ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県所沢市並木にある所沢航空記念公園では、ロウバイの蕾が膨らんでいます

2018年12月16日 | 季節の移ろい
 埼玉県所沢市並木にある県営公園の所沢航空記念公園の中にあるロウバイ園では、ロウバイの蕾が開花に向けて膨らんでいます。

 この所沢航空記念公園は「日本の航空発祥の地」を記念して設けられ、そのほぼ中央部分に航空発祥記念館があります。

 東西に長い所沢航空記念公園のほぼ中央に、所沢航空記念公園放送塔が建っています。この塔の高さはかなり高いものです。



 この所沢航空記念公園放送塔に向かう南北方向の道には、花壇が設けられ、春から秋まで園芸種の花が咲いています。

 航空発祥記念館からいくらか南に進むと、日本庭園茶室の彩翔亭(さいしょうてい)があり、規模は小さいですが、美しい日本庭園を散策できます。

 この彩翔亭の東側に、ロウバイ園があります。ロウバイの木が約100本ほど植えられています。ソシンロウバイとマンゲツロウバイが混在しています。

 このロウバイの木は、花をまだ咲かせていません。まだ丸い蕾のままです。





 例外的に、数個の花が開花しているだけです。



 この蕾を付けているロウバイの枝には、黄色く色づいた葉が付いていません。

 たまたま、公園の担当者の方が、ロウバイの木の黄色く色づいた葉を落としていました。まだ、ロウバイの木は半分程度が、黄色く色づいた葉を付けてます。





 夏の間に、葉を広げて木に養分を送った葉はもう、その役割を終えています。ロウバイの黄色い花が咲くと、この葉が逆に花の鑑賞を妨げるので、葉を落としているそうです。

 落とされた、黄色く色づいた葉が落が地面を覆っています。



 所沢航空記念公園の中にあるロウバイ園で、黄色い透明感のある花がたくさん咲くと、テレビ局が地方での季節を伝える話題として撮影に来るそうです。

 この時に、黄色い花の鑑賞を妨げる枯れた葉は、“絵”にならないそうです。意外と、人しれない苦労があるものです。

 この作業をしている方によると、来週、よく晴れて、日中の気温が高い日があると、ロウバイの花が少し、開花するだろうとの予測でした。

 ロウバイ園の近くには、少し背が高いサザンカの木が花を咲かせています。サザンカの花は、午後の日射しを良く受けています。





 この所沢航空記念公園の中には、サザンカの木とツバキの木があちこちに植えられています。

 サザンカの木は今ごろが盛りの季節のように、たくさん花をたくさん咲かせています。

 前回、約4週間前に所沢航空記念公園を訪れた時は、イチョウ並木が葉を黄色く染めていました。その話は、弊ブログの2018年11月25日編をご参照してください。