます。
この中にはお風呂もありました。
一方訓練支援艦の「くろべ」はこれもその名の通り護衛艦が行う対空戦闘訓練を補助するフネです。
この無人機を打ち出しそれを目標に護衛艦が対空戦闘の技を磨いていくのです。
実際のミサイルや航空機はこんなに目立つ色をしているわけでは無いのだから訓練にならないんじゃ……なんて思っちゃいそうですが、現代は目視による戦闘は皆無ですからね。
訓練難易度に影響しないのなら目標の状況がわかりやすいこの目立つオレンジ色のほうが良いのでしょう。
艦尾から見えるのは輸送艦LST4001「おおすみ」と補給艦AOE425「ましゅう」が見えます。
横浜は軍港ではないのでこれだけの数の艦艇が集まっているのは珍しい。
海上保安庁の消防艇も見えますね。
海上保安庁の母港でもあるので、巡視船PL66「しきね」とPL31「いず」が停泊しています。
「しきね」の「はてるま型」巡視船は機能一辺倒なだけではなく、ある程度格好良さも意識したデザインが施されている気がしますがどうなんでしょう。
ただ無煙突で舷側排気方式なのもスマートではあるのだけれど……船尾が汚くなっちゃうのがなぁ。
艦艇見学を終え、いつも自衛隊イベントに参加させていただいて思うことは、「愛される自衛隊」「開かれた自衛隊」にどれだけ気を使っているかということです。
あれだけ物腰も柔らかく丁寧な対応をしてくれる人なんて町中では絶対お目にかかれませんね。
ホント、大変ですね。
お疲れ様です……と言うことくらいしかできませんが、とりあえずは下船時などに隊員さんが敬礼してくれるので、こちらも「ありがとうございました」の一言は忘れないよう心がけていますよ。
電灯艦飾も実施されるので家族観光をしながら夜を待ちました。
19時00分00秒丁度に、それも横須賀・木更津ともに全艦一斉点灯です。
ここ横浜では各艦が3カ所に別れて停泊しているのですが、横須賀など艦艇が一カ所に並んでいる場なら結構感動できるのでないでしょうか。
観光スポットの赤レンガ倉庫ではオクトーバーフェストが開催されておりビールを飲みながらこのライトアップされた「いずも」艦容を見ることができます。
ビールうめー
KUA 'AINAのアボカドバーガーもうめー
娘が観覧車に乗りたいと言うので横浜コスモワールドに移動。
入場料がかからないので観覧車コスモクロック21に乗るためだけでも入れるのがいいところです。
112.5mから見る光景は絶景でした。
ライトアップされた赤レンガ倉庫の向こうの客船ターミナルに接岸している「いずも」、「氷川丸」そして本牧のコンテナ埠頭とフネ好きなら歓喜の声を上げてしまう素晴らしい世界がそこにありました。
「ちはや」と「くろべ」に加えレストランシップの「ロイヤルウイング」?も光っています。
外に出て窓ガラス拭きたい……
「おおすみ」と「ましゅう」もロケーションが地味ながら電灯艦飾をしていました。
観艦式の申し込みは60倍を超える応募があったそうで、当然ぼくは外れでした。
今回くらいは招待してくれてもいいのに……とも思いますが……(ってかマークの一件で担当してくれていた方にメールのひとつでも送れば招待券のひとつくらいくれたんじゃ?と今更思ったけどもう遅い)
まぁこのハズレもそんなには落ち込んだりはしていません。
NHKでのスペシャルライブ観覧も落選しましたがそれも良いです。
ここで下手に運を使ってしまえば、μ’sの6thライブチケットが落選してしまうことになりそうですからね。
昨夜のNHK MUSIC JAPANはμ’s破格の扱いでした。
最近度々NHKに取り上げられるけどやっぱり反響が大きいんだろうね。
そして膝を壊していて欠席の南條愛乃さんの分まで?と観客ほとんどの方が水色のラブライブレード!等を振っていてちょっとジンとしちゃった。
カメラワークも照明もとても良かったんだけど音声は良くなかったな。
なんか歌いづらそうであったしいまいち揃いきっていなかったかな。
って……あれ?
いつの間にか結局ラブライバー日記に……
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