幕張でポタリング日記

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なんとなく思ったこと

2017-02-18 07:48:36 | 日記
多分松岡修造さんが錦織圭くんの試合での解説でよく言っており、それが広まったような気がするんだけど、「ギアを上げていく」という言葉。

修造さんが言っていた時には別段気にならなかったんだけど誰も彼もが(無意識に)真似をし、羽生結弦くんのニュースで聞いた今それがとても気になっちゃう。

ギアってそういうものではないでしょ。

ギアはその適したタイミングがあり、最適な選択を間違えてギアを上げれば減速してしまうし、むしろ低いギアのほうがトルクがあり力強さはあるよね。

だから別にやたらと上げればいいと言うものでもなく、その場次第で下げることも必要なものだと思うのだけれども。

それともうひとつ。

最近の政治家がやたら「スピード感を持って」って言っている気がする。

あげくトランプ米大統領コメントの和訳テロップでも「スピード感を持って」と出していた。

この言葉、小池百合子都知事が言っていたのが最初なのかな?

これもヘンだなと感じちゃう。

たとえ思いっきり低速でも視点が低ければ体感スピードは速くなるし、身につけている装備でも変わっちゃう。

鉄道模型やプラレール、またはラジコンカーなんかではスケールスピードってものもあるし、ミニ四駆のレースなんかではあれ、スケールスピードで言うと1200km/h(大体音速)くらい出て見えるよね。

実際のスピードではなくいくらでもまやかしや錯覚、つまり政治でいえば言葉巧みに取り繕ったり見てくれだけを重視したり、それが「スピード感」ってことになるんじゃないの?

大したことではないんだけど一回気になっちゃうともうダメなんだよねぇ。

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