幕張でポタリング日記

自転車趣味や好きなアニメやら思いついたことをチラホラかきちらしています

チヌチヌいっぱい 木更津航空祭に行ってきました

2017-02-26 16:41:38 | 日記
昨日千葉県の陸上自衛隊木更津駐屯地で開催された木更津航空祭2017に行ってきました。

開門は朝8時30分。

そう言えば習志野での降下初め訓練展示も8時半開門でした。

これって全国で決まっているのかな?

早朝家を出てJRで南下。

木更津駅から直通バスが運行されているのですが長蛇の列。

何台でピストン輸送しているのかわからないし別に無料バスでもないので歩くことに。

20分ちょっとで着きました。

バス発着場から入場列最後尾まではかなりありそうなのなので、駅から歩いたほうが早かったみたい。



エプロンに場所を取り、ほどなくしてUH60JAが着陸。



車輪付きとはいえ思ったより素早く地上を走るものなんだね。



来賓のお偉いさん?を降ろして



すぐさま離陸。



滑走路反対側にいたチヌークたちもエンジンを回し離陸。



とにかくチヌークチヌークあっちを見てもこっちを見てもチヌークだらけ。

でもここからが長かった。

式典があるのでとにかく来賓の話や訓示がね。

まぁ大抵そうですが……

ここは羽田空港への着陸コース直下にあるのでひっきりなし飛んでいる民航機がせめてもの救い。



このクラシカルなB737はなんだろ?

見慣れないカラーリングで航空会社っぽくは無い。


長い式典も終わり



演奏隊や太鼓連の披露も終了し、



先程離陸した後、遠くの空でホールド旋回していたチヌークたちがやっと戻ってきました。



関東ではあまり見ることがないスキッド(ソリ)付のチヌークも参加。



全機の航過が終わると今度は個別の飛行展示。



まずはEC255LP。



要人輸送が主任務の政府専用機とも言えるこのEC255LPですがなかなかの高機動を見せてくれました。

政府高官や皇族の方々を乗せていても万が一の攻撃時には回避運動を取ったりすばやく地形の影に隠れなくてはならないのでこういった飛行訓練も必要なのでしょうね。



スカウトヘリのOH6D。

このOH6のタマゴヒコーキってわりとこのままなんだよ。

川崎OH1(通称ニンジャ)の参加が今回は無しなのが悲しい。



陸自だって固定翼機を持っています!の偵察・連絡機LR2ハヤブサ。



お次はAH1J攻撃ヘリ。



とにかくクルクルとよく回ります。



2機による連携もばっちり。



うっすーい!



やはり回りのシャッター音もひときわ多くなる。



そしてCH47JAチヌークが



くるっとお尻を向けるとカエルゲロゲロ。

すごーい! きみは……(ry



カワサキKLX250に乗る偵察員がカエルの口から勢い良く飛び出してきた。



今度はラペリングするする。



こうして続々と集結してくる陸兵たち。



UH60JAがいきなり飛び出してきたかと思うと、



機上からドアガンのM2ブローニングで掃射して陸上の隊員たちを空から支援します。

これは戦車の車上機銃にもなっていて、なんと原型は1933年開発なのですが未だ世界中で使われているベストセラー機。

バリバリ空砲を撃ってマズルフラッシュも光っているのですが写真では写らず……



とにかくすべての行動がいきなりです。

ヘリってあれだけうるさいのでどこにいてもバレそうな印象ですが、案外建物の影にはいってしまうと聞こえにくくなります。

もちろんこんな騒がしいロケーションでということなのでしょうが、実際の戦場では特にそうなのでしょう。



次に侵入してきたチヌークは



高機動車を降ろして、



すぐに離脱。


軽装甲機動車(LAV)も、



素早く降ろして、



即離脱。

目の前に滞空している時間がとにかく短いですね。



と、いきなり爆発。



敵からの砲撃だったようで1名の負傷者が。



すぐさまUH60JAがやってきて



メディックを降ろします。

その間機上からはMINIMIで地上掃射。

きっちり狙って当てるのが目的ではなく、とにかく敵が隠れて頭を出せないようにすれば良いのです。

そうすれば陸上の友軍も守れるし、なにより自機の安全にも繋がります。



このシーンでは1人を助けるために合計7人が救助支援にあたっています。

よく1人の敵を殺してもそれは1名分の戦力しか奪えないが負傷させれば相当数の戦力低下は免れないというのはこういうことですね。



負傷者を収容し、



地上の2人もすぐさま合流に向かい、訓練展示が終了しました。



始まる前はゴミひとつ無かった足元もローターによるダウンウォッシュで飛ばされてきた枯れ草でこのとおり。

ヘリのローター回転を出したかったので今回もシャッター速度を1/160以下縛り。

快晴だったのでどれも露光過多となる結果に……

難しい。


後は陸上展示を見てみましょう。



米軍のUH60は



説明パネルが鳥居……



海上自衛隊も対潜哨戒機SH60Kで参加。



いきなりの周辺地域のゆるキャラたち。



AH64Dアパッチ・ロングボウ。



地上展示だけでフライトが無かったことが今回一番の残念。



一定の層にはディズニーのパレードよりも魅力的な牽引。



さきほど想像した以上の高機動を見せてくれたEC255LPです。



エレクトリカルパレードとかでもパレード終了後規制解除の最後尾をぞろぞろと付いて行く人いるよね。



千葉県警のアグスタや



千葉市消防局のドーファンも参加。

そうそう、テールフィンに描かれた緑色の千葉市章をよーく見てみ?

初音ミクに見えてくるでしょ。

ヘリとは関係ないですが。




グッズ屋ストリート。



買おうか悩んだワッペン。

なんだこれ?なのですが……



こんなのとか(以前制作したプラモですが)



こんなのや



こんなAH1Jコブラが過去の木更津航空祭にはいたのです。

やりすぎで上から怒られたとの噂もあるのですが、もう行われないようですね。



もう色あせたのぼりにはゆかりん役の中上育実さんほかアンチョビの吉岡麻耶さん、あけびちゃん役の中村桜さんのサインがあった。



昼食には木更津なのに佐世保バーガー。



ハンガー扉のレールも素敵。



前に突き出したアンテナも素敵。



地対空ミサイルの



システムは東芝。

意外と知られていないのですが東芝って我が国の防衛産業の一角を担っているんです。

だからあんなに会社がとんでもないことになっても潰れないのかな?

間違っても中国資本に乗っ取られたら大変なことになるだろうね。



魅惑のローアングラー





午後になり体験飛行も始まりました。

先頭と最後尾がCH47JAで2機目3機目がCH47J。

大きな違いはお鼻と左右張り出しの大きさ。

体験飛行は抽選で当たればここからアクアライン海ほたる周回と約10分ほどのフライトに連れて行ってくれます。



抽選ではなく先着の1200名までなら地上滑走体験ができます。

地上滑走と言ってもこうしてフワリと浮いて滑走路や誘導路上を飛行してくれるもので、これと体験飛行合わせて12機ものチヌークがフル稼働の大サービス。

本当はこれに並んで参加したかったのですがチヌーク機内の爆音はその後半日は影響をひきずるほどにスゴイらしい。

この後ラブライブ!サンシャイン!! / Aqoursの1stライブがあるのでやっぱりちゃんとした耳で聴きたいのでそれは避けました。


さ、昼も過ぎて良い時間だ。

移動しなきゃ。

アクアーっ!

サーンシャイーン!!


さすがに基地祭とライブの連チャンは無謀すぎたか帰宅後即ダウン……




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ゼロからイチへ

2017-02-26 06:55:07 | 日記
μ’sのファイナルライブが終わりを迎えた時ちょうど会場の東京ドームを含めた関東一円では雨が降り出しました。

昨夜のAqours 1stライブではところどころ薄雲があるものの方角によっては星空が見えていました。

μ’sの雨が涙雨とするならばAqoursの空は祝福の星空といったところでしょうか。



ラブライブ!サンシャイン!! / Aqoursの1stライブ「Step ZERO to ONE」1日目が開催されました。

既にμ’sよりもAqours!となっているファンもいるでしょう。

サンシャイン!!からラブライバー(サンシャイナー?)となった人もいるでしょう。

それでもやはりラブライブ!からのファンであるラブライバーが多くを占めているのですからどうしてもμ’sと比較されるのは避けられないこと。

そしてそのμ’sは多くのラブライバーにとって神格化されてしまっているので、それは生半可では追い越すどころか横に並ぶことすら難しいでしょう。


でも、μ’sだってなにも1stライブから完成されていたわけではありません。

あたりまえですが。

それどころかまだ素人同然で方向性すら定まっていない中降って湧いたライブという大舞台にあたふたしている感じも垣間見えてしまいます。

少なくともμ’sの9人は最初はまさかライブをすることになるとは誰も思っていなかったようなのですから。

それでも熱量はものすごいものがありました。

「結果がすべて」という言葉になぞらえるなら、いくら意気込みがありいくらがんばっていようともそこそこの出来でしかなければこのコンテンツに金を出す価値は無いという考えもあるでしょう。

ってか本当はそれが正しいですよね。

でも、少なくともぼくはこのラブライブ!コンテンツにおいては少し違う思いがあり、ラブライブ!のテーマである「みんなで叶える物語」の参加賃だと思っているのです。

だから今現在のラブライバー、サンシャイナーたちの熱量を受け止めそれに見合ったカタチのものを見せて欲しい。

そうしてくれれば次を期待できるし、こちらも応援していける。

応援したいんです。

最初から完成されている必要はないんです。

そう考えるならば昨夜のAqoursは本当にがんばってきたんだなというのがひしひしと感じられました。


Aqoursは恵まれています。

μ’sの1stでのユニット別衣装はひどいものでした。

あきらかにどこかで安く調達してきたものを改造して組み合わせている感じでした。

でもAqoursはこの1stから各楽曲の衣装が豊富に用意されていましたし、ユニット別衣装すらμ’sファイナル同様のクオリティに見えました。

ハコもデビューがいきなり横浜アリーナだなんてどれだけ金がかけられた大型アイドルなんだよってくらいです。

でもそれだけに失敗できないプレッシャーが常にのしかかっていたでしょう。

μ’sと比較され続けることは当人たちが一番よく感じているのでしょう。

そして悲しいことに未だ「μ’sが終わりを迎えたのはAqoursのせいだ!」と暴れている層があり、それらがどうしても目や耳に入ってしまうこともあるかもしれない。

でも、それを跳ね除けスタートを切った姿を見事に見せてくれました。


ラブライブ!サンシャイン!!のテーマのひとつである「0から1へ」

彼女たちは「これで1となった」とは昨夜の時点ではまだ言っていません。

「1にするために一歩を踏み出した」と言っていました。

Aqoursの楽曲のひとつである「届かない星だとしても」

届かない星だって 手を伸ばす勢い持って

届かないって決めないで

手を伸ばせ! それから悩め!


この「とどかない星」というものがμ’sを表しているんだとぼくは解釈しています。

ならばまだμ’sに届いていないのだけれども、もしかするとこうして手を伸ばし続ければいつかは届くかもしれない。

届きさえすればその勢いで並び、そして追い越すことができるかもしれない。

がむしゃらに手を伸ばすそれ自体が尊い。

そう思わせてもらえた1stライブでした。



ぼくのようにμ’sが絶対的な存在となっているわけでは無い人からすればまったく違う意見になるのでしょうね。

ネガテイブな面もあるにはあったのでそれは後日記します。

今日のところはおめでとう!

2日目の今日はぼくは見届けることはできないけれどきっと昨日よりさらに盛り上がるでしょう。

もうね、Aqoursやっぱり若いよ。

なにあの最後の最後で走り出すスタミナ。




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