いつもの夜勤明け寄り道散歩。
今までほとんど乗ったことが無かった都電荒川線に乗ってみることにしました。
乗り降り自由な1日乗車券が400円。
3回乗り降りすればお得になるきっぷが乗車時その場で運転手さんから買えるようなのでそれを使ってみようと思います。
まずは起点の早稲田駅……のその前に。
文京区江戸川公園の滑り台ーっ!
アニメ「BanG Dream!(バンドリ)」第3話に出てきたところですね。
アニメ内では背後は夕日の空が広がっていたのですが実際は鬱蒼とした林。
この直前のシーンで外人さんに椿山荘がどーたら聞かれていましたがこの木々がまさにその椿山荘の裏手でした。
この時計台が付いた東屋は、
1stシングルCDのPVに出ていたところですね。
そこから西に5分ほど歩いて椿山荘を通り過ぎると、
「胸突坂」が現れます。
ここは第2話に出た坂。
あまりに斜度がキツく胸を突き出すような姿勢で上るからこの名前だそうです。
30%超えですよ。
東京って細かな激坂がとても多い地形なのですが暗闇坂とか芋洗坂みたいに読むだけでなんとなく名前の由来が想像できちゃう所が多いですね。
この坂を上ったところに「市ヶ谷有咲」ちゃんのお家、流星堂がある設定っぽい。
まぁ今日は都電に乗るのが目的なのでこのあたりの探索は今度にしましょう。(夜勤明けの体でてっぺんまで登れる気がしない……とも言う)
本編でも何度も渡るシーンが出る河は神田川。
こういう地形を見ているとF20(F5G)タイガーシャークが飛び抜けて行く気がする世代です。
若い世代ならエースコンバットかな?
都の西北、「早稲田」停留所に着きました。
学校はどうやらこの停留所から南方向にあるようですね。
クラスの友だちと東京メトロ東西線の早稲田駅でバイバイしていた描写もありました。
昔の都電を模した復刻カラーリングを纏った7000形のトップナンバー車が到着です。
その当時は都電だけでなく都バスもこのカラーリングだったそうですね。
都電に乗るのはこれで2度目。
神戸から東京に引っ越してきたばかりの幼いころに一度だけ父にねだって乗りに連れてきてもらいました。
なのでほとんどの記憶は無し。
おおっ! これがチンチーンとなるベルだね。
アルナ工機っていうと阪急電車を製造していたあのアルナ?
車内も小さくいい感じ。
まずは2つ先の「学習院下」停留所で下車。
踏切を挟んで対向とのホームがずれているところがすっごく好み。
昔の阪急西宮北口を思い出します。
阪急ブレーブスファンだった父に連れられよく西宮球場に行っていたのですが、幼いぼくは試合よりも神戸線と今津線が直角に交わるダイヤモンドクロスをずっと見ていたい子でした。
まぁ幼児に9イニングは長いよね……っていいながらぼくも親になった今、幼い娘を連れてマリンスタジアムに行っていましたが。
都電の写真では定番なスポット。
90度カーブ手前からこうして正面ショットが狙えます。
都電ってド平坦なところを走っているイメージがありますが、こんな急坂にも挑んでいるのですね。
池袋サンシャイン60を背にして走る写真が有名なのですがその手前に高層マンションができその姿をすっぽり隠していました。
シングルアームのパンタグラフに換装されていてそれがまたビューゲルっぽく、排障器と相まって往年の路面電車に見えますね。
ここもまた有名なJR山手線をくぐる「大塚駅前」を車内から。
目的地の「飛鳥山」停留所に着きました。
第1話で主人公の「戸山香澄」ちゃんが登校するときに使っていた停留所です。
アニメと同じに紫色の8800形が来るまでひたすら1時間近く待ちました。
(運用に入っているのは目撃したので……とはいえ途中で車庫入りしていたらどうするんだってね)
アニメ内描写では路盤に雑草が生えていますが新品の綺麗なバラストに敷き直されていました。
真ん中でピョコンと立っているものはこうして寝かされていますね。
この特徴的な架線柱のカタチからすると、
もうひとつ先の踏切から見た図ですね。
香澄ちゃんの家から都電乗り場に向かう時に渡った交差点は
併用軌道から専用軌道へと入る場所でした。
これこそが路面電車といえる併用軌道部ですが、
やはりここは運用上のネックとなる場所なようでこの独特の信号パターンゆえに停留所発車からこの交差点を抜けるまで3分以上を費やすことに。
全国各地にあった路面電車が消えていった理由が垣間見えた気がしました。
今またトラムなどLRTが見直されてきていますが大抵は道路中央中央分離帯に専用軌道を敷く方式ですものね。
バンドリ聖地巡礼第1回目はこれで終了しました。
後は都電をトコトコ楽しもうかな。
アニメ「BanG Dream!(バンドリ)」はぼくにとって「ラブライブ!」並にハマれるコンテンツとなる予感がします。
まだ3話までしか放送されてないのですがその第3話がとても良かった。
一般に第3話が視聴者に切られるか(視聴を続けるか)どうかの分かれ目と言われています。
それなのにあの「キラキラ星」の独唱はすごかった。
とても痛々しく見ていられなくなったあの数分間。
”あまりに長過ぎる””これでは見ているとこちらまで苦しくなり途中でチャンネルを変えられる(再生停止を押されてしまう)”そんな意見が出たのではないかと想像できてしまいます。
1分くらいに収めたほうが良いとの判断になったとしても仕方のないこと。
それなのにあえてとても長い尺をとったあのシーン。
見ていて辛い。
息苦しくなる。
でもその長い時間があったからこそ、ステージに立てなかった「牛込りみ」ちゃんが2人の力になりたいとベースを持ち照明が当たる場所へと出てこれた。
そう考えると”よくあんなに長い時間を頑張った”と香澄ちゃん有咲ちゃん、そしてその決断をしたスタッフさんに拍手をしたいんです。
…………とここまで書いて急に眠くなってきたので続きます。
飛鳥山のあのヘンな乗り物にも初乗車です。
にほんブログ村
にほんブログ村