前橋市富士見町の山あいにある沼の窪というザゼンソウ群生地に行って来ました。
赤城山南面のスギ林の中を流れる細ヶ沢川というせせらぎ沿いの斜面の湿地に、ザゼンソウが花を咲かせています。
ここは元々、元富士見村の“村営杉林”内です。標高が約600メートルある山あいを流れるせせらぎに沿って、ザゼンソウの群生地が広がっています。湿地帯は、スギ林の森陰になっています。

せせらぎ沿いの斜面の湿地帯には、木製の立派な遊歩道が設けられています。
ザゼンソウがぽつんぽつんと、咲いています。自然界では、これが自然です。

一般に“花”と思われている濃い赤紫色のものは「包」と呼ばれるもので、本当の花は中にある薄い黄色の筒状の部分です。

湿地帯の一番上側では、かなりの厚さの霜柱に囲まれています。朝晩はまだ冷え込みが厳しそうです。

現地にいた方のお話では「2月初めは雪に覆われていた時もあった」そうです。でも、今年の冬は暖冬だったので、昨年の冬に比べて、ザゼンソウの花がだいぶ早く咲いたそうです。
湿地帯の一番下側の杉林が切れた斜面には、ロウバイの木が花を咲かせています。ここが寒いことを物語っています。



このザゼンソウの群生地は、旧富士見村の住民の方が大切に守っているそうです。木製の遊歩道なども地元が負担されているようです。
杉林近くの山道は、ソメイヨシノ(染井吉野)の並木があり、4月ごろには花見で賑わいそうです。
赤城山南面のスギ林の中を流れる細ヶ沢川というせせらぎ沿いの斜面の湿地に、ザゼンソウが花を咲かせています。
ここは元々、元富士見村の“村営杉林”内です。標高が約600メートルある山あいを流れるせせらぎに沿って、ザゼンソウの群生地が広がっています。湿地帯は、スギ林の森陰になっています。

せせらぎ沿いの斜面の湿地帯には、木製の立派な遊歩道が設けられています。
ザゼンソウがぽつんぽつんと、咲いています。自然界では、これが自然です。

一般に“花”と思われている濃い赤紫色のものは「包」と呼ばれるもので、本当の花は中にある薄い黄色の筒状の部分です。

湿地帯の一番上側では、かなりの厚さの霜柱に囲まれています。朝晩はまだ冷え込みが厳しそうです。

現地にいた方のお話では「2月初めは雪に覆われていた時もあった」そうです。でも、今年の冬は暖冬だったので、昨年の冬に比べて、ザゼンソウの花がだいぶ早く咲いたそうです。
湿地帯の一番下側の杉林が切れた斜面には、ロウバイの木が花を咲かせています。ここが寒いことを物語っています。



このザゼンソウの群生地は、旧富士見村の住民の方が大切に守っているそうです。木製の遊歩道なども地元が負担されているようです。
杉林近くの山道は、ソメイヨシノ(染井吉野)の並木があり、4月ごろには花見で賑わいそうです。
ザゼンソウの群生地に設けられた、木製の遊歩道が立派です。
地元の方々の保護活動のおかげで、ザゼンソウが守られているのですね。
高島市今津の群生地も地域の方が大切に保護されています。
霜柱の中から顔を出すザゼンソウ、朝の冷え込みが強いことが伺えます。
これでも暖冬の影響で早い開花とか。
寒さが厳しい地域なのですね。
遊歩道のおかげで近くでザゼンソウが観察できそうですね。
このお花、ザセンソウというのですね。
はじめて知りました。
ウチではロウバイは終わりましたが、まだ咲いているの
ですね。寒そうです。
コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。
サトイモ科のザゼンソウは各地で絶滅危惧種として保護されているようです。
滋賀県のお近くの群生地は、日本の南限として貴重なものと伺っています。長野県や群馬県には、それぞれ有名な群生地があり、どこも地元の方々が大切に保護してきたようです。
個人的な印象ですが、群生地の多くは元々、山村・里山として、集落の絆が強く、大切に保護してきた経緯がありそうです。山村・里山なので、2月は積雪によってアプローチが厳しいために、結果として保護されてきた場所もある感じです。
そのおかげで、拝見させていただいていることを感謝しています。
コメントを二つ続けて、お寄せいただき、ありがとうございます。
この座禅草はサトイモ科で、ミズバショウの仲間です。
赤紫色をした苞(ほう)の部分が僧侶が座禅をしている姿に見えることから、こうした名前になったようです。
本当の花は、包の中にある、明るい棒状の”仏炎苞”の小さな突起部分です。これを「肉穂花序」と呼び、花軸が多肉化して花が表面に密生したものだそうです。
横に芽生えている緑色の部分が葉で、これから育ち、栄養をつくります。
山間部で雪解けが始まると、いち早く咲いて、昆虫を独り占めする作戦だそうです。
山奥では5月ごろに咲きます。大町市の山あいでは、ミズバショウとザゼンソウが同時に咲く群生地があります。
厳しい山あいの環境に耐えて、座禅草が保存されているのですか・・
近場にある座禅草群生地を訪ねてみたいです。
水芭蕉より早く咲くのですね。
密かに咲く早春の花を是非、見てみたいです。
蝋梅も、関東の市街地では、だいぶ前に花が終わっています。
この前橋市富士見町の山あいにある沼の窪は、まだ冬のようです。