チヌークの音が素敵

アニメ「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」最新話の2期第11話では相変わらずの自衛隊無双状態でした。



パトレイバーのヘルダイバーのようにロボット兵器の降下シーンはよくアニメでもよくあるのですが人員の空挺が細く描かれるというのは初めて見た気がします。

５機の川崎C1がV字に密集編隊を組みそこから降下というのはありえないのでしょうけれど、そこはアニメ的演出として見栄がいい構図を選んだということなのでしょう。

ファントムが発射したサイドワインダーはちゃんとライトグレーだったし（エリア88のアニメでは取材したのはいいけれどその取材結果そのままに訓練用の青いミサイルで空戦をしてたんだよ）

サイドワインダーが竜騎兵をロックするかどうかはわかりませんが。

ちょこちょこツッコミたいところもあるにはあるのですがやはりその爽快感とC1のカッチョ良さの前には大して気にならないものとなりました。


ストーリーバランスを崩すほどの強さですが過去様々な物語中つねに噛ませ犬的にやられてきた自衛隊がここまで強いのがとても爽快なのです。

それもこの世界における攻撃魔法がそれほど強力なものではなく仮にこちらにその攻撃性が向けられたとしても装甲などで物理的に食い止められる程度のものでしか無いというのが自衛隊側が有利となる要素となっていますね。

それに魔法使いは賢者という立場でもあるので、帝国に与していないというのも大きな理由なのでしょう。

まぁこれもゲートが開かれているうちは補給が潤沢であるという大前提でありますが。


そして邦人救出や友好的勢力援護の為に敵地に強硬進出し武力を展開するなんてまるで「アニメでわかるあんぜんほしょうかんれんほうあん」な今回のお話でした。

これ。野党の人が見たら激怒しそうな内容だね。

EDでも日の丸が誇らしげに翻っているし、BD/DVDの売れ行きもそんなには伸びないだろうこの作品が２期も作られたなんてやっぱりその予算の出処は……なんて穿った想像すらできちゃいます。

CH47チヌークの音が実機どおりに聴こえました。


（習志野演習場で撮影）

我が家は木更津から習志野演習場に向かうチヌークのコース下にあるのですが、日常聞き慣れているそのままの音を鳴らしていました。

あれって実機から録音しているのかなぁ？


次の12話で最終話となるわけですが、原作小説ではまだ中盤です。

さすがに3期が作られるとは思えないのでどう終わるのかが楽しみです。




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