ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県滑川町の武蔵丘陵森林公園の森陰で、ミスミソウが咲き始めています

2013年02月21日 | 季節の移ろい
 埼玉県比企郡滑川町にある国営武蔵丘陵森林公園の梅林に、早咲きのウメの花を見に行った話のまだ続きです。

 梅林から雑木林のゾーンに入り、散策しました。うっそうとした雑木林の中の“山道”では、ほとんど人とすれ違わず、静けさに包まれています。すぐ近くにサイクリングロードが所々で交わるように配置されていますが、サイクリングロードと山道は上下で交差し、お互いに立ち入ることはできない配置になっています。

 小さな池の近くで、森林公園の自然に詳しい自然観察の“達人”にお目にかかり、近くの斜面で「セツブンソウ(節分草)が数輪、花を咲かせ始めている」と教えていただきました。セツブンソウの標識が立っている付近を探したのですが、葉は見つけましたが、花は見つけられませんでした。

 その先の場所に「ミスミソウの花が咲き始めている」とも伺い、その標識の部分に行くと、ミスミソウの花が数輪、咲き始めていました。





 雑木林の中で、陽当たりが弱く、ミスミソウの花は十分には開ききっていません。ミスミソウは、落葉樹林の地面などで育つ多年草です。早春にいち早く咲くために、「ユキワリソウ」という名前も持っています。

 松尾芭蕉の弟子の服部嵐雪の俳句「梅一輪一輪ほどの暖かさ」を真似していえば、「ミスミソウ数輪ほどの暖かさ」ということになります。

 この近くの水場の岩に、ルリビタキのオスが登場しました。



 「また、ルリビタキが出てきた」と、ふだんでは考えられない贅沢なことを言って通り過ぎました。

 日陰の草原部分には、ヤマガラが数羽、いました。



 2月下旬近くの「雨水」も過ぎた季節ですが、セツブンソやミスミソウなどの森陰で咲く多年草のさきがけを少しですが、見ることができました。

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3 コメント

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ミスミソウ (人形焼)
2013-02-21 07:54:12
ミスミソウは、春の山野草展などでよく見かめます
まるで、小さな妖精といった見た目のつくり物の様な花が美しい野草で、愛好家が多いようです。盆栽風の野草です。
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早春の山野草 (散歩好き)
2013-02-21 09:21:50
節分草や福寿草などの早春の山野草が咲き始めると、冬から春への季節の移り変わりを実感できます。
まんさくの花も早春の到来を告げます。
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瑠璃色のルリビタキ (あかずきん)
2013-02-23 15:51:54
幸運を表す瑠璃色の羽根のルリビタキに、一回会いたいです。
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