あまりに腹がたったので酷評します。
ごめんなさい。
書店で「天神-TENJIN-」というコミックの1巻が新刊コーナーに並んでいたので買って読んでみました。
航空自衛隊のファイターパイロットを目指す成長ストーリーのようです。
ようです……っていうのは実は読み終えていないから。
あまりに苦痛で、途中から読み続けられませんでした。
絵だけを流し見しただけです。
原作小説も未読です。
だからストーリーに関しては語れません。
キャラクターの造形はぼくの好みからは外れるのですがこれは最近の流行りなのかもしれません。
一番の問題点はもうひとつの主役であるはずの航空機描写が壊滅的にヒドイところです。
まず飛行機の絵がヘタクソすぎる。
「手慣れていない」「稚拙」などではなく、「ヘタクソ”すぎる”」なのです。
メカが描けない作家さんも多いのはわかりますし、それでも魅力的な作品も多いのも知っています。
でも、こういったジャンルの作品でその飛行機が描けていないのは致命的だと思えます。
T4練習機とF15戦闘機の違いは?と聞かれたら垂直尾翼の数とエアインテークが丸いか四角いか程度しか答えられないのではないでしょうか。
今時はマンガの制作でもパソコンを使うことは多いでしょうから、なにも無理して描かないでも1/48のプラモで描きたい角度から写真を撮り、それをトレスすれば良いのに。
写真検索をしてトレスではパクリですが、自分で買ったプラモをトレスする分には問題など無く資料扱いと言えるでしょうから。
編集部も航空機関連に強いアシスタントさんを探してあげられなかったのかなぁ?
内容的にも、この作家さんは実際に高速で飛ぶ軍用機を見たことはほとんど無いのではないかと思える描写も少なくありません。
浜松基地のコントロールがT4練習機を戦闘機と言っています。
時速640kmで低空を飛んでいるT4なのにビルに囲まれた街なかの地上からそれを見た子どもがフラフラ飛んでいると言っているシーンもあります。
その高度と視界ではおそらく見える時間は1秒ちょいくらいしか無いだろうに。
失速なんて概念は無く宇宙空間を飛んでいるかのような機動。
前脚が折れたシーンも機体の構造が理解出来ていないのであまりにおかしな方向に座屈している。
格納庫前にいた主人公がその着陸アクシデントの機体に消防車よりも先にコックピットに駆け寄る。
等々絵のヘタクソさだけでなく考証がザルすぎる。
もっと勉強してほしい。
作家さんの技量うんぬんでなく、これでゴーを出した編集部からこの程度でいいでしょとバカにされた気分で憤慨しているのです。
amazonなどではなく書店で出会った本を買うことが好きなのですが、やはりamazonのレビューを見るまではおちおち新刊を買うこともできないなと落ち込んでいるところなんです。
逆に原作小説はどうなんだろうと興味がわきましたが…
にほんブログ村
にほんブログ村
ごめんなさい。
書店で「天神-TENJIN-」というコミックの1巻が新刊コーナーに並んでいたので買って読んでみました。
航空自衛隊のファイターパイロットを目指す成長ストーリーのようです。
ようです……っていうのは実は読み終えていないから。
あまりに苦痛で、途中から読み続けられませんでした。
絵だけを流し見しただけです。
原作小説も未読です。
だからストーリーに関しては語れません。
キャラクターの造形はぼくの好みからは外れるのですがこれは最近の流行りなのかもしれません。
一番の問題点はもうひとつの主役であるはずの航空機描写が壊滅的にヒドイところです。
まず飛行機の絵がヘタクソすぎる。
「手慣れていない」「稚拙」などではなく、「ヘタクソ”すぎる”」なのです。
メカが描けない作家さんも多いのはわかりますし、それでも魅力的な作品も多いのも知っています。
でも、こういったジャンルの作品でその飛行機が描けていないのは致命的だと思えます。
T4練習機とF15戦闘機の違いは?と聞かれたら垂直尾翼の数とエアインテークが丸いか四角いか程度しか答えられないのではないでしょうか。
今時はマンガの制作でもパソコンを使うことは多いでしょうから、なにも無理して描かないでも1/48のプラモで描きたい角度から写真を撮り、それをトレスすれば良いのに。
写真検索をしてトレスではパクリですが、自分で買ったプラモをトレスする分には問題など無く資料扱いと言えるでしょうから。
編集部も航空機関連に強いアシスタントさんを探してあげられなかったのかなぁ?
内容的にも、この作家さんは実際に高速で飛ぶ軍用機を見たことはほとんど無いのではないかと思える描写も少なくありません。
浜松基地のコントロールがT4練習機を戦闘機と言っています。
時速640kmで低空を飛んでいるT4なのにビルに囲まれた街なかの地上からそれを見た子どもがフラフラ飛んでいると言っているシーンもあります。
その高度と視界ではおそらく見える時間は1秒ちょいくらいしか無いだろうに。
失速なんて概念は無く宇宙空間を飛んでいるかのような機動。
前脚が折れたシーンも機体の構造が理解出来ていないのであまりにおかしな方向に座屈している。
格納庫前にいた主人公がその着陸アクシデントの機体に消防車よりも先にコックピットに駆け寄る。
等々絵のヘタクソさだけでなく考証がザルすぎる。
もっと勉強してほしい。
作家さんの技量うんぬんでなく、これでゴーを出した編集部からこの程度でいいでしょとバカにされた気分で憤慨しているのです。
amazonなどではなく書店で出会った本を買うことが好きなのですが、やはりamazonのレビューを見るまではおちおち新刊を買うこともできないなと落ち込んでいるところなんです。
逆に原作小説はどうなんだろうと興味がわきましたが…
にほんブログ村
にほんブログ村