長野県上田市の西南の山麓にある別所温泉は、温泉と古刹が豊かな観光地です。塩田平という山間(やまあい)に、いい温泉がいくつも湧き、その温泉効用を求める人々の中から、信仰の地にもなったそうです。温泉は江戸時代には上田藩が管理したほどの名湯のようです。現在も有名な共同浴場が3カ所あるそうです。
別所温泉は“信州の鎌倉”と呼ばれています。観光協会もキャッチフレーズに使っています。鎌倉時代に塩田北条氏が安楽寺(あんらくじ)を建立するなどした結果、いくつかのお寺が建ち並ぶからだそうです。鎌倉時代から武家の庇護を受け続けたようです。
地元の方が安楽寺に行くように薦めるので、行ってみました。別所温泉は昔の街道のままで、自動車がすれ違うのがやっとの狭い道を上がっていきます。急な山を背景とした場所に、安楽寺は建っています。
本堂は堂々たる建屋です。
ご本尊の前に、鳳凰の図案が見事な垂れ幕がかかっていました。
国宝の八角三重塔は本堂の裏手の、見上げるような山中に建っています。かなり斜度のきつい階段を上ると、途中から杉の木立の間から、八角堂を仰ぎ見ることができました。
この八角三重塔は最近の調査によって、鎌倉時代末期の1290年代に建立されたことが明らかになり、禅宗様式の建築物としては最古とみられているとのことでした。
八角三重塔の一番下の層は庇(ひさし)なので、数に入らないので、“三重塔”なのだそうです。周囲はお墓が並んでいます。このお墓の領域には関係者しか入れません。八角塔の背後にある木々も紅葉しています。
安楽寺の本堂から参道の階段を下っていくと、入り口付近に植えられたカエデの木に小春日和の日が当たり、輝いていました。
秋めいた日差しです。別所温泉には多くの観光客が来て賑やかですが、安楽寺の境内は、静かなままで平和を感じるひとときでした。
別所温泉は“信州の鎌倉”と呼ばれています。観光協会もキャッチフレーズに使っています。鎌倉時代に塩田北条氏が安楽寺(あんらくじ)を建立するなどした結果、いくつかのお寺が建ち並ぶからだそうです。鎌倉時代から武家の庇護を受け続けたようです。
地元の方が安楽寺に行くように薦めるので、行ってみました。別所温泉は昔の街道のままで、自動車がすれ違うのがやっとの狭い道を上がっていきます。急な山を背景とした場所に、安楽寺は建っています。
本堂は堂々たる建屋です。
ご本尊の前に、鳳凰の図案が見事な垂れ幕がかかっていました。
国宝の八角三重塔は本堂の裏手の、見上げるような山中に建っています。かなり斜度のきつい階段を上ると、途中から杉の木立の間から、八角堂を仰ぎ見ることができました。
この八角三重塔は最近の調査によって、鎌倉時代末期の1290年代に建立されたことが明らかになり、禅宗様式の建築物としては最古とみられているとのことでした。
八角三重塔の一番下の層は庇(ひさし)なので、数に入らないので、“三重塔”なのだそうです。周囲はお墓が並んでいます。このお墓の領域には関係者しか入れません。八角塔の背後にある木々も紅葉しています。
安楽寺の本堂から参道の階段を下っていくと、入り口付近に植えられたカエデの木に小春日和の日が当たり、輝いていました。
秋めいた日差しです。別所温泉には多くの観光客が来て賑やかですが、安楽寺の境内は、静かなままで平和を感じるひとときでした。
それなりの価格ですが、本物の日本産松茸が食べ放題になります。