宮城県栗原市の北西側の栗駒山山麓にある世界谷地原生花園では、ニッコウキスゲ(日光黄菅、正確な名称はゼンテイカ)の花などの高山植物があちこちで咲いています。
宮城県と秋田県と岩手県の3県にまたがる栗駒山(標高1627メートル)の南側山麓の標高670メートルから710メートル付近の山麓の窪地には、世界谷地原生花園と呼ばれる広大な湿地帯が広がっています。
栗原市の市街地から、尾根沿いのくねくね道の山道をひたすら上って、世界谷地原生花園の駐車場にやっとたどり着きます。その駐車場から100メートルほど登った場所から見える栗駒山の南面の山頂山麓です。

栗駒山の南面山麓には残雪が目立ちます。積雪が多い所は、冬期にはスキー場になる場所などです。
森の中の木陰の小道を10数分進むと、少し下りになり、小道の脇に小さな渓流が登場します。雨が降ると渓流になるところには、ミズバショウ(水芭蕉)の群生があちこちに生えています。葉の色がかなり濃い緑色になっています。
さらに進むと、森を抜けて、視界が一気に広がる湿原に入ります。

湿原を保護するために、木道が設けられています。
その木道の周囲では、ニッコウキスゲの群生が花を咲かせています。


ニッコウキスゲ以外は、ワタスゲとサワランがそれぞれ花を咲かせています。所々にある濃いピンク色のサワランの花が目立ちます。
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世界谷地原生花園という大湿地帯は、まだ行きにくいためか、群馬県の尾瀬湿原や岩手県の八幡平ほどには知られていない、秘境風の湿原です。 “世界谷地”(せかいやち)という強烈な名前は、湿原が約60万平方メートルと広大なことを直感的に表現した命名のようです。
宮城県と秋田県と岩手県の3県にまたがる栗駒山(標高1627メートル)の南側山麓の標高670メートルから710メートル付近の山麓の窪地には、世界谷地原生花園と呼ばれる広大な湿地帯が広がっています。
栗原市の市街地から、尾根沿いのくねくね道の山道をひたすら上って、世界谷地原生花園の駐車場にやっとたどり着きます。その駐車場から100メートルほど登った場所から見える栗駒山の南面の山頂山麓です。

栗駒山の南面山麓には残雪が目立ちます。積雪が多い所は、冬期にはスキー場になる場所などです。
森の中の木陰の小道を10数分進むと、少し下りになり、小道の脇に小さな渓流が登場します。雨が降ると渓流になるところには、ミズバショウ(水芭蕉)の群生があちこちに生えています。葉の色がかなり濃い緑色になっています。
さらに進むと、森を抜けて、視界が一気に広がる湿原に入ります。

湿原を保護するために、木道が設けられています。
その木道の周囲では、ニッコウキスゲの群生が花を咲かせています。


ニッコウキスゲ以外は、ワタスゲとサワランがそれぞれ花を咲かせています。所々にある濃いピンク色のサワランの花が目立ちます。


世界谷地原生花園という大湿地帯は、まだ行きにくいためか、群馬県の尾瀬湿原や岩手県の八幡平ほどには知られていない、秘境風の湿原です。 “世界谷地”(せかいやち)という強烈な名前は、湿原が約60万平方メートルと広大なことを直感的に表現した命名のようです。