埼玉県深谷市川本の白鳥飛来地に、コハクチョウを見に行きました

　埼玉県深谷市川本にある有名な白鳥飛来地に行って来ました。荒川の流れの比較的流れの緩やかなところに、コハクチョウは飛来します。

　深谷市川本の鹿島古墳群の近くから河川敷きに下り、雑木林の中の踏み分け道を15分ほど上流側に歩くと、コハクチョウたちがいる河原に出ます。

　今回は、コハクチョウは20数羽が荒川の流れの中にいました。





　コハクチョウは荒川の川底の水草などを潜って食べているようです。河川に吹き付ける風が寒いためか、コハクチョウたちはゆったりと動いています。



　たまに羽ばたきをするコハクチョウもいましたが。



　数年前から鳥インフルエンザ対策として、深谷市川本に飛来したコハクチョウやカモ類たちにエサを与えるのを止めた結果、コハクチョウたちはエサを求めて、荒川のほとりのあちこちに分散しています。その日によって、コハクチョウたちは上流から下流のどこかに、いくつかのグループに分かれて、分散して暮らしているようです。

　コハクチョウたちがいる荒川の川原の少し上流側に、荒川に流れ込む吉野川という小さな川との合流点があります。この合流点のさらに上流側は、荒川の流れがゆったりとしている淀みになっているらしく、カルガモやヒドリガモなどが200羽近く休んでいます。

　キンクロハジロやホシハジロなどもゆったりと、上流に行ったり、下流に行ったりしています。



　その中に羽根の色などが違う水鳥が一羽いました。ミコアイサのメスです（後日、ご指摘のコメントをいただき、種類が分かりました）。



　荒川の河川でゆったりと上流に行ったり、下流に行ったりしているカモ類を見ると、なんとなく安らいだ気持ちになります。