先日ウチのコになったAZONピュアニーモシリーズの西木野真姫ちゃん。
でもこうして先輩の穂乃果ちゃんと並べてみるとそこはかとない違和感が……
しばらーくその原因に気づかなかったのですがやっとわかりました。
穂乃果ちゃんの頬にはほんのり薄くピンク色となっているのですが真姫ちゃんは肌色のまま。
最初は不良品か?とも思ったのですが、AZONのネットカタログを見てもこれで正しいらしい。
真姫ちゃんはクールでちょっとツンデレ要素があるコ(というより素直に自分を出すのが苦手)なので頬を赤らめたりしていないのだと思うのですが、やはりこういったことは世界観での共通記号なので極力統一させてほうが良いと思うんだよね。
キャラ性の反映は色の種類や濃淡で差別化すればよいことであって極端に言えばゴルゴ13とちびまるこちゃんは同じ世界線には存在し得ないということ。
だから真姫ちゃんの頬にも少しだけ色を乗せてみよう。
とは言ってもいきなり塗料をエアブラシで吹付け……というのはリスクが高すぎる。
そこで用意したのがコレ
タミヤのウェザリングマスター(Hセット)です。
ウェザリングとは模型などでの汚し塗装のことで、パッケージにも手軽でリアルな汚し表現!と書かれていますね。
だからラインナップされている色もこのようにオイル染みや煤だったり砂埃や泥などを再現する色がほとんどです。
でもこのフィギュア用のHセットはあきらかに汚しではなくもっと鮮やかな色調です。
なのにほかのセットと同様に汚し表現と書かれているのは謎ですが。
開けるともうお化粧そのものの見た目ですね。
ペールオレンジで色を乗せてその上からピーチで整えて見ようと思います。
少しづつ、ちょっと物足りないなというくらいで止めておくのが肝心なのは戦車のウェザリングと同様。
満足するまでやっちゃうと必ずそれはやりすぎとなってしまうのであくまで2歩ほど手前で終わらせる。
もし失敗しちゃっても水で濡らした綿棒で優しく拭き取ってあげればある程度は落とせます。
逆に言えば完全に定着はしておらずフラットベースでコートしたほうが良いのでしょうが、髪や瞳などをマスキングしなければならないし、成分的に影響も大きそうなのでそれはやめときましょう。
まぁ真姫ちゃんペロペロ……なんてヤバいなことをしなければ大丈夫でしょう。
うん
なかなかうまくいったのではないでしょうか。
血色も良くなったし表情も豊かになったように見えます。
冷めたように見えて実はなかなか情熱家で時折感情むき出しなところも見せてくれたり、ちょっと残念な面もあったりサンタさんを信じていたりするところがとてもカワイク魅力的なコなのですから。